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アマチュアオーケストラの本を読み始めた(深夜のCLACLA)

 どんよりとした感じはありつつも、青空の見える一日。

 気温も上昇し、暑さが厳しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 昨夜、山田一雄指揮大阪センチュリー交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」他<ライヴノーツ>やハンス・クナッパーツブッシュ指揮ウィーン・フィル他が演奏したブラームスの管弦楽曲集<タワーレコード/DECCA>、youtubeで桂米朝が演じた『堺飛脚』、『眼鏡屋盗人』、『松医者』を聴いたりしながら、4時半過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。

 その後、ヤマカズさんのエロイカを聴きながら、仕事関係の作業を進める。


 広小路尚祈の『清とこの夜』<中央公論新社>を読了する。
 とある町のさびれた居酒屋の主人清とその周囲の人々の姿を描いた作品。
 単なる人情譚で終わっていないところが、作者らしい。


 13時過ぎに外出して仕事関係の用件を片付け、下京図書館へ。
 『清とこの夜』、岸松雄の『映画評論家岸松雄の仕事』<ワイズ出版>、青山七恵の『わたしの彼氏』<講談社>、橋本紡の『今日のごちそう』<同>、角田光代の『私のなかの彼女』<新潮社>を返却し、野田秀樹の『エッグ/MIWA』<同>と予約しておいた黒川創の『いつか、この世界で起こっていたこと』<同>、畑農敏哉の『アマチュアオーケストラに乾杯!』<NTT出版>、緒川怜の『冤罪死刑』<講談社>、村田喜代子の『屋根屋』<同>、佐野眞一の『されど彼らが人生』<毎日新聞社>を新たに借りる。


 帰宅後、クナッパーツブッシュ指揮のブラームス(2回)、セルジュ・チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルが演奏したブルックナーの交響曲第7番<SONY国内盤>、ヤマカズさんのエロイカを聴いたりしながら、新しい作品を書き進めたり、『アマチュアオーケストラに乾杯!』を読み始めたりする。
 副題に「素顔の休日音楽家たち」とある『アマチュアオーケストラに乾杯!』は、プロ以外のオーケストラのうち音大芸大系のオケや小中高の部活としてのオケ、一般大学のオケ、ジュニアオケを除いた、「演奏により生計を立てていない弦楽器、管楽器、打楽器奏者が集まった、主にクラシック音楽を演奏する集団で、成人・社会人を主なメンバーとするもの」の現状や運営のありよう等を、長年アマチュアオーケストラの団員として活動しただけでなく、自らベートーヴェン演奏に特化した「PROJECT Bオーケストラ」を立ち上げ、指揮もしている著者が記した一冊である。
 時事通信社からフジテレビと、マスコミで働いてきた著者だけに、容易な文体でありながら、押さえるべきところはきちんと押さえた内容で、なかなか読み応えがある。
 また、ネットが盛んになる以前のアマオケ入門書としては第一に挙げられるだろう近藤滋郎の『アマチュアオーケストラ入門』<音楽之友社ONブックス>をはじめ、参考図書一覧も非常に役に立つ。
 ところで、著者の畑農さんが長崎出身で、アマオケ人生の始まりも地元の長崎交響楽団(中学3年・1973年~高校2年までの3年間在籍)ということは、一切知らなかった。
 同じ長崎出身だけに、ちょっと嬉しい。

 アマオケに関しては、大学在学中の1990年から92年頃にかけて、全国の約30の団体に対して、いわゆるプロの指揮者による交響曲演奏記録の調査を行ったことがある。
 当時ご協力いただいた団体の担当の方々に改めて深くお礼を申し上げるとともに、ネット時代の到来で、こうした調査・資料類の収集が本当に楽になったことを痛感する。


 18時台に外出し、仕事関係の用件を片付けてから錦湯さんへ。
 月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection32を愉しむ。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。

 終演後、打ち上げに参加し、いろいろと話をする。

 で、午前1時20分頃帰宅した。


 以上、5月25日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
by figarok492na | 2015-05-26 03:52 | CLACLA日記
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