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一日一枚 233:ビルスマのブラームスとシューマン

 ☆ブラームス:チェロ・ソナタ第1番、第2番他
  アンナー・ビルスマ(チェロ)
  ランバート・オーキス(ピアノ=1892年製作のスタインウェイ/「パデレフスキ」)
  <SONY>SK68249

 今回は、ブラームスのチェロ・ソナタ第1番と第2番、シューマンの5つの民謡風の小品集が入ったCDを聴く。
 チェロのアンナー・ビルスマとピアノのランバート・オーキスの演奏で、ともに、いわゆるピリオド楽器を用いている。
 ブラームスのチェロ・ソナタは、チェロという楽器の持つ二面性(「渋さも渋し」と伸びやかさ)が活かされた作品で、一方、5つの民謡風の小品集は、シューマンの抒情性と歌唱性がバランスよく発揮された作品である。
 ビルスマとオーキスのコンビは、時にたどたどしく聴こえることもなくはないが(特に、オーキスのほうが)、楽器特有の素朴な音色が作品の持つ雰囲気と巧く重なって、味わい深い音楽を生み出しているとも思う。
 ブラームスとシューマン好き、室内楽好きの方には、ことにお薦めしたい一枚だ。
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by figarok492na | 2006-07-26 13:48 | 一日一枚
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