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二度、外出した(深夜のCLACLA)

 正午過ぎ、大切な用件があって外出する。

 帰りがけ、アトリエ劇研に寄って、杉山準さんから、伊坂幸太郎の『フィッシュストーリー』<新潮社>と『モダンタイムス』<講談社>を受け取る。
 旧知の板倉真弓さんから貸してもらったもので、直接会う機会がないこともあり、このような形になったのである。
 板倉さん、杉山さん、本当にありがとうございました。
(今日から公演の始まる、下鴨車窓の♯6『人魚』は、日曜日の晩に観に行く旨、すでに演出助手の藤本隆志さんに伝えてある)

 河原町に向かうバスの車中で、立命館大学の西洋史学専攻時代の恩師瀬原義生先生に遭遇し、先生が翻訳されたC・ヴェロニカ・ウェッジウッドの『オラニエ公ウィレム』<文理閣>などについて少しお話をうかがう。
 来年2月には、プリンツ・オイゲンに関する書籍の発行も予定されているそうで、ご活躍ご健筆何よりだ。

 で、河原町で用事を一つ片づけ、いったん帰宅する。

 『ゼンマイの戯れ』と『恋愛恐怖病』を読み終え、『岸田國士全集』1<岩波書店>を読了した。
 大いに満足する。
(余談だけど、附随されている月報の文章中にルノルマンの『落伍者の群』とあるのは、高校時代の放送部の発声訓練の中にあった、アンリ・ルネ・ルノルマンの『流浪者のむれ』のことだろう。そういえば、発声時、誰もがアンリ、ルネ、ルノルマンとしっかり区切って読んでいるのに違和感を覚えたものだ。だって、続けて早口みたいに読むから意味があるだろうから。それで、確かそのことを一度口にしたはずなのだけれど、そのあと、皆がどういう風に発声していたかは記憶にない)

 17時台に、浴室とトイレの掃除をすませる。

 『フィッシュストーリー』を読み始め、デビュー第一短篇の『動物園のエンジン』を読み終えた。
 伊坂幸太郎らしい、あざやかではあるがあざとくない展開で、『ラッシュライフ』の河原崎(父)や『オーデュボンの祈り』の伊藤が登場するのも嬉しい(し、切ない)。

 ほかに、今日も服部龍二の『広田弘毅』<中公新書>のつまみ再読をする。

 パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマー・フィルの演奏した、ベートーヴェンの交響曲第7番<RCA>を聴く。

 19時過ぎに再び外出し、いろいろとあって帰宅が遅くなる。

 帰宅後、個人創作誌『赤い猫』第3号を送らせていただいた『上方芸能』誌編集部の広瀬依子さんからお葉書が届いていた。
 多謝。

 外出中にプリンを食し、帰宅後ケーキを食す。
 特にケーキは、甘さ控えめのあっさりとした味わいで、実に美味しうございました。
 ごちそうさま!

 西松建設がらみで二階前経済産業大臣の秘書が略式起訴されたというが、何を今さらだ。
 嗤うほかない。

 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
by figarok492na | 2009-12-10 00:34 | CLACLA日記
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