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ひとっことに集中して(CLACLA日記)

 先日昔なじみにも指摘されたが、同時進行で物事を進めるということが僕は苦手だ。
 もしも、あれとこれとを並行してぱぱっと片づけてしまえ、などと無理から命じられようものなら、気ばかり急いてかえって能率が落ちてしまうことまず間違いなしである。
 だから、いくつか課題があるときは、あれもこれもとつまみ喰いはせず、ひとっことに集中して一つ一つ処理していくやり方をだいたいとるようにしている。
 で、今日もそうした自分らしいやり方で物事を進めていった。

 まず、昨夜高田ひとし君から依頼のあった『とまる。』最新号のレビューの下書きとノート書き、PCへの打ち込みを2時間程度ですませてしまう。
 もちろん、〆切までに細かい直しをやっていくつもりだが、今日打ち込んだものから大きな変更はないと思う。
(実は、昨夜一度PCの打ち込みまですませたのだけれど、あまりにも内容がすかすかしていて気に入らず、改めて書き直したのだ)

 その後、昔なじみと進めている企画のための企画書(案)を書き足してから外出し、烏丸通のフェデックスキンコーズ・四条烏丸店で書類のプリントアウトをし、ハン六からすま本店で書類のコピーをすませる。
 これは、明日予定されている企画関係の顔合わせのための作業だ。

 それから夕飯用の買い物をすませ、17時35分に帰宅した。


 外出前、奥泉光の『神器』上<新潮社>と矢野誠一の『文人たちの寄席』<白水社>を読み進める。
 特に、『神器』が面白く、どんどん読み進めてしまっている。


 昔なじみからもらったCDのうち、セルジュ・チェリビダッケ指揮シュトゥットガルト放送交響楽団が演奏したドビュッシーの夜想曲と海<ドイツ・グラモフォン>、チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルが演奏した同じくドビュッシーの海とイベリア<EMI>、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮オルケストル・レヴォルショネル・エ・ロマンティーク他が演奏したベルリオーズの交響曲『イタリアのハロルド』&トリスティア<PHILIPS>、レナード・スラットキン指揮セントルイス交響楽団が演奏したルロイ・アンダーソンの作品集<RCA>、パーヴォ・ベルグルンド指揮ボーンマス交響楽団が演奏したシベリウスの交響曲第1番&第4番<EMI>を断続的に聴く。

 チェリビダッケが指揮した2枚のドビュッシーは、まさしく「ビフォー・アフター」の趣き。
 聴きやすさ、耳なじみのよさという点ではシュトゥットガルト放送響との旧盤を挙げるべきだろうが、密度の濃さという意味ではミュンヘン・フィルのほうが断然面白い。

 ベルグルンドの指揮したシベリウスは、よい意味でオーソドックスな演奏だ。
 ただ、オーケストラの技量が若干弱いことと、音質があまりにも悪いことが難だろう。

 なお、ベルリオーズとルロイ・アンダーソンは、もともと僕が持っていたものを昔なじみにあげて、それが再び戻ってきたものだから、省略する。


 夕飯後、企画関係の作業を進め、『神器』上と『文人たちの寄席』を読み進める。

 ベルグルンド指揮ボーンマス交響楽団が演奏したシベリウスの交響曲第2番&第5番<EMI>を聴く。
 やはり、音質の悪さが気になる。
 同時期に録音されたというのに、ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団が演奏したRCAのシベリウスとどうしてこうも音質が違うのだろうか。


 イギリスの映画監督、ピーター・イエーツが亡くなった(81歳)。
 深く黙祷。


 内閣改造がどうこう、仙谷がどうこうとマスコミがかまびすしいが、正直それがどうした、それでどうなるの心境だ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
by figarok492na | 2011-01-11 22:15 | CLACLA日記
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