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大塚道子が亡くなった(深夜のCLACLA)

 どんよりとした感じはありつつも、一応青空の見えるお天気。

 気温はいくぶん上昇したが、朝夕の冷え込みは厳しい。
 後述、元・立誠小学校の講堂は、本当に寒かった。
 ラーゲリほどじゃないけどね。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザなどにお気をつけくださいね。


 そして、花粉症もじわじわと始まっている。
 首筋のがさがさが激しいし、くしゃみや目の周りのかゆみも。
 やれやれ。


 劇団俳優座の代表で、俳優の大塚道子が亡くなった。82歳。
 ホームグラウンドである劇団俳優座をはじめ、商業演劇(『放浪記』が有名か)等、舞台で活躍したほか、映画、テレビドラマにも多数出演した。
 冷徹な姑役や「オールドミス」(こういう言葉をあまり使いたくないのだけれど)役を得意とした。
 また低くて美しい声質の持ち主で、洋画の吹き替えも行った。
 映画では、小林正樹監督の『上意討ち 拝領妻』、弓削太郎監督の『夜のいそぎんちゃく』、山本薩夫監督の『牡丹灯籠』(侍女の役。必見)や『金環蝕』(宇野重吉の妾役)、出目正伸監督の『忍ぶ糸』、篠田正浩監督の『悪霊島』、森川時久監督の『次郎物語』(厳しいばあさん!)。
 テレビドラマでは、田中邦衛、小沢栄太郎と俳優座がらみの面子が揃った土曜ワイド劇場『迷探偵コンビの危険旅行 幽霊結婚』で、謀略にはまって自動車事故を起こす「オールドミス」役が強く印象に残る。
 深く、深く、深く、深く黙祷。

 大塚さんが亡くなったこともあるけれど、戦中や戦後すぐを覚えている演劇人(どうしても新劇中心になるだろうが)の聞き取り調査を今のうちに改めて行っておいたほうがよいのではないかと、僕は強く思う。

 ところで、上述した『幽霊結婚』をどうして記憶しているかというと、先日O land Theaterの『イナンナ』を観ていて、主人公の女と男は誰がいいかなあと妄想する中、このドラマの結城しのぶと荻島真一のことをぱっと思い出したからだ。
 ほかに、『イナンナ』の女と男の候補としては、市毛良枝、多岐川裕美、田島令子、磯部勉も考えた。
(いずれも、20代30代の頃の彼女彼が演じる。だから、あくまでも妄想なのだ)


 昨夜、4時半近くまで仕事関係の作業を進める。


 朝早くから、街宣車(? 2種類)がかまびすしい。
 一本調子の物言いで、何が言いたいんだかさっぱりわからず腹立たしい。
 で、それが治まったと思ったら、今度は真向かいのマンションの作業がシュインシュインと始まる。
 なめとんか!!


 カール・ベーム指揮ウィーン・フィルが演奏したブラームスの交響曲第1番&ワーグナーの楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲<ドイツ・グラモフォン>を2回聴きながら、仕事関係の作業を進める。


 16時少し前に外出し、歩いて元・立誠小学校へ。
 で、講堂で京都学生演劇祭のEブロック3団体を観る。
 詳しくは、前回の記事(観劇記録)をご参照のほど。

 開演前休憩中終演後に、関係各氏と話しをしたりあいさつをしたりする。

 その後、OPAのタワーレコードとブックオフをのぞき、夕飯用の買い物をすませて、21時半過ぎに帰宅した。
(そういえば、行きがけ、烏丸から河原町への地下道を歩いていて、烏丸駅の改札口と河原町駅の改札口でそれぞれ親しくしている人と遭遇して、またぞろ自分のばったり率の高さに驚く)


 遅めの夕飯後、再びベームのCDを聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、観劇記録の下書きやアップをしたりする。


 以上、3月4日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
by figarok492na | 2013-03-05 01:13 | CLACLA日記
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