正月二日。
今日は、夕方外出した以外は、ほとんど部屋で過ごす。
(本当は昔なじみから誘いがあったのだが、いろいろと考えて今日はパスすることにした。あまりいいかげんな仕事はしたくないので)
昨夜、ネットラジオでダニエル・ハーディング指揮ザクセン・シュターツカペレ・ドレスデンの演奏したブラームスの交響曲第2番を聴きながら、『植草甚一日記』<晶文社>を読み進め、6月30日の条まで読み終えた。
ハーディング指揮のブラームスは、速いテンポでメリハリのきいた演奏で、生で聴いたら心が強く動きそう。
それにしても、ドレスデンのオーケストラは美事の一語だ。
あと、時折じぐじぐじぐじぐとおもちゃのラッパのような妙な音が聴こえてきて、何かの楽器が変に響いているのかとも思ったが、どうやらこれはハーディングの唸り声のようである。
唸る指揮者、少なからず。
3時過ぎに寝つく。
明け方いやな夢を観て、「にっぽんこくはんざい!」と叫んだところで目が醒めた。
朝寝坊を決め込み、10時50分に起きる。
今日は、インスタントみそ汁、もずくとじゅんさいのスープをベースにお餅を2個入れた雑煮を食す。
それと、昨日に続いて、実家から送ってきた田作りを食す。
とても美味しい田作りだったのだけれど、よくよく見たらこれが山科で製造されたもの。
「逆輸入」の感覚なり。
ごちそうさま!
『植草甚一日記』を読み進め、1970年1月31日の条まで読み終えた。
斎藤美奈子の『本の本』<筑摩書房>も読み進める。
16時3分に外出し、近くのグルメシティで夕飯用の買い物をすませ、元祇園梛神社へ。
昨夜の初詣がちょっとしっくりこなかったため。
お屠蘇もいただく。
で、16時43分に帰宅した。
日本テレビの『深夜の音楽会』(読売日本交響楽団の番組)のネット動画配信で、オスモ・ヴァンスカが指揮したベートーヴェンの交響曲第6番「田園」と、ゲルト・アルブレヒトが指揮したモーツァルトの交響曲第40番の、それぞれ第1楽章を観聴きする。
余談だけど、ヴァンスカの実演には、今から約20年前(1990年6月29日)の関西フィルの第80回定期演奏会で接したことがあるだけだ。
チャイコフスキーの交響曲第4番がプログラムのメインだったが、よい意味でいつもの関西フィルとまるきり違っていたのに驚いた記憶が残っている。
夕飯後、『植草甚一日記』を読み進め、四月三十日の条まで読み終えた。
『本の本』も読み進める。
(三浦俊彦の『離婚式』は、そのストーリー展開から別役実の戯曲を思い出す)
今日は、実家から送ってきたオタル製菓のキャラメルかりんとうを食す。
その名のとおり、キャラメル味のかりんとうで、さくさくとした食感がよく、実に美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。