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桜吹雪を実感した(CLACLA日記)

 今日は、夕方の買い物のほか、13時過ぎに外出し下京図書館へ。

 で、濱田研吾の『三國一朗の世界』<清流出版>、山崎浩太郎の『名指揮者列伝』<アルファベータ>、多和田葉子の『尼僧とキューピッドの弓』<講談社>を返却し、筒井康隆の『漂流』<朝日新聞出版>、予約しておいた菊池夏樹の『菊池寛と大映』<白水社>、矢野誠一の『戸板康二の歳月』<文藝春秋>、井上ひさしの『わが友フロイス』<ネスコ>を新たに借りる。

 帰りがけ、桜の花がけっこう咲いていたので菅大臣神社に寄る。
 ちょうどそのとき強い風が吹いて、桜の花びらがふるふるとこちらの身体を包み込むようにして散って行った。
 桜吹雪という言葉を実感した一瞬だった。


 帰宅後、早速『漂流』を読み始める。
 「本から本へ」と副題にあるように、本を通した筒井康隆の自叙伝で、朝日新聞に連載された文章をまとめたものだ。
 連載時、毎回欠かさず読んでいたが、改めて読んでおこうと思ったのである。
 面白し。


 外出前外出後、仕事関係や企画関係の作業を進める。


 デヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第8番<Arte Nova>とオネゲルの交響曲第2番他<DECCA>、クラリネットのチャールズ・ナイディックと東京クヮルテットが演奏したブラームス&ウェーバーのクラリネット5重奏曲<RCA>を断続的に聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業と『能登愚将記』の手直しを進め、『漂流』を読み進める。


 オルフェウス室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンのバレエ音楽『プロメテウスの創造物』全曲<ドイツ・グラモフォン>を聴く。
 『プロメテウスの創造物』の全曲は、デジタル時代になってチャールズ・マッケラス指揮スコットランド室内管弦楽団<hyperion>、ニコラウス・アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団<TELDEC>、フランス・ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラによって録音されることになるが、このオルフェウス室内管弦楽団のCDはそのはしりと言える。
 単にインティメートな雰囲気ばかりでなく、劇的な力感も兼ね備えた演奏ではないか。
(LP時代では、エドゥアルト・ヴァン・ベイヌム指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団によるモノラル録音、ルイス・レーン指揮クリ―ヴランド管弦楽団によるステレオ録音を知っている程度。デジタル録音では、ミヒャエル・ハラス指揮メルボルン交響楽団の演奏がNAXOSレーベルからリリースされているほか、SONY/BMGレーベルのベートーヴェンのボックス物の中に、カール・アントン・リッケンバッハー指揮リトアニア室内フィルの演奏が収められていたはずだ)

 なお、この作品の終曲のテーマが、再び交響曲第3番「英雄」の終楽章に転用されている。


 今日も、アーノッツのスティッコフィンガーズ・ストロベリースムージーを食す。
 卸売ひろばタカギで買い込んでおいたもの。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 統一地方選の投票日を明日に控え、選挙カーが最後のお願いを絶叫していた。
 正直、虚しさを感じないと言えば嘘になるが、諦めることもまた手を貸すことなのだ。
 自分なりの判断をしっかり行いたい。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
by figarok492na | 2011-04-09 22:46 | CLACLA日記
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