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『なずな』を読了し、『新藤兼人伝』を読み始めた(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気の一日。
 お昼過ぎから雨も降りだす。
 ついに梅雨入りとか。
 やれやれ。

 雨にともなって、気温は下がったよう。
 ただし、湿度が高い分、じめじめとしてあまり快ならず。


 昨夜、ナイナイのオールナイトニッポンを聴いたりしながら、3時半近くまで仕事関係の作業を進める。
 ナイナイのオールナイトでは、AKB48の総選挙も話題となっていたけれど、平場にかかわらずぐっさんが登場し友川カズキの物真似を披露していたのが、やはり面白かった。
 そして、なんと来週のスペシャルウィークは、友川カズキ本人がゲスト出演すると!


 午前のうちに、毎週恒例の洗濯をすませる。
 案の定乾きは悪いが、これはまあ仕方ない。


 KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』を聴く。

 続けて、ウィーン弦楽6重奏団が演奏したドヴォルザークの弦楽6重奏曲&弦楽5重奏曲第3番<EMI>を聴き、NHK・FMの『オペラ・ファンタスカ』で、トリノで行われたベートーヴェンの歌劇『フィデリオ』公演(ジャナンドレア・ノセダ指揮)のラストだけと、ロリン・マゼール指揮バイエルン放送交響楽団他が演奏した同じくベートーヴェンのウェリントンの勝利、ニコラウス・アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏した同じくベートーヴェンのバレエ音楽『プロメテウスの創造物』全曲を聴く。
 ウェリントンの勝利は、演奏云々以前に聴いているのが本当に辛い。
 申し訳ないけれど、ベートーヴェンの作品中、愚作と呼ぶほかない。
 一方、『プロメテウスの創造物』は、アーノンクールのメリハリのきいた音楽づくりもあり、聴き応え充分だった。


 仕事関係の作業を進める。


 堀江敏幸の『なずな』<集英社>を読了する。
 偶然が重なって生後僅かの姪なずな(弟夫妻の娘)を預かることとなった地方新聞の記者が、なずなと日々の生活を重ねることで心身ともにゆっくりと、しかししっかりとした変化を遂げるとともに、周囲の人々との関係や自らが生きる地域への想いを新たにしていく…。
 と、こう書くと、何かドラマティックな内容を想像されてしまうかもしれないが、そこは堀江敏幸、淡々とかつ丹念に綴られた作品で、読み終えて、ああいい小説を読んだなあと強く感じることができた。
 こうはうまくいかないよ、という声もあるかもしれないけれど、こうはうまくいかないことをわかっているからこそ、堀江敏幸はこの『なずな』を書き上げたのではないか。
 多くの方にお薦めしたい一冊だ。

 続けて、小野民樹の『新藤兼人伝』<白水社>を読み始める。
 先日亡くなった新藤兼人監督の生涯と作品を追った一冊だ。


 夕方になって、夕飯用の買い物に出かける。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、マリア・ジョアン・ピリスのピアノ・リサイタルのライヴ録音を聴く。
 ショパンの夜想曲やマズルカのほか、チェロのパヴェル・ゴムツィアコフとのリストの悲しみのゴンドラ、ショパンのチェロ・ソナタが演奏されていた。
 これは聴きものだったなあ。
(ところで、リリースが一度アナウンスされて結局延期となった、ドイツ・グラモフォンのピリスが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第16番&第21番はいつになったら発売されるのだろう。もしかして、ほかの曲と抱き合わせの2枚組で出るのかな…)

 続けて、ドヴォルザークのCDを聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『夏美の夏は…』について考えたり、『新藤兼人伝』を読み進めたりする。


 今日は、森永の焼きプリンを食す。
 近くのフレスコのセールで、税込み68円だったもの。
 オーソドックスな焼きプリンで、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 関西電力の大飯原子力発電所(福井県)の3号機、4号機の再稼働を野田首相が来週決定するという。
 そういえば、今日の朝刊で関西電力の計画停電案についてとり上げられていたんだった。
 いろいろと考えることあり。


 老眼が進んでいるようで、目が重く、首、肩、背中のこり、はりもひどい。
 やれやれ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
by figarok492na | 2012-06-08 21:51 | CLACLA日記
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