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一日一枚 319:バレンボイムの弾き振りを聴く

 ☆モーツァルト:ピアノ協奏曲第5番、第6番、第8番「リュッツォウ」
  ダニエル・バレンボイム(ピアノ)指揮イギリス室内管弦楽団
  <EMI>TOCE−19020/国内盤

 今回は、ダニエル・バレンボイムがイギリス室内管弦楽団を弾き振りした、モーツァルトのピアノ協奏曲第5番、第6番、第8番のCDを聴く。
 いずれも、モーツァルトにとっては初期のピアノ協奏曲にあたるが、オペラとの関係も強く感じさせるような、快活で愛らしい旋律に満ちた音楽になっている。
 バレンボイムにとって、イギリス室内管弦楽団を弾き振りしたモーツァルトのピアノ協奏曲全集は、彼の指揮者としての名声を高める契機となった録音だが、残念ながらオーケストラの精度という面ではいろいろと不満が残る。
(マスターテープの状態もあまりよくなさそうだ。てか、この音質は「板起こし」か? とも一瞬思ってしまうほど)
 だが、ピアノ・ソロという点では、このCDはなかなかの聴きものだ。
 特に、第2楽章=緩徐楽章での、端正でリリカルな音楽づくりは、作品の持つ美しさをよく表現していると思う。
 中古で、税込み500円程度までならお薦めしたい一枚だ。
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by figarok492na | 2006-10-31 13:26 | 一日一枚

一日一枚 318:コリン・デイヴィスのモーツァルト

 ☆モーツァルト:管弦楽曲集
  コリン・デイヴィス指揮フィルハーモニア管弦楽団、ロイヤル・フィル
  <EMI>TOCE−19009/国内盤

 今回は、コリン・デイヴィスの指揮によるモーツァルトの管弦楽曲集のCDを聴くことにする。
 なお、このCDには、フィルハーモニア管弦楽団と1959年に録音したセレナード第13番と第6番、3つのドイツ舞曲、ロイヤル・フィルと1961年に録音した8曲の序曲集が収められている。
 前回の マンゼとイングリッシュ・コンサートの演奏に比べれば、当然「遅き」を感じずにはいられないし、録音も含めて「古さ」も感じてしまうのだが、一方でコリン・デイヴィスの持つ内に秘めた「激しさ」がよく表れた演奏だとも思った。
(特に、セレナード第13番の第4楽章など)
 また、序曲集ではところどころ粗さは目立ちつつも、劇場感覚に不足しない快活な演奏であることも確かで、コリン・デイヴィスのオペラ指揮者としての一面を識ることができる。
 廉価盤での発売ということもあり、モーツァルトの音楽を「じっくり」聴きたいという方には案外お薦めの一枚である。
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by figarok492na | 2006-10-30 15:08 | 一日一枚

オアフのシュークリーム

 今日は、三条高倉東入ル南側にある『ピュアシュークリーム・オアフ』の直売店で買った、オリジナル・シュークリームを食べた。
 税込みで、1個150円だった。
 お店でもらったカードには、老舗メーカーとハワイ企業のコラボレーションで生まれた云々とあって、どこがハワイで何がコラボレーションやねんと思いつつも、くどくない甘さでありながら、カスタードクリームとしての風味はしっかりとしたシュークリームで、なかなか美味しかった。
 ごちそうさま!
(今度は、生クリームのシュークリームを試してみようかと思う)
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by figarok492na | 2006-10-29 21:46 | 狂甘糖糖員の記録

一日一枚 317:夜のモーツァルト

 ☆モーツァルト:セレナード第13番、第6番、音楽の冗談他
  アンドリュー・マンゼ指揮イングリッシュ・コンサート
  <HMF>HMU907280

 今回は、ヴァイオリニストのアンドリュー・マンゼ率いるイギリスのピリオド楽器オーケストラ、イングリッシュ・コンサートの演奏による、モーツァルトの管弦楽曲集のCDを聴く。
 『夜の音楽(ナイト・ミュージック)』というタイトルに相応しく、セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、アダージョとフーガ、メヌエットとトリオ、セレナード第6番「セレナータ・ノットゥルナ」が収められ、さらに音楽の冗談もカップリングされている。
 ほぼ、モーツァルトの管弦楽曲の中でも有名な作品が収録されていることになるが、マンゼとイングリッシュ・コンサートは、歯切れがよくて、粘つかない、クリアでスマートな音楽を創り出しているのではないか。
 情感という面では、若干不足する部分もあるのだけれど、モーツァルトの作品の持つ陰と陽の両面(や、その交差)が適確に表された演奏だと思う。
 録音も非常に鮮明で、その点も含めて、フルプライスでも大いにお薦めしたい一枚だ。
 大推薦。
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by figarok492na | 2006-10-29 11:54 | 一日一枚

彼との我との違い

 今日も一日一枚はお休みして、石丸寛指揮東京都交響楽団の演奏による『威風堂々/舞踏へのお誘い』を聴き返し、さらにチャールズ・グローヴズ指揮フィルハーモニア管弦楽団の演奏による『グローヴズ卿の音楽箱・2』を聴く。

 スケーターズ・ワルツ、剣の舞と、共通する曲目もあるので、ますます彼と我との「違い」を痛感せざるをえない。
 かたや生真面目一本槍的な演奏(それにしても、スラヴ行進曲のもっささぶりはひどすぎる。これはもう、上手下手とは異なる次元の問題だ)、かたや巧い具合に肩の力の抜けた軽妙洒脱な演奏と、こうしたポピュラー名曲集としてどちらに軍配をあげるか問うのさえ酷な話だと思う。
 いずれにしても、石丸寛と東京都交響楽団の録音は、日本人にとってクラシック音楽が「与えられた」ものであった(?)ことの証明と評することができるのではないだろうか。
 ただ、テンポ感という点では、グローヴズ盤よりも石丸盤の剣の舞のほうが秀でているように感じたことも記しておきたいが。

 ところで、その剣の舞だけれど、この曲を聴くとどうしても昔懐かし『大江戸捜査網』のテーマ音楽を思い出すのは、僕だけだろうか?
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by figarok492na | 2006-10-28 13:17 | 一日一枚

こどものクラシック

 なんやかやと文句をつけながら、昨日購入した、石丸寛指揮東京都交響楽団の演奏による『威風堂々/舞踏へのお誘い』を繰り返して聴いている。
 本家のCDレビューにも記した、個人的「ノスタルジー」がまずもって大きいのだろうが、ひいきのひき倒しを承知で言えば、四角四面でしゃっちょこばったチャイコフスキーのスラヴ行進曲すら、石丸さんも都響も頑張ってるやないかいな、と愛らしくなってくる。
(そう言えば、スラヴ行進曲の後半、「どんでんどんでんどんでん」とティンパニーが鳴るところは、パフィーが歌っていた『愛のしるし』の「どんでんどんでんどんでん」とやけにそっくりだ。アレンジャーは意識してやっているのかな?)

 ところで、僕が物心ついて初めて聴いたクラシックのレコードは、学研が出していた『こどものクラシック』というボックス入り10枚組のセット(ただし、25センチLP!)だったのだけれど、その中に、石丸寛がフィルハーモニア交響楽団というオーケストラを指揮したポピュラー名曲が多数収められていた。
 詳しい内容は、ここで確認するまで思い出せなかったが、コダーイの『ハーリ・ヤーノシュ』からの「ウィーンの音楽時計」や、シューベルトの軍隊行進曲第1番、ブラームスのワルツは、好んで聴いていたこともあって、強く印象に残っている。
 果たして、幼い頃に接したこの『こどものクラシック』が、中学以降の僕の「クラシック音楽ブーム」の遠因となったか否かは断言できないが、久しぶりに聴き直してみたいなとは、思わなくもない。

 それにしても、フィルハーモニア交響楽団ってどんなオーケストラだったんだろう?
(たぶん、フリーの奏者による寄せ集めのオケなのだろうけれど)
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by figarok492na | 2006-10-27 13:14 | 一日一枚

一日一枚はお休みします

 今日は、購入したばかりの石丸寛指揮東京都交響楽団の演奏による『威風堂々/舞踏へのお誘い』<デンオン・レーベル>を聴いて、半日を過ごした。
 詳しくは、こちらCLACLA日記をご参照のほど。

 と、言うことで、一日一枚はお休みします。
 悪しからず。
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by figarok492na | 2006-10-26 22:53 | 一日一枚

一日一枚 316:レノン&マッカートニー

 ☆レノン&マッカートニー
  マヌエル・バルエコ(ギター)他
  <EMI>TOCP−8484/国内盤

 今回は、キューバ出身の世界的なギタリスト、マヌエル・バルエコの弾くビートルズ・アルバム『レノン&マッカートニー』を聴く。
(タイトル通り、ジョン・レノンとポール・マッカートニーの作品が集められている)

 こういうCDに、くどくどと能書きを垂れるのも馬鹿らしい話で、ただただ手だれバルエコの奏でる美しいメロディを愉しんでおくにかぎるのだが、全13曲のうち、弦楽やらオーケストラやらの伴奏がついたものが5曲あって、バルエコの妙技に比べて、少々もっさい感じがするということだけは記しておきたいと思う。
 なお、個人的には、武満徹の編曲による『ミッシェル』、『ヘイ・ジュード』、『イエスタデイ』の3曲が、何度も繰り返して聴いてしまうほど大好きである。
(他に、デーヴィッド・タンネンバウムの加わった、2つのギターのための『フール・オン・ザ・ヒル』もいい)

 中古で、税込み1200円程度までなら大いにお薦めしたい一枚だ。
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by figarok492na | 2006-10-25 13:35 | 一日一枚

一日一枚 315:テンシュテットのマーラー

 ☆マーラー:交響曲第4番
  ルチア・ポップ(ソプラノ)
  クラウス・テンシュテット指揮ロンドン・フィル
  <EMI>CDC7 47024 2

 今回は、クラウス・テンシュテット指揮ロンドン・フィル他の演奏による、マーラーの交響曲第4番のCDを聴く。
 交響曲第4番は、マーラーの交響曲の中では第1番と並んで小ぶりな作品で(それでも1時間近くかかるのだけれど)、冒頭の鈴の音や終楽章のソプラノ独唱などから、「天上的」な美しさと楽しさを歌ったメルヘン性の強い音楽と評価されている。
 だが、実際のところはどうなのだろうか。
 確かに、美しさと楽しさ、メルヘン性と抒情性に満ちあふれた音楽であることは事実だが、それが単なる無邪気さの発露であったり、ましてや脳天気具合の表れとは、とうてい思えない。
 実際、テンシュテットとロンドン・フィルは、細部までテキストを丁寧に読み込んだ密度の濃い演奏で、表層的なものの奥にある、マーラーの音楽全てに通底するシニカルでグロテスクな部分、深淵のようなものを掘り下げているのではないだろうか。
 ルチア・ポップも、いつもながらの美声を駆使した、テンシュテットの解釈によく添うソロだと思う。
 中古で、税込み1200円程度までなら大いにお薦めしたい一枚だ。

 なお、僕の手元にあるCDは、初出時(1983年)の輸入盤で、CD自体は日本でプレスされたものが用いられている。
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by figarok492na | 2006-10-24 14:06 | 一日一枚

秋栗のワッフル

 今日は、モンテールの秋栗ワッフル(秋限定の商品)を食べる。
 近所のショップ99で、50円引きになっていたため。
 栗と洋酒の風味がたっぷりときいたクリームを挟んだワッフルで、なかなか美味しかった。
 ごちそうさま!
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by figarok492na | 2006-10-23 22:49 | 狂甘糖糖員の記録