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読売日本交響楽団の創立50周年記念誌を読んだのだが…(CLACLA日記)

 晴天。
 いいお天気、いい青空が続く。

 気温は今日も上昇し、日中は暑さすら感じた一日。

 その分花粉禍も激しく、目の周りの痒みなどに苦しむ。
 やれやれ。


 昨夜、小林信彦の『出会いがしらのハッピー・デイズ』<文春文庫>を読了し、同じく小林信彦の『物情騒然。』<同>の再読を始める。

 その後、ナイナイのオールナイトニッポンを聴いたりしながら、4時近くまで仕事関係の作業を進める。


 ピリオド楽器の弦楽アンサンブル、ラルキブデッリ他が演奏したメンデルスゾーン&ガーデ(ゲーゼ)の8重奏曲とシュポアの室内楽作品集<ともにSONY>、フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮シャンゼリゼ管弦楽団他が演奏したブラームスのドイツ・レクイエム<ハルモニアムンディ・フランス>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『高森みずきの穏やかな一日』の改訂作業を行ったりする。


 豊崎(崎は本当は大ではなく、立)由美の『ガタスタ屋の矜持 場外乱闘篇』<本の雑誌社>を読了する。
 ああ、面白かった!
 そして、自分はまだまだだなあと痛感する。

 ほかに、『物情騒然。』を読み進める。


 お昼過ぎに外出し、仕事関係の予定をすませる。

 その後、下京図書館へ。
 『ガタスタ屋の矜持 場外乱闘篇』、西川美和の『その日東京駅五時二十五分発』<新潮社>、島田雅彦の『傾国子女』<文藝春秋>を返却し、『読売日本交響楽団 創立50周年記念誌』<読売日本交響楽団>、戸梶圭太の『レジスタンス、ニッポン』<双葉社>、奥泉光の『虫樹音楽集』<集英社>、入江曜子の『思想は裁けるか』<筑摩選書>、和田博文の『資生堂という文化装置』<岩波書店>を新たに借りる。


 帰宅後、『読売日本交響楽団 創立50周年記念誌』を読み始め、読了する。
 若干無味乾燥なきらいもなくはないが、簡にして要を得た50年史だとは感じたが、定期演奏会や名曲コンサート・シリーズの詳細なデータが記載されているものとばかり思っていたため、それがなかったことに正直拍子抜けでがっくり。
 加えて、ディスコグラフィーも全く完全なものではなく、これまたがっくり。
 そうそう、ジャン=ピエール・ランパル独奏によるモーツァルトのフルート協奏曲集の指揮は、若杉弘ではなく、ウィリー・シュタイナーだ。

 あわせて、読売日本交響楽団の創立50周年記念CD(読売日本交響楽団に関係の深い指揮者による演奏のライヴ録音を集めたもの)を聴く。
 ラファエル・フリューベク・デ・ブルゴスの指揮によるヒメネスのサルスエラ『ルイス・アロンソの結婚』間奏曲(1999年)、ハインツ・レークナーの指揮によるモーツァルトの歌劇『後宮からの逃走』序曲(2000年)、尾高忠明の指揮によるヨハン・シュトラウス2世のワルツ『美しく青きドナウ』(1997年)、ゲルト・アルブレヒトの指揮によるグリーグの劇音楽『ペール・ギュント』から「オーゼの死」(2003年)、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキの指揮によるベートーヴェンの交響曲第5番「運命」から第1楽章(2012年)、下野竜也の指揮によるスメタナの交響詩「モルダウ」(2008年)、小林研一郎の指揮によるブラームスのハンガリー舞曲第5番(1993年)、ゲンナディ・ロジェストヴェンスキーの指揮によるチャイコフスキーのバレエ音楽『くるみ割り人形』から「花のワルツ」(2001年)、クルト・マズアの指揮によるハイドンの交響曲第94番「驚愕」から第2楽章(1983年)、クルト・ザンデルリンクの指揮によるブラームスの交響曲第1番から第2楽章(1990年)、シルヴァン・カンブルランの指揮によるモーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」の第4楽章(2010年)が収められている。
 音質の関係からかもしれないが、もっとも古いのがマズア指揮のハイドンということで、若杉弘らによる初期の演奏が欠けているのは、ちょっと残念だなあ。
 50周年詩のほうによると、初期の演奏でも映像のほうはきちんと保存されているらしいから、なおのこと。


 夕飯後、仕事関係の予定をすませる。
 本当はトランク企画のインプロ・ライヴを観に行きたかったのだが、仕方ない。


 ピアノのルスティム・ハイルディノフが弾いたショスタコーヴィチの劇場音楽集(ピアノ編曲版)<CHANDOS>、ピアノのアナトール・ウゴルスキが弾いたムソルグスキーの組曲『展覧会の絵』&ストラヴィンスキーの『ペトルーシュカ』からの3楽章<ドイツ・グラモフォン>と「ショート・ストーリーズ」(ピアノ小品集)<同>を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、『高森みずきの穏やかな一日』の改訂作業を行ったりする。


 『レジスタンス、ニッポン』を読み始める。
 久しぶりの戸梶作品だが、豊崎さんも記していたけれど、どうしようもない人間を描かせると、戸梶さんは確かにぴか一だなあ。

 ほかに、『物情騒然。』を読み進める。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
by figarok492na | 2013-04-05 22:53 | CLACLA日記
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