人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< 晴れた日には洗濯しなくては(C... 朝早めに病院に行き、採血をした... >>

独裁者を許すな!(CLACLA日記)

 己の失政を覆い隠すために無謀な争いを巻き起こし、己の治める場所に大きな嵐を呼び込む独裁者を許すな。
 それこそが、ブレヒトが改作した『ソポクレスのアンティーゴネ』から学びとるべき教訓だろう。

 2016年の夏季オリンピックの開催都市として、ブラジルのリオデジャネイロが選ばれた。
 心よりお喜び申し上げます!


 睡眠不足もあって本当は早く眠りたかったのだけれど、どうしても片づけておかなければならない雑件があり、結局3時過ぎまで起きてしまう。
 で、雑件を片づけつつ、ヘルベルト・ブロムシュテット指揮スウェーデン放送交響楽団の演奏によるベルワルドの交響曲第1番「セリウーズ(厳粛な)」の実況中継をネットラジオで聴いたが、かつてサンフランシスコ交響楽団と録音したこともある自家薬籠中の作品だけあって、実に聴き応えがあった。
 加えて、ブロムシュテットのインタビューを聴くことができたのも収穫だった。
(スウェーデン語によるインタビューなので言葉の意味はわからないものの、清新な演奏ともどもブロムシュテットの矍鑠とした様子はよくわかった)

 寝冷えしてしまったのか、喉が少し腫れぼったい。
 やれやれ。

 朧谷寿の『藤原氏千年』<講談社現代新書>を読了した。
>いくらか読み易くなったのではないだろうか(これで?と言われそうだが、初稿から見ればかなり違う)<
 と、エピローグで著者は記しているが、なんのなんのとても読み易い一冊だった。

 『ブレヒト戯曲全集別刊』<未来社>を読み進める。
 『家庭教師』(レンツ原作)を読み終えた。

 『不在証明』の下書きとノート書き、PCへの打ち込みを進める。

 エマニュエル・クリヴィヌ指揮リヨン国立管弦楽団の演奏したグリンカの歌劇『ルスランとリュドミラ』序曲、ミラン・ホルヴァート指揮スイス・イタリア語放送管弦楽団の演奏したシューマンの序曲『ヘルマンとドロテーア』、ヘルマン・プライの歌った歌劇『セビリャの理髪師』の「私は町の何でも屋」、モーツァルトの歌劇『フィガロの結婚』の「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」、エリーナ・ガランチャが歌い、マリス・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の伴奏したモーツァルトのコンサート・アリア『大いなる魂と高貴な心』、カルロス・クライバー指揮バイエルン州立管弦楽団の演奏したベートーヴェンの序曲『コリオラン』、マリス・ヤンソンス指揮ベルリン・フィルの演奏したウェーバーの歌劇『オベロン』序曲を、youtubuで断続的に観聴きする。
 いやあ、愉しいなあ。

 体調もあって、今日も17時台に夕飯用の買い物に出かけた程度。
 それにしても、帰りがけに観た月の美しかったこと!
 今日は仲秋の名月だもんね。
(日中は、一応青空は見えつつも、どんよりとした感じもけっこうしていた)

 夕飯後、『ブレヒト戯曲全集別刊』を読み進める。
 『コリオラーヌス』(シェイクスピア原作)を読み始め、第三幕までを読み終えた。

 東京地検が、鳩山総理大臣の虚偽献金問題の捜査に着手したという。
 相手が総理だろうとなんだろうと、追及すべきはしっかり追及するべき、やれやれどんどんやれ!
 と、思う反面、だったら、西松建設がらみの二階前経済産業大臣をはじめ、自民党の政治家に対してはその姿勢が及び腰なのはどうしてなんだろうと思わなくもない。
 なんでだろうなんでだろう、なぜだなんでだろう?
(平沼騏一郎の頃の美風を受け継いだんだろうね、きっと)

 今日も、甘いものは食さず。

 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
by figarok492na | 2009-10-03 21:56 | CLACLA日記
<< 晴れた日には洗濯しなくては(C... 朝早めに病院に行き、採血をした... >>