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一日一枚 58

 ☆ハイドン:交響曲第45番「告別」、第46番、第47番
  ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジーク
  <SONY>SK53986

 ハイドン・シリーズは続く。
 今回は、ヴァイルとターフェルムジークのコンビによる、交響曲第45番「告別」、第46番、第47番を聴く。
 パリ・セットのような「落ち着き」にはいくぶん欠けるものの、それを補って余りあるエネルギーがこの3曲には感じられる。
 早くウィーンに帰りたい、という楽員たちの願いに応じて、だんだん演奏者が減っていく終楽章(それで、御主人のエステルハージ侯に察してもらおうという魂胆)で有名な第45番「告別」は、しかし、第1楽章の「劇性」、「焦燥感」の発露も聴きものである。
 また、第46番、第47番という長調の作品のそこここに潜んでいる「陰」の部分も、ハイドンの音楽の幅の広さを示しているのではないか。
 ヴァイル指揮のターフェルムジークの演奏には、皆で音楽を創り上げていくという親密な感じがよく表れていて、非常に好感が持てる。
 何度でも愉しむことのできるCD。
 大いにお薦めしたい。
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by figarok492na | 2006-01-20 13:23 | 一日一枚
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