<   2006年 07月 ( 38 )   > この月の画像一覧

一日一枚 237:ターフェルムジークの水上の音楽

 ☆ヘンデル:『水上の音楽』、『忠実な羊飼い』組曲
  ターフェルムジーク
  <SONY>SRCR1612/国内盤

 昨日、NHK・FMでヘンデルの歌劇『アタランタ』全曲のライヴ録音を聴いたこともあって、今回は、ヘンデルの『水上の音楽』と歌劇『忠実な羊飼い』組曲のCDを一枚まるごと聴くことにした。
 演奏の、カナダのピリオド楽器オーケストラ、ターフェルムジークは、ドイツの中堅指揮者ブルーノ・ヴァイルとのコンビでも知られるが、ここでは、ヴァイオリンのジーン・ラモンがリーダーを務める、指揮者なしの形で録音が行われている。
 で、もはや『水上の音楽』のいわれや、その音楽の壮麗さ快活さ、美しさに関して駄弁を労する必要はないだろう。
 歌劇『忠実な羊飼い』組曲(歌劇のプロローグとして作曲された『テルプシコーレ』からの数曲も含まれている)ともども、聴き心地がよい音楽がたっぷりと詰まっていて、全曲聴き飽きることがない。
 ターフェルムジークは、若干「ハンドメイド」っぽさを強く感じる箇所がなくもないが、清澄で丁寧な演奏を行っているとも思う。
 暑さが厳しい時期には、特にお薦めの一枚だ。
[PR]
by figarok492na | 2006-07-31 12:28 | 一日一枚

いろいろあって一日一枚はお休みします

 とまあ、いささか大仰なタイトルはつけたものの、本当のところは、一枚丸ごとじゃなくって、ばらばらぼらぼらとCDを聴きたくなったので、一日一枚は休むことにしたのだ。
(それに、日曜日はFMで比較的たっぷりとクラシック音楽を放送しているし)

 ちょっと前に聴いたのは、ヘンデルの『水上の音楽』の一部と『王宮の花火の音楽』の序曲で、壮麗かつ劇的な音楽がこの暑さにはぴったりだなと思ってしまった。

 で、今は、NHK・FMで、井上道義指揮オーケストラ・アンサンブル金沢による、ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」のライヴ録音を聴いているところ。
 岩城宏之追悼のコンサートということもあってか、非常に重たい演奏だと感じる。
[PR]
by figarok492na | 2006-07-30 14:20 | 一日一枚

一日一枚 236:ハイティンクのブラームス

 ☆ブラームス:交響曲第1番、悲歌
  ベルナルト・ハイティンク指揮ボストン交響楽団他
  <PHILIPS>442 799−2

 今回は、ベルナルト・ハイティンク指揮ボストン交響楽団他の演奏による、ブラームスの交響曲第1番と『悲歌』(シラーの詩による)のCDを聴く。

 ブラームスの交響曲第1番は、彼の渾身の力作であり、あまたある交響曲のうちで繰り返し演奏され続けている、有名曲中の有名曲である。
 ただ、その第1楽章などには、
>ババンバ、ベベンベ、ドドンド、ズズンズという、百貫デブがおどけているようなリズムの不愉快なこと。プワーープワーー、プワープワープワープワーと金管楽器がこれみよがしに吹くところにも呆れてしまう<
と、許光俊が『クラシックCD名盤バトル』<洋泉社新書y>で指摘しているような、「悪趣味」な部分があることも事実であって、残念ながらこのCDの演奏は、ハイティンクの解釈が「真摯」であるだけに、余計にこうした部分を強調してしまう結果になっている。
(てか、正直言って重たるすぎるのだ)
 この曲の持つ抒情性もしっかり表されていて、ボストン交響楽団も達者なので、実演では感動すること間違いなしだろうし、CDでもその「立派」さはわからないでもないのだが…。

 タングルウッド・フェスティヴァル合唱団の合唱は少々心もとないものの、より耳にしやすいのは、カップリングの『悲歌』のほうかもしれない。
[PR]
by figarok492na | 2006-07-29 13:29 | 一日一枚

ひさびさブッセ

 今日は、あわしま堂の粒々ブッセ・マロンを食べた。
 近所のジャスコで、2個入りが、半額引き、税込み49円になっていたため。
 栗の粒の入ったマロンクリームをスポンジケーキで挟んだシンプルな洋菓子で、ほどよい甘さに食べ応えもあって、なかなか美味しかった。
 ごちそうさま!
[PR]
by figarok492na | 2006-07-28 22:08 | 狂甘糖糖員の記録

一日一枚 235:グァルネリ・トリオのブラームス−2

 ☆ブラームス:ピアノ3重奏曲第1番、ホルン3重奏曲
  グァルネリ・トリオ
  ヤコブ・スラッター(ホルン)
  <OTTAVO>ORT C29134から

 前回に引き続き、グァルネリ・トリオらによる、ブラームスの3重奏曲のCDを聴く。
 収録されているのは、ピアノ3重奏曲第1番とホルン3重奏曲の2曲で、基本的な感想は前回とあまり変わらないのだけれど、個人的にホルン3重奏曲が大好きだということもあって、こちらのほうを聴く頻度が非常に高い。
(ヤコブ・スラッター=と表記していいのか?、のホルン独奏が、ぶりばりぶりばりと吹き散らかすタイプでないのも、その大きな理由かもしれない)
 いずれにしても、手づくり感にあふれた一枚で、機会があればぜひともご購入をお薦めしたい。
(実は、僕はツタヤのセールで税込み300円程度で手に入れたのだが、これは掘り出し物だったと強く思っている)
[PR]
by figarok492na | 2006-07-28 13:58 | 一日一枚

一日一枚 234:グァルネリ・トリオのブラームス−1

 ☆ブラームス:ピアノ3重奏曲第3番、第2番、クラリネット3重奏曲
  グァルネリ・トリオ
  ジョージ・ピーターソン(クラリネット)
  <OTTAVO>ORT C29134から

 今回は、グァルネリ・トリオらが演奏した、2枚組のブラームスの3重奏曲全集のうち、ピアノ3重奏曲第3番と第2番、クラリネット3重奏曲の入ったほうを聴く。
 なお、グァルネリ・トリオは、オランダで活動している(いた)ピアノ・トリオのようだ。
(ブックレットに演奏者に関する記載が一切ないので断言はできないが、オッターヴォがオランダのマイナー・レーベルであることや、録音場所がアムステルダムであることから、そう判断した)
 はっきり言って、超一級の大名演と呼ぶには、あれこれと物足りない。
 少なくとも、そうした演奏に相応しい、個々の奏者がしのぎを削りあうような覇気というものが、この演奏には全く欠けている。
 しかも、残響の乏しい録音が、一層音の潤いを奪ってもいる。
 ただ、ピアノ・トリオにせよ、クラリネットのトリオにせよ、気の合った音楽家どうしが、じっくり丁寧に音楽を創り上げているということが、しっかりこちらに伝わってくることも、また事実である。
 夜遅く、一人でリラックスしながら愉しむのに最適な一枚だと、僕は思う。
[PR]
by figarok492na | 2006-07-27 12:59 | 一日一枚

一日一枚 233:ビルスマのブラームスとシューマン

 ☆ブラームス:チェロ・ソナタ第1番、第2番他
  アンナー・ビルスマ(チェロ)
  ランバート・オーキス(ピアノ=1892年製作のスタインウェイ/「パデレフスキ」)
  <SONY>SK68249

 今回は、ブラームスのチェロ・ソナタ第1番と第2番、シューマンの5つの民謡風の小品集が入ったCDを聴く。
 チェロのアンナー・ビルスマとピアノのランバート・オーキスの演奏で、ともに、いわゆるピリオド楽器を用いている。
 ブラームスのチェロ・ソナタは、チェロという楽器の持つ二面性(「渋さも渋し」と伸びやかさ)が活かされた作品で、一方、5つの民謡風の小品集は、シューマンの抒情性と歌唱性がバランスよく発揮された作品である。
 ビルスマとオーキスのコンビは、時にたどたどしく聴こえることもなくはないが(特に、オーキスのほうが)、楽器特有の素朴な音色が作品の持つ雰囲気と巧く重なって、味わい深い音楽を生み出しているとも思う。
 ブラームスとシューマン好き、室内楽好きの方には、ことにお薦めしたい一枚だ。
[PR]
by figarok492na | 2006-07-26 13:48 | 一日一枚

一日一枚 232:アンドラーシュ・シフのシューマン

 ☆シューマン:アラベスク、交響的練習曲他
  アンドラーシュ・シフ(ピアノ)
  <TELDEC>WPCS−4553/国内盤

 今回は、アンドラーシュ・シフが弾く、シューマンのピアノ曲のCDを聴く。
 収録されているのは、アラベスク、ダヴィット同盟舞曲集、花の曲、交響的練習曲(遺作の変奏曲つき)の4曲で、前回とは異なり、ここでは「通常」のモダン楽器が用いられている。
 アラベスクと花の曲という抒情性に富んだ作品と、ダヴィット同盟舞曲集と交響的練習曲という技巧的で躍動感にあふれた作品(もちろん、抒情性も多分に含んではいるけれど)がカップリングされていて、まずは、シューマンの多様な側面を識ることができる。
 アンドラーシュ・シフは、すでに何度か記した通り、抒情性や歌唱性の表現に優れたピアニストだが、ダヴィット同盟舞曲集や交響的練習曲でも、作品の持つ劇的な性格に配慮した演奏を行っていると思う。
 中古で、税込み1200円程度までなら、安心してお薦めできる一枚だ。
[PR]
by figarok492na | 2006-07-25 13:51 | 一日一枚

ミルククリームの入ったパン

 今日は、パスコの特別牛乳クリームサンドを食べる。
 近所のジャスコで、半額引き、税込み49円になっていたため。
 京都クローバー牧場の特別牛乳を使ったミルククリームをサンドした、というところが「売り文句」の菓子パンで、なかなか食べ応えがあった。
 ごちそうさま!
[PR]
by figarok492na | 2006-07-24 21:56 | 狂甘糖糖員の記録

一日一枚 231:モーツァルトが所有していた楽器を聴く

 ☆モーツァルト:ピアノ3重奏曲作品番号15(2曲)、クラリネット3重奏曲
  アンドラーシュ・シフ(フォルテピアノ)他
  <TELDEC>WPCS−4904/国内盤

 今回は、アンドラーシュ・シフ他による、モーツァルトの室内楽曲のCDを聴く。
 収録されているのは、ピアノ、ヴァイオリン、チェロによるピアノ3重奏曲作品番号15の2曲と、クラリネット、ピアノ、ヴィオラによるクラリネット3重奏曲「ケーゲルシュタット・トリオ」の計3曲である。
(ちなみに、ケーゲルシュタットとは球戯の一種で、この球戯に興じながらモーツァルトが作曲したということから、ケーゲルシュタット・トリオというニックネームがつけられたと伝えられている)
 このCDのミソは、何と言っても、モーツァルトが所有していたというフォルテピアノ[1780年頃にアントン・ワルターが製作]とヴァイオリンを使用した演奏というところだろう。
 アンドラーシュ・シフは、しばしばフォルテピアノの演奏を行うことでも知られているが、ここでも奇を衒わない、丁寧で明晰な演奏を心がけている。
 また、塩川悠子(ヴァイオリン)、ミクローシュ・ペレーニ(チェロ)、エルマー・シュミット(クラリネット)、エーリヒ・ヘーバルト(ヴィオラ)らも、インティメートでまとまりのよいアンサンブルを造り上げていると思う。
 刺激の強さや派手さには欠けるが、くつろいで音楽を愉しむことのできる一枚であることは確かだ。
 中古で、税込み1200円程度までなら、大いにお薦めしたい。
[PR]
by figarok492na | 2006-07-24 13:52 | 一日一枚