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見え見えな話ばっかり!(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気の一日。

 気温は上昇し、暑さが厳しい。
 蒸し暑い蒸し暑い蒸し暑い。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 各地で、安保関連法案に抗議し反対する集会が開催されている。
 そうした中、安倍首相と橋下大阪市長が会談を行った。
 菅官房長官も同席と。
 安保関連法案への協力依頼か、それとも衆議院解散への布石か、いずれにしても怪しく危うい顔ぶれによる集まりだ。

 そして、北朝鮮が日本海に向けてミサイルを発射した。
 この日記で常々記していたことだが、ここまで見え見えのやり口をしてくるとは。


 目くらましの八百長猿芝居にはだまされないようにしておかないと。


 昨夜、KBS京都でオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 午後、NHK・FMの『トーキング・ウィズ松尾堂』や『キラくら!』を聴く。
 『きらクラ!』では、番組冒頭にストラヴィンスキーのバレエ音楽『プルチネッラ』の序曲(ピエール・ブーレーズ指揮ニューヨーク・フィルの演奏)を放送し、番組終わりでその原曲であるドメニコ・ガッロの12のトリオ・ソナタから第1番(ロンドン・バロックの演奏)を放送していた。
 大好きな作品ということもあってだけれど、ナイス・チョイス!


 『きらクラ!』に刺激されて、パルナッシ・ムジチが演奏したガッロの12のトリオ・ソナタ全曲<CPO>とリカルド・シャイー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『プルチネッラ』全曲<DECCA>を聴く。


 仕事関係の作業を進めたり、『水の上にて歌う』について考えたりする。


 湊かなえの『花の鎖』<文藝春秋>を読了する。
 途中で、ああ、そういうことかとわかった。
 ある意味、親切な作品であると思う。

 ほかに、古川隆久の『昭和天皇』<中公新書>の拾い読みもした。


 17時台に外出し、仕事関係の予定をすませる。
 で、ついでに夕飯用の買い物をすませて19時台に帰宅した。


 帰宅後、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』を聴く。
 尾高忠明指揮東京フィルが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」や、園田隆一郎指揮東京フィルが演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響的幻想曲『イタリアから』より第4曲「ナポリ人の生活」のライヴ録音が放送されていた。

 続けて、クリストファー・ホグウッド指揮アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック(AAM)が演奏したハイドンの交響曲第77番&第76番<BBCミュージックマガジン>、ウィン・モリス指揮ロンドン交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第10番から第1楽章<IMP>、アンドリュー・デイヴィス指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したオーケストラの名曲アルバム『マドンナの宝石』<東芝EMI>を聴く。
 ホグウッドと手兵AAMが演奏したハイドンの交響曲第77番と第76番は、本来オワゾリール・レーベルによる交響曲全集のために録音されながら、それが中断されてしまいお蔵入りとなっていたもの。
 BBCミュージックマガジンの付録CDで、ネットでは今でも手に入るようだ。
 ところで、ホグウッドとAAMによるハイドンの交響曲集を矢澤孝樹さんが『クラシック名盤大全 交響曲・管弦楽曲篇 上』<音楽之友社>に選出していて、その中断未完を惜しむ点には全く同感なのだけれど、「フォルテピアノ(が通奏低音として入った)」と読み取れるような記述をされていたのには疑問を持った。
 1980年代に録音された交響曲第94番「驚愕」、第96番「奇蹟」、第100番「軍隊」、第104番「ロンドン」では、確かにホグウッドがフォルテピアノを弾いているが、それ以後はブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークの録音と同様、通奏低音の鍵盤楽器が加わらないのが売りなのではなかったろうか。
 実際、この第77番と第76番にせよ、別に手元にある(全集)第3集<オワゾリール>でも鍵盤楽器は入っていない。
 ただ、これは矢澤さんどうこうというより、編集側の責任も少なくないような気がする。
 音楽之友社のムックといえば、『最新 世界のオーケストラ名鑑387』という最悪の代物があったので、何も目くじら立てるほどのことはないのだけれど、やはり細部の正確さが身上ということには変わりはないわけで。
 それか、CDの選出は外れて、全体の監修や、細部のチェックに専念する評論家なりライターなりを置くべきなのではないか。
 編集部の人に該博な知識を持った人がいないのであれば。
(そうそう、矢澤さんには今から20年ほど前に水戸芸術館の学芸員の最終面接でお世話になったことがあった。今回調べてみて驚いたのは、矢澤さんが水戸をお辞めになって郷里の甲府に戻り、ニューロン製菓の家業を継がれていたことである)

 一方、ベートーヴェンの交響曲第10番から第1楽章は、音楽学者のバリー・クーパーが遺されたスケッチをもとに仕立て上げた作品だが、まあ、まあ、まあ。
 なお、クーパー博士による復元(でっちあげ…)に関しては、日本テレビの『謎学の旅』のスペシャル版で特集されており、彼と読売日本交響楽団が演奏して番組内で放映した録音をCD化したものを番組プレゼントで手に入れもしたのだった。
 残念ながらCDは院生時代の友人に譲ってしまい、今は手元にない。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『水の上にて歌う』を書き進めたり、勝山海百合の『狂書伝』<新潮社>を読み始めたりする。


 今日は。ヤマザキのつぶあんデニッシュを食す。
 壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
 粒あんをデニッシュ生地で包んだパイ風の菓子パンで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
by figarok492na | 2015-06-14 23:38 | CLACLA日記
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