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父の誕生日(CLACLA日記)

 晴天。
 いいお天気、いい青空となる。

 気温も上昇し、穏やかな感じの一日。


 昨夜、京都シネマまで足を運び、第二回京都シネマで都原亜実監督(京都造形芸大)の『傘』、敦賀零監督(大阪芸大→東京芸大院)の『僕達の結合と不都合』、堀江祥子監督(大阪芸大)の『どうにもとまらない』を観、上映終了後のトークも愉しむ。

 で、関係各氏と話しをしたり挨拶をしたりしたのち、別の予定をすませて帰宅する。


 帰宅後、クラリネットのフランクリン・コーエンとピアノのウラディーミル・アシュケナージさんが演奏したブラームスのクラリネット・ソナタ集他<DECCA>を聴いたりしながら、午前4時過ぎまで仕事の作業を進めたり、『高森みずきの穏やかな一日』を書き進めたりする。


 朝早めに起きて、仕事をする。


 帰宅後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』、クラリネットのリチャード・ストルツマンと東京カルテットが演奏したブラームス&ウェーバーのクラリネット5重奏曲<RCA>、ユーリ・テミルカーノフ指揮サンクト・ペテルブルク・フィルが演奏したショスタコーヴィチの交響曲第7番<RCA>、アンドレ・プレヴィン指揮ウィーン・フィルが演奏したリヒャルト・シュトラウスのアルプス交響曲<TELARC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 麿赤兒の『怪男児麿赤兒がゆく』<朝日新聞出版>を読了する。
 舞踏ともつながるのだろうか、文章のテンポのよさと、自分自身を客観視してみせたユーモラスな表現(「スタイル」は異なるものの、いずれも殿山泰司の文章を思い出すがあいまって、ついつい読み進めてしまった。
 状況劇場(伝説の寺山修司率いる天井桟敷との大乱闘も含め)や師土方巽との話、さらには主演を務めた中平康監督の『闇の中の魑魅魍魎』の話に加え、戦死した父親との不思議な繋がりを綴った新聞屋の「おやじ殿」、さらには五・一五事件の三上卓とのエピソードも印象深い。
 そして、北海道の「集金旅行」先での掛け合いは、全くもって他人事と思えず。
 いずれにしても、ああ、面白かった!

 続けて、青木冨貴子の『昭和天皇とワシントンを結んだ男』<新潮社>を読み始める。
 「ニューズウィーク」東京支局長の英国人ジャーナリスト、コンプトン・パケナムが戦後の日本の政治に裏面で深く関係した様子を、彼が遺した日記から考察していった一冊。
 非常に興味深い内容だが、豊下楢彦ら研究者の参考文献が新書のみという(いわゆる研究書が含まれない)点がちょっと気になる。


 父が誕生日を迎えたので、実家に電話をし、父や母としばらく話しをする。
 あれこれと迷惑ばかりかけて申し訳ないかぎりだ。
 そして、元気で長生きして欲しい。
 こちらも頑張らなければ。
(父、喜寿まで気にしなくてよいと)


 今日も、夕方から京都シネマまで第二回学生シネマを観に行く予定。
 それじゃあ、行ってきます!
by figarok492na | 2012-04-17 17:01 | CLACLA日記
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