17時頃、河原町まで出、大切な用件をすませる。
で、結局22時少し前に帰宅した。
午前3時過ぎまで、ネットラジオでヴァイオリンのジョシュア・ベル、マリン・オーソップ指揮スウェーデン放送交響楽団の演奏によるバーバーのヴァイオリン協奏曲を聴きながら、雑件を片づける。
どんよりとしたお天気だったこともあり、毎週恒例の洗濯は明日以降やっつけることにした。
夕方頃からいいお天気、いい青空になってきたけど、まあいいか。
『飯沢匡喜劇全集』1<未来社>を読み進める。
『北京の幽霊』を読み終えたが、この戦時下に書かれ文学座の面々によって初演された喜劇には、飯沢さんの抵抗精神と諧謔精神がふんだんに盛り込まれていると痛感した。
学ぶところ、未だに非常に大である。
(最近、水戸芸術館でこの『北京の幽霊』が再演されたが、どうやら抵抗精神の部分はだいぶん薄められていたようだ…)
ところで、平田オリザの才能と日本の演劇(界)において果たした役割を十二分に評価した上で記すのだけれど、平田オリザという人は、例えば飯沢匡さんが『武器としての笑い』<岩波新書>で示したような演劇全体の持つ「武器」性(ただし、これは単なる政治性やイデオロギー性のみをいうものではない)をよくも悪くも溶解して、それを結局のところ自らの表現活動の武器へと仕立て直そうとした人物なのではないだろうか?
それにしても、平田さんは、演劇ではない他の分野でも大きく成功した人なんじゃないかとつくづく思う。
『不在証明』の下書きとノート書き、PCへの打ち込みを進める。
デヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団の演奏したベートーヴェンの交響曲第1番&第2番<ARTE NOVA>と、ダニエル・ハーディング指揮ドイツ・カンマー・フィルの演奏したベートーヴェンの序曲集<Virgin>を聴く。
今日の甘いものは、外出中に食したドーナツ。
実に美味しうございました。
ごちそうさま!
加藤和彦が自殺してしまったという。62歳。
深く、深く、深く、深く黙祷。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。