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木田元が亡くなった 氷で湯をなんとかしようという魂胆だろうか(CLACLA日記)

 どんよりとした感じはありつつも、青空の見えた一日。

 気温も上昇し、暑さがとてつもなく厳しい。
 暑い暑い暑い暑い。
 皆さん、くれぐれも熱中症にはお気をつけくださいね。
(暑さ寒さも彼岸まで、と言うけれど、夕方以降はだいぶん落ち着いてきたが)


 哲学者の木田元が亡くなった。85歳。
 ハイデッガーやフッサール、メルロ=ポンティの研究で著名だが、一方で幅の広い教養人、読書家としても知られ、著書も多数。
 その半生については、自著の『闇屋になりそこねた哲学者』<晶文社/ちくま文庫>が詳しい。
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 シリア北部でイスラム過激派のイスラム国により日本人が拘束され、ネット上ではすでに処刑されたとの情報(憶測?)も流されている。
 拘束された人物の背景となるものを、いくつかネット上で目にしたが、民間軍事会社の代表という肩書きや人脈等々、なんとも曰く言い難い後味の悪さを感じる。
 それにしても、かつて自己責任論を展開した人たちは、今回の出来事に対してどのような反応を示すのだろうか。


 そうした中、氷川きよしが書類送検された。
 氷で湯をなんとかしようという魂胆だろうか。


 昨夜、RTSの音源でアダム・フィッシャー指揮ローザンヌ室内管弦楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第31番「パリ」、サン・サーンスのチェロ協奏曲第1番(ソル・ガベッタの独奏)、ハイドンの交響曲第100番「軍隊」(2010年11月9日、ジュネーヴ・ヴィクトリア・ホール)、rtveの音源でジョン・アクセルロッド指揮スイス・イタリア管弦楽団が演奏したオネゲルの夏の牧歌とシューマンの交響曲第3番「ライン」から第1、第5楽章(2013年11月7日、ルガーノ会議場)のライヴ録音を聴いたりしながら、4時40分過ぎまで『夏美の夏』や『千春日和』の見直しを行ったり、『カルタ遊び その4』をアップしたりする。


 午前午後と、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』の見直しを行ったり、大久保房男の『戦前の文士と戦後の文士』<紅書房>を読み進めたり、『カルタ遊び その5』をアップしたりする。
 『戦前の文士と戦後の文士』を読みながら、さらに書くこと、表現することについて考える。


 夜に続いて、rtveの音源でグスターヴォ・ドゥダメル指揮ベルリン・フィルが演奏したストラヴィンスキーの小管弦楽のための組曲第1番、シューベルトの交響曲第4番「悲劇的」、ストラヴィンスキーの組曲第2番、ベートーヴェンの交響曲第4番(2013年12月7日、ベルリン・フィルハーモニー)、アロンドラ・デ・ラ・パラ指揮スウェーデン放送交響楽団が演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『プルチネッラ』組曲(2013年11月28日、ストックホルム・ベルワルド・ホール)を聴く。
 シューベルトの交響曲は、第1楽章のゆったりとしたテンポ設定など、若干後づけというか、技巧的なものを感じた。


 続けて、NHK・FMの特別番組「吉田秀和が語ったモーツァルト」の1回目「-三大交響曲きき比べ-」を途中から聴く。
 長寿番組『名曲のたのしみ』の音源を利用したもので、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィルが演奏したモーツァルトの交響曲第40番やブルーノ・ワルター指揮ニューヨーク・フィルが演奏した同じ曲の第1楽章、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルが演奏した交響曲第41番「ジュピター」の第1、第3、第4楽章などが放送されていたが、それより何より、吉田秀和の声と言葉を多めに聴くことができたのが嬉しかった。


 さらに、ソプラノのナタリー・デセイがルイ・ラングレ指揮エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団の伴奏で歌ったモーツァルトのアリア集<Virgin>、サイモン・ラトル指揮バーミンガム・シティ交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第7番<EMI>、ヴァイオリンのアレクサンドル・ダ・コスタとマルツィオ・コンツィ指揮オビエド・フィルが演奏したサン・サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番&交響曲第3番「オルガン付き」他<WARNER>を聴く。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
 で、マンションを出ようとしたところで、通りがかりの女性に声をかけられる。
 駐車場に停まっている車の底に猫が入り込んで出られなくなっているのではないか、こここをお昼と今(夕方)、二度通りかかったけれど、ずっと鳴いている、とのことで、猫が出て来る気配はなく、家主さんの部屋の玄関に貼り紙をしておくことにした。
 なんとかなればよいが。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、ピアノのティル・フェルナーとネヴィル・マリナー指揮NHK交響楽団が演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第22番のライヴ録音を聴く。


 しばらく間を置いて、wgbh音源でファンホ・メナ指揮ボストン交響楽団が演奏したハイドンの交響曲第6番「昼」から第1楽章とベートーヴェンの交響曲第2番から第1楽章(2014年8月3日、タングルウッド・クーセヴィツキー・ミュージックシェド)、カタルーニャムジカ音源でヤニク・ネゼ=セガン指揮ロンドン・フィルが演奏したベルリオーズの歌曲集『夏の夜』から第1曲(サラ・コノリーのメゾ・ソプラノ)とサン・サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」(2014年3月26日、ロンドン・ロイヤル・フェスティヴァル・ホール)のライヴ録音を聴く。
 音質の問題はありつつも、こうして様々な演奏を聴くことができるのは本当に嬉しい。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『戦前の文士と戦後の文士』を読み進めたりする。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 目くらましには騙されたくないものだ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
by figarok492na | 2014-08-18 23:13 | CLACLA日記
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