青空、陽光は見えていたが、どんよりとした感じも強し。
雨も降る。
気温もぐっと下がり、寒さが厳しい一日となった。
皆さん、くれぐれも風邪や肺炎、インフルエンザにはお気をつけくださいね。
昨夜再び外出し、夕飯をすませて帰宅する。
その後、ソプラノのバーバラ・ボニーとリカルド・シャイー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したマーラーの交響曲第4番他<DECCA>を聴きながら、小川洋子の『ミーナの後進』<中央公論新社>を読み進める。
作中の「私」が、登場人物の一人である米田さんの料理について、
>隠れたところにまで神経が行き届きながら、同時に大胆でもあり、素朴さと可憐さを兼ね備え、彼女のたたずまいそのままに毅然とし<
ているから大好きだと記しているが、これは小川さんの作品、創作姿勢そのものとも大きく重なるのではないか。
午前のうちに、洗濯をすませる。
一応晴れていたから決行したのだけれど、やっぱり乾きは悪かった。
やむなし。
正午過ぎに外出し、COCON烏丸の京都シネマへ行き、エミリオ・アラゴン監督の『ペーパーバード 幸せは翼にのって』(2010年・スペイン)を観る。
詳しくは、前回の記事(映画記録)をご参照のほど。
いずれにしても、観に行って大正解の一本だった。
その後、大垣書店四条店とラクエの丸善をのぞき、15時20分過ぎに帰宅した。
帰宅後、ピアノのマルク-アンドレ・アムランが弾いたジェフスキの「不屈の民」変奏曲他<hyperion>、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトの交響曲第29番&第33番<PHILIPS>を聴きながら、映画記録の下書きと投稿や年賀状の整理を行い、『ミーナの後進』を読み進める。
18時過ぎに、夕飯用の買い物のため再び外出する。
今日は、第一パンのポケモンみんな元気でクリームクロワッサンを食す予定。
グルメシティで、税込み80円だったもの。
映画研究者の田中眞澄が亡くなった。
小津安二郎に関する一連の著書で知られるが、個人的には田中さんが編集を務めた『映画読本 成瀬巳喜男』<フィルムアート社>が印象深い。
柄に合わないアルバイトを行っていた頃、休憩時間にウィングス京都の図書情報室でこの本を何度も読んで慰められたのだ。
深く、深く、深く、深く黙祷。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。