人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< 雨の一日 開き直ることにした(... 阿藤快が亡くなった(早めのCL... >>

ネオ落語・セントラル 5回目

☆ネオ落語・セントラル 5回目

 出演:桂三河さん、月亭太遊さん
 「YSマンガ夜話」出演:山崎仕事人さん、高田理光さん(プレミアムバザー)
(2015年11月16日20時開演/錦湯)


 5回目となるネオ落語・セントラルは、おなじみ常連さんやリピーターさん、ご新規さん(落語通で知られる旧知の松田裕一郎さんも来場)と、幅広いお客さんが集まった。
 さらに今夜は、作道君、橋ヶ谷君のゲツクロ・チームが企画のための撮影を行うということで、一味も二味も違う雰囲気の中でスタートした。

 まずは、三河さんと太遊さんが昨日の井手町→玉造→井手町の「落語会ツアー」の模様や、三河さんのお祖母さんが住まわれている京都竹田界隈での今日の出来事を30分ほど語り尽くす。

 で、ここから三河さんと太遊さんの新作落語、並びにネオラクゴの4本立てがスタート。
 一席目は、三河さんの新作『春の一大寺』だ。
 すでにネオラクゴ・フロンティアで演じられたことのある作品で、煩悩多き住職が仏像の仏さんの言葉に従って、お寺の境内でアイドルを売り出すが…。
 といった具合に、アイドル大好き人間三河さんらしい内容となっている。
 終盤、仏さんとアイドルのセンターの女の子のやり取りが「たまらない」のだけれど、今夜はお子さんもおられるということもあってか、ソフトタッチな語り口だった。

 続いて、太遊さんのネオラクゴは、初期の連作シリーズから『ドクトル・パンデミック』。
 世界征服を目論むビッグカオス団の四天王の一人ドクトル・パンデミックは、精力減退作戦の成功のため、なぜだかマカロンづくりの修行に洋菓子店に入り込むが…。
 といった展開。
 洋菓子店の店長とドクトル・パンデミックの会話で笑いをとりつつ、それが「心の動き」という作品のテーマと繋がっているあたりも、ネオラクゴらしい。

 再び三河さんが登場し、新作『阿修羅』をかける。
 これまたネオラクゴ・フロンティアの初めの頃に演じられた作品だ。
 舞台は人間世界の遥か高みにある阿修羅界。
 修羅長によって修羅場を発生させろと無理難題を押し付けられた大阪支部の阿修羅たちは…。
 後半の修羅場のルーティン(積み重ね)が肝となる作品だった。
 ちなみに、途中三味線のはめ物が入った。

 トリは、太遊さんの『マニー・マ少年合唱団』。
 『ドクトル・パンデミック』同様、ビッグカオス団シリーズの作品で、現在はびこる拝金主義を徹底的に叩きのめした内容である。
 特に、少年合唱団が歌う歌がおかしい。

 そして、今夜はネオ落語・セントラルの3回目(10月26日)で好評を博した「YS(山崎仕事人)マンガ夜話」が再登場。
 センサールマンの山崎仕事人さん、プレミアムバザーの高田理光さんを中心に、太遊さん、三河さんの四人が、会場から集めたお題を元に、漫画についてこゆく語っていくという企画である。
 相当コアなお題もあったりして、今夜もあちらこちらと幅広い漫画の話になっていた。

 と、今夜も盛りだくさんなネオ落語・セントラルでした。
 毎週月曜20時からは、錦湯さんへぜひ!!
by figarok492na | 2015-11-17 02:28 | 観劇記録
<< 雨の一日 開き直ることにした(... 阿藤快が亡くなった(早めのCL... >>