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『ビルマの竪琴』を観た(CLACLA日記)

 雨降り。
 どんよりとしたお天気の一日。

 気温もあまり上昇せず、肌寒い感じが強い。
 その分、花粉症の出が少なく助かったが。


 昨夕、京都文化博物館のフィルムシアターまで内田吐夢監督の『たそがれ酒場』を観に行く。
 詳しくは、前回の記事(映画記録)をご参照のほど。


 上映前、携帯電話(の液晶部分)を破損し、上映終了後、四条大宮のドコモショップで機種変更を行う。
 そろそろ機種変更しようかと思っていたが、自業自得とはいえ、こうも突然な変更には困ってしまう。
 おまけに、諸々事情があって一括払いにすることになり、自分にとっての高額な出費に驚愕する。
 やれやれ。
(そういえば、ショップの店頭受付の男性社員の対応がどうも慇懃無礼というか、不愉快なものだったなあ。まあ、いいんだけど)


 帰宅後、バリトンのオラフ・ベーアが歌ったシューベルトの『冬の旅』<EMI>を聴いたりしながら、朝方5時過ぎまで仕事関係の作業を進める。
 『冬の旅』を聴いたのは、『たそがれ酒場』の冒頭で宮原卓也演じる青年が「菩提樹」を朗々と歌っていたのが印象的だったので。
 ちなみに、「ここに幸あり」という「菩提樹」の最後の歌詞が『たそがれ酒場』の物語と大きく重なっているように、僕には思われた。


 9時台に、実家からの荷物が届く。
 多謝。


 NHK・FMの『日曜喫茶室』や『きらクラ!』を聴きながら、仕事関係の作業を進める。
 『きらクラ!』は、落ち着いた感じのふかわりょうと陽性な遠藤真理とのコンビネーションがなかなかよいのではないか。


 城内康伸の『猛牛と呼ばれた男』<新潮社>を読了し、倉持隆夫の『マイクは死んでも離さない』<同>を読み始める。
 力道山とも深い関わりのあった町井久之の生涯を追った『猛牛と呼ばれた男』から、後述する『マイクは死んでも離さない』という流れは、一応系統立てた読書のつもりである。


 16時過ぎに外出し、京都文化博物館へ。
 3Fのフィルムシアターで、市川崑監督の『ビルマの竪琴』(1956年、日活)を観る。
 白黒版の『ビルマの竪琴』を観るのは、何年ぶりになるだろうか。
 先日読了した佐野眞一の『怪優伝』<講談社>でも触れられていたが、三國連太郎が隊長役で出演しており、役柄によく沿った端整な演技を披歴している。
 そして、『埴生の宿』の美しさ。
 正直、この作品(の内容、物語)にはどうしてもしっくりとこない感情が残ってしまうのだけれど、やはり『埴生の宿』の美しさにはほろりとくる。
 主人公の水島上等兵役の安井昌二(後年新派に入る。『生きる』の小田切みきの夫で、三谷幸喜の『今夜、宇宙の片隅で』の最終回にも出演していた)をはじめ、北林谷栄、内藤武敏(ナレーションも)、西村晃、青木富夫、三橋達也、伊藤雄之助寿章兄弟らが出演している。
(ちなみに、今回上映されたフィルムもたぶん総集編で、クレジットにある沢村国太郎や佐野浅夫の出演シーンがない)

 上映終了後、夕飯用の買い物をすませて、19時半に帰宅した。


 帰宅後、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮バーゼル室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第1番&第2番<OEHMS>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『マイクは死んでも離さない』を読み進めたりする。
 「全日本プロレス」実況、黄金期の18年、と副題にあるように、『マイクは死んでも離さない』は、全日本プロレスの実況中継を長年担当した元日本テレビアナウンサーの倉持隆夫が、自らのプロレス人生について綴った一冊だ。
 なお、僕自身、大学生の頃全日本プロレスの中継にはまった時期があるのだが、残念ながら倉持さんが引退したのち、放送時間帯が深夜に移り、若林健治アナや福澤朗アナが活躍し始めてからのことだった。


 今日は、森永のエンゼルパイミニを食す。
 実家からの荷物に入っていたもの。
 小ぶりなエンゼルパイで、なかなか美味しうございました。


 ももクロこと、ももいろクローバーZに関しては、正直ほとんど何も知らないのだけれど、青空球児好児、デュークエイセス、ワイルドワンズ、松崎しげる、在日ファンクが出演したというライヴは観たかったなあ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
by figarok492na | 2012-04-22 22:14 | CLACLA日記
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