どんよりとしたお天気から、青空へ。
気温は今日も上昇し、穏やかな一日。
その分、当然の如く花粉の勢いは止まらず、目の周りのかゆみや、くしゃみの連発、咳込みに悩まされる。
やれやれ。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
アメリカ大統領選の候補者選び。
日本では、トランプ・クリントンまずありきのような報道が続いている。
まあ、実際両者が有力であることも事実なのだけれど。
いろいろと考えることあり。
一方、馬鹿につける薬はないと思う今日このごろ。
目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
昨夜、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら、4時20分頃まで仕事関係の作業を進める。
今朝も、近所の工事がかまびすしい。
そこそこかまびすしい。
午前中、仕事関係の予定をすませる。
午後、ニコラウス・アーノンクールの死を悼んで、ヨーロッパ室内管弦楽団を指揮したベートーヴェンの交響曲第5番と第7番、手兵コンツェントゥス・ムジクス・ウィーンを指揮したモーツァルトの歌劇『ルーチョ・シッラ』全曲とセレナード第4番&交響曲第23番他、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮した歌劇『フィガロの結婚』全曲から第4幕<いずれもTELDEC>を聴く。
『ルーチョ・シッラ』は、モーツァルトの初期の歌劇だが、アーノンクールのメリハリが効いて読み込みの深い音楽づくりと、タイトルロールのペーター・シュライアーにエディタ・グルベローヴァのベテラン勢や若き日のチェチーリア・バルトリ、ドーン・アップショウ、イヴォンヌ・ケニーという粒揃いの独唱陣、さらにはアルノルト・シェーンベルク合唱団のクリアで明晰な合唱も加わって、大変な聴きものになっている。
(1989年のウィーン・コンツェルトハウスでのライヴ録音)
余談だけれど、ケニー、アップショウは非常にストライクゾーンの狭い僕の好みの声質に適ったソプラノ歌手の二人だ。
ここに、バーバラ・ボニー(『フィガロの結婚』でスザンナを歌っている)、ドロテー・ミールズ(ついでに、薬師丸ひろ子と今井美樹)を加えれば、僕の好みの声質がわかるんじゃないかな。
つまるところ、透明感があって伸びのある声の持ち主が好みなのだ。
仕事関係の作業を進め、『御神酒徳利』を書き進め、柴崎友香の『きょうのできごと、十年後』<河出書房新社>を読み始める。
『きょうのできごと、十年後』は、行定勲監督によって映画化された『きょうのできごと』の後日譚。
『御神酒徳利』は、原稿用紙に換算して102枚分を超えた。
身近な人間、事象をどこまで虚構化することが許されるかを考えながら書き進めている。
しばらくしたら外出し、いくつか用件を片付けて錦湯さんへ。
21回目となるネオ落語・セントラルなり。
それじゃあ、行って来ます!