雨の一日。
ただし、夜遅くに雨はやみ、星が見えていた。
夜になって気温が下がる。
寒さが戻ってくるようだ。
気圧、湿度、花粉のWパンチに、公演疲れも加わって体調は低調。
やれやれ。
児童文学作家の松谷みよ子が亡くなった。89歳。
『龍の子太郎』やモモちゃんシリーズなど、数々の作品で知られた。
なお、父親は戦前の無産政党所属の代議士で弁護士の松谷與二郎である。
深く、深く、深く、深く黙祷。
昨夜、結局3時50分近くまで作業を進める。
朝早めに起きて外出し、仕事関係の予定をすませる。
それから下京図書館へ移動して、矢野誠一の『小幡欣治の歳月』<早川書房>、渡辺保と高泉淳子の『昭和演劇大全集』<平凡社>、近藤富枝の『大本営発表のマイク』<河出書房新社>、鴻巣友季子の『本の寄り道』<同>、綿矢りさの『大地のゲーム』<新潮社>を返却し、予約しておいた山口昌男の『エノケンと菊谷栄』<晶文社>、井上ひさしの『笑劇全集』<河出書房新社>、鈴木則文の『下品こそ、この世の花』<筑摩書房>、中島岳史の『血盟団事件』<文藝春秋>、周防柳の『八月の青い蝶』<集英社>、諏訪哲史の『領土』<新潮社>と『スワ氏文集』<講談社>を新たに借りる。
帰宅後、ディオゲネス・カルテット他が演奏したフンパーディンクの室内楽曲集<CPO>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『エノケンと菊谷栄』を読み始めたりする。
『エノケンと菊谷栄』は、エノケンこと榎本健一と座付き作家の菊谷栄の交流と活動を、精神史思想史的文脈を交えながら詳述考察した一冊だ。
面白し面白し。
そうそう、菊谷栄といえば三谷幸喜の『笑の大学』の椿一のモデルだけれど、ラジオドラマの『笑の大学』で椿を演じていたのが、先ごろ亡くなった坂東八十助だったんだ。
19時過ぎに外出し、仕事関係の用件を片付けてから錦湯さんへ。
月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection22を愉しむ。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
ああ、面白かった!
終了後、打ち上げに参加したりして帰宅が24時台となる。
以上、3月9日の日記。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。