作品そのものの面白さはもちろんだけれど、僕が伊坂幸太郎の小説にひかれるのは、彼が「近きより」という姿勢をはっきりと表わしているからだ。
そう、近きより。
結局、近きところより始めるしかないのである。
昨夜、筒井清忠の『昭和十年代の陸軍と政治』<岩波書店>を読み進め、第4章の「林内閣の組閣」を読み終えた。
その後、角田龍平のオールナイトニッポンの最終回を聴き始めたのだが、ついつい途中で眠ってしまい、気づいたら説教師が説教をやっていた…。
ああ。
午前のうちに四条通のスギ薬局まで行って、セールのお米を購入する。
『昭和十年代の陸軍と政治』を読み進め、第5章の「第一次近衛内閣における首相指名制陸相の実現」を読み終えた。
ここでは、近衛文麿による杉山元から板垣征四郎への陸軍大臣の交代の経緯を明らかにすることで、軍部大臣現役武官制の「過大評価」に対する反証としている。
それにしても、近衛文麿と鳩山由紀夫がどうしてもだぶってしまうんだよなあ…。
依頼された映画のシナリオに関する仕事を進める。
イーヴォ・ポゴレリチの弾いた、ドメニコ・スカルラッティのソナタ集<ドイツ・グラモフォン>を聴く。
17時台に再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。
夕飯後、『昭和十年代の陸軍と政治』を読み進め、第6章の「阿部内閣における天皇指名制陸相の登場」を読み終えた。
ここでは、陸軍部内で多田駿(もしくは、磯谷廉介)を決定していた阿部内閣の陸軍大臣が、昭和天皇の強い意向によって畑俊六となった経緯について詳しく触れられている。
ほかに、清沢洌の『暗黒日記』<岩波文庫>のつまみ再読をする。
『不在証明』の筆入れを行う。
映画のシナリオに関する仕事を進める。
今日の甘いものは、日清シスコのチョコフレーク。
近くのスーパー・フレスコで、税込み88円になっていたもの。
さくさくとした食感にチョコレートがよく合って、なかなか美味しうございました。
ごちそうさま!
ちょっとずつでも、自分自身が納得いく方向に向かって変化する。
そのことを、強く願う。
明日が本当にいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。