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11月も今日で終わり(CLACLA日記)

 11月も、今日で終わりだ。
 体調を崩してしまったこともあったりして、どうにもしまりのない、ぐだぐだとした一ヶ月となってしまった。
 まだ体調が万全ではないので、無理はできないが、少しでもやるべきことをやっていかなければとも強く思う。
 与えられた人生は一回かぎり、失った時間を取り戻すことはできないのだから。


 ウィキリークスがアメリカ政府の外交文書の一部をネット上で暴露したことが、大きく報道されている。
(朝日新聞夕刊の第一面では、中国政府が北朝鮮の体制崩壊を想定している旨、報じられていた)
 ウィキリークスによるこうした暴露先述の功罪については、今すぐ簡単に判断できるものではないけれど、今回暴露されたことは、全ての一端に過ぎないという認識も必要ではないかと思う。
 それにしても、アメリカ政府の日本の歴代政権に対する「評価」はどのようなものだろうか。


 国書刊行会が、倉富勇三郎日記(全九巻となる予定)の刊行を開始した。
 佐野眞一の『枢密院議長の日記』<講談社現代新書>で一躍脚光を浴びた倉富勇三郎の日記(だから、佐野眞一がこの刊行を推薦するのも当然だろう)で、大正昭和期の政治の一端を識るという意味でも、貴重な文献となるのではないか。
 京都市図書館の蔵書にも加えられるといいのだが。


 仕事関係の作業を進めたり、企画関係の連絡作業を行ったりしたほか、『花田清輝全集』第九巻<講談社>と富田仁の『岩倉使節団のパリ』<翰林書房>を読み進めたりもする。
 『岩倉使節団のパリ』は、レイアウトの関係もあるのか、なんだか読み辛い。


 11月の創作活動について総括する。
 自省あるのみだ。
(一つの作品を書き始めるにあたって、今以上に資史料類を読み込んでいく必要があるのではないか。煩雑な作業を避けてはだめだと痛感する)


 やる気があるんだったら、もちょっとなんとかならないものか。
 自省あるのみだ。


 CDラジオの調子が悪くなったわけではないが、気がつけば、今日はCDを聴きそびれてしまっていた。
 まあ、仕方ない。


 甘いものがどうしても食べたくなり、黒糖かりんとうを買って食べる。
 もともと黒砂糖もかりんとうもそれほど好きではないのだけれど、久しぶりに食べるとなかなか美味しく感じる。
 食べ過ぎに注意しておかないと。


 アメリカの俳優、レスリー・ニールセンが亡くなった。84歳。
 レスリー・ニールセンといえば、やはり『裸の銃を持つ男』(シリーズ)を挙げることになるだろうか。
 深く、深く黙祷。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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by figarok492na | 2010-11-30 22:14 | CLACLA日記

死を忘れるな(CLACLA日記)

 間もなく11月が終わるということもあって、喪中を知らせる葉書が届き始めている。
 直接つながりのある人ではなかったけれど、亡くなった人たちの生を想い、自分自身の死を想う。
 死を忘れるな。


 髪が伸びて、うっとうしい。
 そろそろ切りに行きたいのだが。
 髪が伸びるのも、生きている証拠とはいえ。
(いや、ミイラの髪も伸びるんじゃなかったか…)


 『花田清輝全集』第九巻<講談社>と、富田仁の『岩倉使節団のパリ』<翰林書房>を読み始める。
 「山田顕義と木戸孝允 その点と線の軌跡」と副題にもあるように、『岩倉使節団のパリ』は、岩倉使節団のパリ滞在について、山田顕義(法典の編纂や整備に努め、司法卿や司法大臣を歴任する)と木戸孝允の足跡を中心に追った一冊である。
 訳文が硬いことに加え、用語の不統一(例えば、元老院「議官」と「議員」の併用など)や誤字がまま見受けられることもあって、少々読みにくい。

 なお、第二章の「岩倉使節団の群像の中」に、「オペラ座上演題目」という項目があるのだが、ここで当時パリ・オペラ座で上演されていた作品のうち、モーツァルトの歌劇『ドン・ジョヴァンニ』が『ドン・ジュアン』、ドニゼッティ(しかも、ドミゼッティと誤って印刷されている)の歌劇『ラ・ファヴォリータ』が『お気に入りの女』などと訳されているのには、正直がっくりきた。
 フランス語からそのまま訳したのだろうけれど、戦前ではないのだから、こういう場合は慣習に従った題名を用いて欲しい。


 CDラジオの調子が戻ったので、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第20番&第21番<EMI>、シャルル・デュトワ指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したオネゲルの交響曲第2番&第4番「バーゼルの喜び」<ERATO>、アンドレ・プレヴィン指揮ロイヤル・フィル他が演奏したホルストの組曲『惑星』<TELARC>を聴く。
 ただし、続けて聴いたわけではない。


 企画関係の連絡作業を行ったり、仕事関係の作業を進めたほか、今日は、France_panと正直者の会の二つの公演の観劇記録をアップした。


 沖縄県知事選で、現職の仲井真弘多が当選した。
 いろいろ考えることはあるが、少なくとも沖縄県民のみをどうこう言える結果ではないと強く思う。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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by figarok492na | 2010-11-29 22:00 | CLACLA日記

正直者の会『スナップ/スコップ』

 正直者の会の今回の公演『スナップ/スコップ』(田中遊さん作・演出/西陣ファクトリーGarden)は、C.T.T.5月上演会の『ゲーム』のコンセプトを基本としながら、新たに構成し直された作品だ。

 三重での公演が残っているので、あえて詳しくは記さないが、まず、演者どうしが発する言葉の掛け合いや言葉の変容がよく考え抜かれていて感心するとともに、言葉の流れやリズムに音楽性を強く感じもした。
 同じコンセプトが続くため、どうしても集中が途切れてしまった箇所もなくはなかったが(作品に変化をつけようとする田中さんの仕掛けには充分に納得がいきつつも)、一つ一つの言葉や、言葉のつながりが喚起する様々なイメージを充分に愉しんだこともまた事実である。

 豊島由香さん、田中さん、古野陽大君(健闘以上の演技)ら演者陣も、作品のコンセプトに沿いながら、なおかつ、各々の特性や魅力を巧く発揮していたのではないか。
 中でも、朝平陽子さんの自然な雰囲気と動じない感じは、今回の作品によく合っていたように思う。

 そういえば、この『スナップ/スコップ』にも、France_panの『あ りきたりな生活』と同様に「きらきら星」が登場してきて、それが僕にはちょっと嬉しかった。
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by figarok492na | 2010-11-29 11:32 | 観劇記録

France_pan♯16『あ りきたりな生活』

 France_panの♯16『あ りきたりな生活』(伊藤拓さん作・構成・演出/アトリエ劇研)は、僕が今年観たお芝居の中でもっとも心に残る作品の一つである。

 むろん、この『あ りきたりな生活』が、大きく賛否のわかれる作品であるだろうということは、僕にもよくわかる。
 例えば、出演者と観客によるゲームという趣向や伊藤さん自身の「介入」といった、作品の構成もそうだし、きらきら星を歌うあたりの演者陣の演技もそうなのだけれど、たぶんのれない人にはのれないまま、退屈な人には退屈なままラストの伊藤さんのあの姿を迎えることになるだろう。

 だが、そうした諸々のことも含め、僕はこの『あ りきたりな生活』を観ておいて本当によかったと思う。

 一つには、たぶん伊藤さんも影響を受けただろうリミニ・プロトコルの演劇的手法に僕が強くシンパシーを抱いていることも大きいのだが、それより何より、この『あ りきたりな生活』には、伊藤さんが伝えようとすることや彼の演劇への向き合い方がストレートに表現されており、それがまた僕にとって非常にしっくりとくるものであったからだ。
(『あ りきたりな生活』の実験性については、あえて繰り返すまでもないだろう。ただ、そうした実験性や、演劇的な数々の仕掛けが、単なる「ひけらかし」ではないことだけは、やはり記しておきたい。なお、その点に関しては、同じFrance_panの♯14の『家族っぽい時間』の感想でも、ミミクリイという言葉を使いながら説明した)

 付け加えるならば、アトリエ劇研という劇場の構造も巧く活かされていたように、僕には感じられた。

 また、演者陣も、概して伊藤さんの意図によく沿っていたのではないか。

 いずれにしても、伊藤さんの創作活動、表現活動には今後も注目していきたい。
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by figarok492na | 2010-11-29 11:23 | 観劇記録

『うそうそ』を読了した(CLACLA日記)

 午前中は晴れていたというのに、お昼過ぎぐらいからどんどんどんよりとし始めて、今はすっかり曇り空になってしまった。
 世の中、どうにもままならないものだ。


 畠中恵の『うそうそ』<新潮社>を読了した。
 長崎屋の若だんなと妖(あやかし)たちが繰り広げるおなじみ『しゃばけ』シリーズの第五作で、今回は若だんなが生まれて初めて箱根まで湯治に向かうが…、といったお話。
 時代物ということもあって、あまり使いたくない言葉だが、「アクチュアリティ」を強く感じる一作だ。
(まあ、「アクチュアリティ」といえば、山本周五郎だって、藤沢周平だって、宮部みゆきだって、そうなんだけど)
 あと、『しゃばけ』シリーズでは柴田ゆうのイラストが愉しみなんだけど、ちょと出番が少ないのが残念。


 最近、今まで以上に朝日新聞の書評欄が気になる。
 と、言って、書評そのものがとても愉しみというわけじゃなく、そこでとり上げられる新刊の中から自分の興味にあうものを、京都市図書館の蔵書検索で調べ出すのがとても愉しみなのだ。
(こういった書評欄では、マニアックな研究書もけっこうとり上げられていて、一般向けという意味ではどうかと思うチョイスも少なくないのだが、それはそれである)


 昨夜、今日と、企画関係の連絡作業を行う。
 やるべきこと多々あり。
 体調に注意しながら、しっかり進めていかなければ。
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by figarok492na | 2010-11-28 14:25 | CLACLA日記

『花田清輝全集』第八巻と『白い崖の国をたずねて』を読了した(CLACLA日記)

 昨日は、体調に加え、企画関係等で外出していたこともあり、日記を投稿することができなかった。


 今日も朝から青空が見えている。
 少しかげった感じもしないではないが、概ね好天だ。

 で、本来ならば、毎週恒例の洗濯を行いたいところなのだが、今日は我慢する。
 まずは体調優先のため。


 『花田清輝全集』第八巻<講談社>を読了した。
 前巻では戯曲の『泥棒論語』、この巻ではラジオ・ドラマのシナリオ『私は貝になった』とテレビ・ドラマのシナリオ『就職試験』が収められるなど、評論以外の花田清輝の作品に接することができるようになってきた。
 あと、この第八巻では、月報の林光さんの一文「活字のひと・花田さん」が強く印象に残る。
 花田清輝作の『ものみな歌でおわる』の初演で音楽を担当した林さんの複雑な想いがよく表わされているのではないか。
 花田清輝自身が、視聴覚芸術の効果や綜合芸術の有用性を積極的に提唱していただけに、その彼を「活字のひと」ととらえる林さんのこと一文が非常に痛烈だ。


 宮永孝の『白い崖の国をたずねて』<集英社>も読了した。
 明治日本が、何ゆえイギリスではなく、ビスマルクのプロイセンをそのモデルとすることとなったのか。
 そうした経緯をより詳しく識るという意味でも、久米邦武の『米欧回覧実記』にもきちんと目を通しておきたいと思う。
 どうやら、最近現代語訳も刊行されているようだし。


 昨夜、今日と、企画関係の連絡作業を行う。


 美味しい甘いものを食べたいと思う、今日この頃。
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by figarok492na | 2010-11-27 12:54 | CLACLA日記

あまり秋を感じることもない間に(CLACLA日記)

 12月が近づき、寒さが急に厳しくなってきた。
 あまり秋を感じることもない間に、冬が訪れてしまったというところか。
 秋から冬への端境、まだ寒さが張り詰めるほどではないあの微妙な感じが本当は好きなのだけれど、体調もあって今年はそれを存分に味わえないままになりそうだ。
 残念だが、仕方ない。


 今日も、夕方の買い物以外、外出はしなかった。
 買い物では、夕飯用のおかずのほか、移転オープンしたばかりのドラッグストアで、セールの目薬を購入しておく。
 そういえば、最近ますます老眼が進んでいるような気がするのだが…。


 仕事関係の作業を進めたり、企画関係の連絡作業を行ったりする。
 課題が山積みである。


 息抜き代わりに、『花田清輝全集』第八巻<講談社>と、宮永孝の『白い崖の国をたずねて』<集英社>を読み進める。
 若干箇条書き的でもあるが、『白い崖の国をたずねて』は、岩倉使節団のイギリスでの毎日が詳しく描かれていて、なかなか面白い。


 連日、外交の失態や閣僚の失言に関して、マスコミがかまびすしく報じている。
 もともと、民主党政権に大きな期待を抱いていなかったとはいえ、このていたらくには度し難さを感じるものの、低劣な報道のあり様や「野党」自民党の節操のないやり口に度し難さを感じることもまた事実だ。
 それにしても、朴烈愚劣事件や天皇機関説問題と比べて、この国の政治的状況、政治的土壌はどれほど変化したのだろうか。


 夜になって、さらに寒さが厳しくなる。
 できるだけ身体を冷やさないようにはしているが、それでもいくぶん寒さを感じる。
 皆さん、くれぐれも風邪にはお気をつけ下さいね。
(インフルエンザも流行りだしているようだ。注意しておかないと)


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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by figarok492na | 2010-11-25 21:51 | CLACLA日記

朝早く目が醒めたら(CLACLA日記)

 ここのところ薬を飲み続けているせいもあるのか、睡眠時間が短いにもかかわらず、朝早くに目が醒めてしまう。
 そして、いつものことながら死について考える。
 いずれは訪れることだけれど、やはり自分自身が消え去ることが恐ろしい。
 痛みも生の一部なのだ。


 体調が未だ万全でないこともあり、夕飯用の買い物以外は外出しないようにする。
 買い物も、できるだけ身近なところですませる。


 お昼過ぎ、指揮者の本多優之さんと企画関係の打ち合わせを行った。
 先週からの体調の不良に関しても詳しくお伝えしておく。


 少しずつ仕事関係や企画関係の作業を進めたほか、昨日読み終えた浜渦哲雄の『大英帝国インド総督列伝』<中央公論新社>の読書ノートをとる。
 『大英帝国インド総督列伝』は、イギリスの歴代インド総督に関し、インド総督(制度)の変遷や職責などについても触れつつ簡潔にまとめられたものだ。
 類書がないこともあり、イギリスのインド統治を考察する上で押さえておくべき一冊ではないか。


 『花田清輝全集』第八巻<講談社>と宮永孝の『白い崖の国をたずねて』<集英社>を読み進める。
 「岩倉使節団の旅 木戸孝允のみたイギリス」と副題にもある通り、『白い崖の国をたずねて』は、明治初期の岩倉使節団のイギリス(「白い崖の国」)での四ヶ月間を、木戸孝允の日記を参考としつつ再現した一冊である。


 北朝鮮が韓国の大延坪島を砲撃し、韓国軍兵士二人が死亡したほか民間人の負傷者も出たという。
 本当に度し難い話だと思う。
 行為そのものがそうだし、いつもの如き「タイミングのよさ」という意味でもそうだ。
(北朝鮮の「タイミングのよさ」には、どうしても様々なことを邪推してしまう)

 
 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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by figarok492na | 2010-11-24 21:53 | CLACLA日記

この間

 この間、体調を崩していました。
 仕事でお世話になっている方や、19日のチェルフィッチュ、今夜のフェデリコ・レオン両公演のご招待をキャンセルすることになったKYOTO EXPERIMENTの関係者の方をはじめ、多くの方にご迷惑をおかけしてしまいました。
 この場を借りて、深くお詫びを申し上げる次第です。
 なお、体調は未だ完全とはいえないため、更新が滞ることもあるかもしれませんが、その点何とぞご容赦下さいませ。
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by figarok492na | 2010-11-22 15:17 | その他

しばらくお休みします

 体調不良のため、日記の更新等、しばらくお休みします。
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by figarok492na | 2010-11-18 19:44 | その他