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昨夜聴いたラジオ深夜便のことなど(CLACLA日記)

 青空は見えつつも、どんよりとした感じの強いお天気。

 気温はそれほど上昇しなかったが、湿度が高く、じめじめとしてあまり快ならず。


 昨夜、NHK・FMで『ラジオ深夜便』を聴いたりしながら、4時近くまで仕事関係の作業を進めたり、『高森みずきの穏やかな一日』について考えたりする。
 『ラジオ深夜便』では、ワッハ上方の学芸員古川綾子さんが、浪花千栄子とミヤコ蝶々について語っていたが、浪花さんでは彼女の自叙伝『水のように』をひくなど、よく調べたるなあと感心する反面、どこか喰い足りなさも残った。
 一つには、かつて同じ関西発『ラジオ深夜便』で、BKにいた棚橋昭夫さんのお話を聴いたことがあるからかもしれない。
 棚橋さんの場合は、浪花さんといっしょに仕事をしていた関係もあって、非常に生な感じがして、一層興味深く面白かったのである。
 例えば、自らの死を見越した浪花さんが、養女に対して、自分が亡くなったら思い切り頬を叩け、そうすれば頬が赤らんで死に顔が美しく見えると命じ、実際養女も心を鬼にしてそうしたという趣旨のお話は、浪花千栄子という一人の人間(女性)の人柄を象徴しているようなエピソードで、未だに忘れられない。
 よい意味でも、古川さんのお話には、「距離」を感じてしまったのだ。


 仕事関係の作業を進めたのち、お昼過ぎに外出し、下京図書館へ。
 星野博美の『のりたまと煙突』<文藝春秋>を返却し、予約しておいた阿奈井文彦の『名画座時代』<岩波書店>、葛井欣士郎の『遺言』<河出書房新社>、畠中恵の『若様組まいる』<講談社>を新たに借りる。

 その後、お米を購入して帰宅した。


 帰宅後、ダニエレ・ガッティ指揮フランス国立管弦楽団が演奏したドビュッシーの管弦楽曲集<SONY/BMG>を二度聴いたあと(ほかに、セルジュ・チェリビダッケがシュトゥットガルト放送交響楽団とミュンヘン・フィルを指揮した二種のドビュッシーの交響詩『海』も聴く)、CDレビューをアップする。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。


 夕方、夕飯用の買い物のため再び外出する。


 帰宅後、デヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したシューベルトの交響曲第3番&第4番「悲劇的」<RCA SONY/BMG>を聴きながら、『名画座時代』を読み始めたり、雑件を片づけたりする。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ビバ合唱』を聴く。
 先日亡くなった畑中良輔さんを偲ぶ特集で、畑中さんが指揮した高田三郎作曲の混成合唱組曲『水のいのち』などが放送されていた。

 続けて、ミヒ・ガイック指揮オルフェオ・バロック・オーケストラが演奏したシューベルトの交響曲第5番&序曲集<SONY/DHM>を聴き、NHK・FMの『名曲のたのしみ』で、アンドレ・プレヴィン指揮ロンドン交響楽団が演奏したラフマニノフの交響曲第3番を途中から聴く。


 仕事関係の作業を進めたり、『高森みずきの穏やかな一日』を書き進めたり、『名画座時代』を読み進めたりする。
 「消えた映画館を探して」と副題にもあるように、『名画座時代』は、日本国中に存在したいわゆる「名画座」の変遷を追った一冊である。


 今日は、ヤマザキの今川焼き風もっちさんど小倉&マーガリンを食す。
 千本三条のローソンストア100で、50円びきだったもの。
 つぶあんとマーガリンをサンドした今川焼仕立てのスポンジケーキで、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 今宵は七夕。
 なんとか空も澄んできたようだ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
by figarok492na | 2012-07-07 21:51 | CLACLA日記
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