人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< 帰省します(CLACLA日記) 京都市交響楽団スプリング・コンサート >>

井上ひさしが亡くなった(深夜のCLACLA)

 井上ひさしが亡くなった。75歳。
 深く、深く、深く、深く、深く、深く黙祷。

>盗みましょうよ 盗みましょうよ!
 権威 常識 金銀 ダイヤ
 みんなで仲よく 盗みましょうよ
 ブンにならって 盗みましょう!

 いやなやつから いやなところを
 わるいやつから わるいところを
 気高い方から その気高さを
 上品な方から そのお上品さを
 お金持から その金を
 地主の旦那から その土地を
 企業主から その工場を
 軍隊からは その武器を
 貧しい人から その貧しさを
 悲しむ人から その悲しみを
 重病人から その病いを
 ホラ吹きからは そのホラを
 でべその人から そのへそを
 学者先生の その学問を
 すべての権威から その権威を
  そしたらみんな
  ただの人間になるはずだ
  ただの すばらしい人間に
  さァ!
 みんなで仲よく 盗みましょうよ
 ブンにならって 盗みましょう!<
(井上ひさし『ブンとフン』<新潮文庫>より)


 昨夜は、仕事関係の作業を進めたのち、2時45分に消灯する。

 10時45分に起きる。

 坪内祐三の『古くさいぞ私は』<晶文社>を読了する。
 ああ、面白かった!

 京都市図書館のインターネットサービスで、吉田秀和の『くりかえし聴く、くりかえし読む』<朝日新聞社>と坪内祐三の『文庫本を狙え!』<晶文社>を予約する。
 帰省から戻って来たあとにすぐに借りようという算段なのだ。

 『花田清輝評論集』<岩波文庫>の拾い読みをする。


 12時38分に外出し、まず京都府知事選の投票をすませる。

 それから歩いて四条烏丸まで行き、地下鉄で北山へ。
 で、京都コンサートホールで京都市交響楽団のスプリング・コンサートを聴く。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。

 開演前休憩中、本保弘人さんと話をしたほか、開演前に演劇関係の知人と遭遇し、少し話をする。
 また、コンサート終了後、ホールの出入り口であいさつをしていた京都市交響楽団のホルン奏者澤嶋秀昌さんに声をかける。
 澤嶋さんがケルンの市立歌劇場のオーケストラで研修していたことを前回の定期演奏会のパンフレットで知ったため。
 澤嶋さん(も)、お疲れ様でした!

 その後、本保さんと下鴨神社を散策する。
 途中、レオニダス京都下鴨店でチョコレート(ノアゼットマスクのホワイト)を購入し食す。
 なかなかのお値段だったが、こってりとした味わいで、実に美味しうございました。
 ごちそうさま!

 本保さんと別れ、別の用件をいくつか片づけたのち、20時59分に帰宅した。


 どんよりとしたお天気の一日。
 夕方以降、小雨も降り始めた。

 以上、4月11日の日記。


 さあ、日付け変わって、今日から帰省である。

 今日がいい日でありますように!
by figarok492na | 2010-04-12 00:24 | CLACLA日記
<< 帰省します(CLACLA日記) 京都市交響楽団スプリング・コンサート >>