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気分だけは三連休(CLACLA日記)

 世は三連休。
 気分だけは、我も三連休。


 昨夜は、ネットラジオでロジャー・ノリントン指揮エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団他の演奏したハイドンの『トービアの帰還』のライヴ録音を聴きながら、シナリオ関係の仕事を片づけたのち、3時8分に消灯した。

 9時45分に目醒めたが、あえてもう一度眠ることにし、11時8分に起きる。

 第三楽章の「音楽よもやま話」とフィナーレを読み終え、山本直純の『紅いタキシード』<東京書籍>を読了した。
 彼自身の想いは置くとして、この本はやっぱり山本直純の遺書だったのではないかと思う。
 読んでおいて正解の一冊だった。

 続けて、『花田清輝全集』第一巻<講談社>を読み始め、「アプリオリズムと宗教の本質に就いて」と「ひとつの習作とそのはかないひとりごとの話」を読み終えた。
 第七高等学校在学時の前者には、いわゆる楕円の思想を想起し、同校退学後に執筆されたと思しき後者には、『復興期の精神』を想起した。

 新しい作品についていろいろと考えているうちに短篇(もしくは、中篇)小説のアイデアを思いつき、冒頭部分の下書きとノート書きを行う。
 ただし、この作品を書き進めるには、いくつか文献にあたっておかなければならないとも思う。


 15時30分に外出し、京都芸術センターと京都文化博物館でいくつか用件を片づける。

 その後、青空が晴れていたこともあり、三条通を歩いて河原町まで出、JEUGIA三条本店をのぞく。

 それからBALに行き、ジュンク堂で調べものをし、無印良品で収納ケースを購入する。

 六角通を歩いて烏丸まで戻ったところで椋平淳さんと遭遇し、遅ればせながら新年のあいさつをすませる。

 で、京都芸術センターに再び寄って、17時54分にいったん帰宅する。


 商品の規格が変わってしまったようで、以前のものと今日購入した収納ケースがほんの少しの差で噛み合わず、迷った末、なんとか置き場所を見つける。
 無印良品ならぬ無印悪品だ、などと毒づくまい…。

 18時20分に再び外出し、グルメシティで夕飯用の買い物をすませ、18時49分に帰宅した。

 夕飯後、『花田清輝全集』第一巻を読み進め、『窓』を読み終えた。
 『窓』は、京都大学文学部英文科選科に合格したのちに書かれた戯曲で、ラストのおとし具合が花田清輝らしいと思う。

 ついでに、花田清輝の『新編映画的思考』<講談社文芸文庫>所収の、川本三郎の解説(人と作品)「笑いとアクション」、並びに年譜のつまみ再読をしておく。
 よくよく考えれば、昨年2009年は、花田清輝の生誕百周年にあたっていたのだった。

 ノート書きしておいた新しい小説の冒頭部分の打ち込みをすませる。

 今日は、甘いものは食さず。

 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
by figarok492na | 2010-01-09 22:32 | CLACLA日記
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