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個人創作誌『赤い猫』第4号刊行延期のお知らせ

 6月末までの刊行を予定していた『赤い猫』第4号ですが、諸般の事情から刊行を延期させていただくこととなりました。
 お問い合わせをいただいた方々をはじめ、皆様方にはご迷惑をおかけしますが、何とぞご容赦ご寛容のほどよろしくお願い申し上げます。

 なお、 お問い合わせ等に関しては、こちらまでご連絡いただければ幸いです。
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by figarok492na | 2011-12-31 23:35 | 創作に関して

まもなく、2011年が終わる(CLACLA日記)

 まもなく2011年が終わろうとしている。
 2011年は、東日本大震災(もちろん、そこには東京電力の福島第一原子力発電所の事故も含まれる)をはじめ、自らが生活する場所が安心でも安全でもないことを改めて痛感させられた一年であった。
 また、両膝半月板の手術入院など、自らの健康管理の拙さについて思い知らされる一年でもあった。
 一方で、演劇関係の勉強会をはじめ、新たな出会いや新たな課題を得ることのできた一年もあった。
 今年の一つ一つの出来事を糧や反省材料としつつ、来年2012年を実り多く充実した一年としたい。



 晴天。
 いいお天気、いい青空の一日となる。

 気温は低めだが、陽の光があった分、日中はほんの少しだけ寒さがうすらいでいたような気がする。
 それでも、皆さんくれぐれも風邪や肺炎、インフルエンザにはお気をつけくださいね。


 コメディアンの内藤陳が亡くなった(75歳)。
 「おら、ハードボイルドだど」でおなじみトリオ・ザ・パンチで脚光を浴びたほか、冒険小説やハードボイルド小説の書評でも知られた。
 深く、深く、深く黙祷。

 そういえば、小林信彦の『日本の喜劇人』<新潮文庫>や『テレビの黄金時代』<文春文庫>に、坂本九をメインに据えたバラエティ番組『九ちゃん!』のレギュラーを選ぶ際、プロデューサーの井原高忠に相談されて小林さんが若いトリオ・ザ・パンチを推したものの、井原さんは結局てんぷくトリオに固執したことが記されている。
 「(『九ちゃん!』)は半年の短期決戦です。若いタレントを育てて余裕は」ない、「ある程度の芸がないと、九坊(坂本九)を支える役はでき」ない、というのが井原高忠の決断の理由だったという。
(『テレビの黄金時代』第八章 「九ちゃん!」の内側より 175、176頁)


 昨夜、石井美樹子の『マリー・アントワネットの宮廷画家』<河出書房新社>を読了する。


 デヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第5番&第6番「田園」<Arte Nova>、ブルーノ・ヴァイル指揮ザ・クラシカル・バンドが演奏したシューベルトの交響曲第7番「未完成」&「ザ・グレート」<SONY>を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、文書類の整理を行ったりする。
 そうそう、今日のお昼ぐらいから急にCDプレーヤーの調子がおかしくなり始めた。
 突然途中で止まって、先に進まないのだ。
 保証期間が終わったとたん、こうやってぼろが出始めるというのはなんたることか。
 いくら安かろうとはいえ、SANYO度し難しである。


 16時台に、一度買い物に出かける。


 明日がいい日でありますように!
 そして、皆さんにとって来年2012年が本当にいいお年でありますように!
 それでは、よいお年を。
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by figarok492na | 2011-12-31 17:05 | CLACLA日記

『マリー・アントワネットの宮廷画家』を読み進める(CLACLA日記)

 今年も残すところ、あと一日とちょっと。


 晴天。

 気温は今日も低く、厳しい寒さが続く。
 皆さん、くれぐれも風邪や肺炎、インフルエンザにはお気をつけくださいね。


 今日も夕方の買い物以外外出せず、仕事関係の作業を進めたり、文書類の整理を行ったりする。


 石井美樹子の『マリー・アントワネットの宮廷画家』<河出書房新社>を読み進める。
 フランス革命という抗いがたい時代の波に翻弄される「ルイーズ・ヴィジェ・ルブランの生涯」(これが副題でもある)は、映画や佐藤亜紀の小説に非常にぴったりな題材なのではないか。
 醸成される革命の暴力的な雰囲気がまずもってそうだし、亡命先のイタリアやロシアでの居住空間の劣悪さなどは息抜きに相応しいだろう。
 そして、ボローニャに到着した際の「ボーマルシェの『セビーリャの理髪師』に登場する因業な医師バルトロそっくりの男とのやりとり(95頁)は、それこそ目に浮かびそうだ。


 トーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したメンデルスゾーンの交響曲第1番&シューマンの交響曲第4番他<SONY/BMG>、コンチェルト・ケルンが演奏した『バスティーユ襲撃(フランス革命期の作品集)』<Capriccio>、フォルテピアノのマルコム・ビルソンとジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第25番&第26番「戴冠式」<ARCHIV>、バリトンのオラフ・ベーアがハンス・フォンク指揮シュターツカペレ・ドレスデンの伴奏で歌ったモーツァルトのアリア集<EMI>、リナルド・アレッサンドリーニ指揮ノルウェー国立歌劇場管弦楽団が演奏したモーツァルトの序曲集<naïve>を聴く。

 そういえば、ヘンゲルブロック&NDR響の大阪公演が来年5月に予定されている。
 これはぜひとも聴き逃したくない。


 今日は、KINH DOのウエハーロール・ダブルチョコを食す予定なり。
 卸売ひろばタカギで、税込み82円だったもの。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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by figarok492na | 2011-12-30 19:25 | CLACLA日記

今日は一日朝比奈隆三昧を聴いた ヤマカズさんも聴いた(CLACLA日記)

 青空が見えた一日。
 どんよりとした感じもけっこうしてはいたが。

 今日も寒さが厳しい。
 皆さん、くれぐれも風邪や肺炎、インフルエンザにはお気をつけくださいね。


 午前中からほぼずっと、NHK・FMの『今日は一日朝比奈隆三昧』を聴く。
 正直、朝比奈さんに対してそれほど思い入れはないのだけれど、ついつい聴き続けてしまった。
 お得意のベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」やブルックナーの交響曲第8番など、朝比奈隆の生前の演奏が放送されていたが、個人的には新日本フィルのハイドンの交響曲全曲シリーズ(今はなきカザルスホールでの)におけるスピーチと、アンコールの交響曲第1番の終楽章を聴けたことが収穫だった。
 ところで、ホストの片山杜秀って、朝比奈隆と近しい関係にあったっけ。
 片山さんといえば、ヤマカズさんの印象が強いのだが。

 余談を一つ。
 朝比奈隆&大阪フィルをはじめ、セルジュ・チェリビダッケ&ミュンヘン・フィル、ギュンター・ヴァント&ハンブルクNDR交響楽団、加えてゲオルク・ショルティ&シカゴ交響楽団、ハンス・フォンク&ケルンWDR交響楽団の演奏によるブルックナーの交響曲第8番の実演に接することができたのは、今にして思えば非常に贅沢な経験だったのかもしれない。


 今日は、夕方の買い物以外外出せず、仕事関係の作業を進めたり、キッチンや浴室の掃除を行ったりする。
 「大掃除」は、もちろん膝を庇いながらだ。


 松下裕の『チェーホフの光と影』<筑摩書房>を読了し、石井美樹子の『マリー・アントワネットの宮廷画家』<河出書房新社>を読み始める。
 『マリー・アントワネットの宮廷画家』は、題名にもあるようにフランス王妃マリー・アントワネットをはじめ数多くの肖像画を手掛けたルーズ・ヴィジェ・ルブランの生涯について詳述した一冊だ。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの朝比奈隆三昧で、大植英次指揮大阪フィルの第九コンサートの実況中継を聴く。

 続けて、山田一雄指揮新日本フィルが演奏したモーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」&セレナード第6番「セレナーナ・ノットゥルナ」他<フォンテック>を聴く。
 と、言っても、朝比奈隆に対抗してということではない。
 昨日の晩、同じヤマカズさんが新星日本交響楽団を指揮したチャイコフスキーの交響曲第5番<同>を聴いたので、こちらも聴いておこうと思っていたのである。
 そういえば、音楽之友社の名盤大全というムック本の交響曲篇で、山田一雄と新星日本交響楽団のチャイコフスキーの交響曲第5番を推薦していたのが片山杜秀だったんだ。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『マリー・アントワネットの宮廷画家』を読み進めたりする。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 プロゴルファーの杉原輝雄が亡くなった(74歳)。
 深く、深く黙祷。


 山師、ペテン師の類いは唾棄すべし。
 自省あるのみ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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by figarok492na | 2011-12-29 21:35 | CLACLA日記

末川清先生が亡くなられていたことを知る(CLACLA日記)

 青空は見えつつも、どんよりとした感じも強し。

 気温は上昇せず、厳しい寒さが続く。
 皆さん、くれぐれも風邪や肺炎、インフルエンザにはお気をつけくださいね。


 たまたまブログのアクセス解析を目にしたところ、検索のフレーズに「末長清 訃報」というものがあり、えっと驚く。
 すかさず検索してみると、末長先生が今年の11月に亡くなられていたことを知る。
 末長先生には、立命館大学の文学部史学科西洋史学専攻のゼミなどで非常にお世話になったのだった。
 そういえば、数年前に一度、河原町でお会いし、先生の文章が掲載された冊子をいただいたことがあったことを思い出した。
 深く、深く、深く、深く、深く黙祷。


 昨夜、諸永裕司の『葬られた夏』<朝日新聞社>を読了し、松下裕の『チェーホフの光と影』<筑摩書房>を読み始める。
 筑摩書房(ちくま文庫)のチェーホフ全集の翻訳者である松下裕がチェーホフの作品や思想、人生について綴った文章を集めた一冊。
 なお、松下さんといえば、中野重治との親しい関係でも知られるが、中野重治のかつての文章を批判的に引用していることからも、その関係が盲目的追従的なものではなかったことがわかる。


 仕事関係の作業を進めたり、『チェーホフの光と影』を読み進めたりしたほか、ベランダと玄関口の掃除をすませたりもする。
 膝を庇いながら。


 マティアス・バーメルト指揮ロンドン・フィルが演奏したパリーの交響曲第5番他<CHANDOS>、ロジャー・ノリントン指揮ロンドン・クラシカル・プレイヤーズが演奏した初期ロマン派序曲集<EMI>を続けて聴く。
 ノリントン&LCPのCDは、EMIの録音の悪さ(そこには、アビーロードスタジオのかさついた音響も含まれる)で大きく損をしていると改めて強く思う。


 15時台に外出し、TAGとストアデポで文具を購入したのち、COCON烏丸の京都シネマなどをのぞき、大垣書店四条店で新潮社のPR誌『波』の来年1月号を入手する。
 京都芸術センターは、昨日からお休みだった。

 ついでに、夕飯用の買い物をすませ、17時半過ぎに帰宅した。


 帰宅後、ピアノのオリ・ムストネンが弾いたベートーヴェンの変奏曲集<DECCA>を聴きながら、『波』の拾い読みをしたり、『チェーホフの光と影』を読み進めたりする。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『チェーホフの光と影』を読み進めたりする。


 オリヴァー・ナッセン指揮クリ―ヴランド管弦楽団他が演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『妖精のくちづけ』他<ドイツ・グラモフォン>を聴く。
 『妖精のくちづけ』は、チャイコフスキーの音楽を引用した作品で、非常に耳心地がよい。
 作曲家としても知られるナッセンが指揮したクリ―ヴランド管弦楽団も見事な演奏を披歴していて、音楽好きには大いにお薦めしたい一枚だ。


 今日は、ローソンバリューラインのダブルチョコケーキを食す。
 千本三条のローソンストア100で、50円びきだったもの。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 茶番以下の猿芝居が繰り広げられている。
 どうにもこうにもだ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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by figarok492na | 2011-12-28 21:37 | CLACLA日記

『葬られた夏』を読み進める(CLACLA日記)

 どんよりとした感じはありつつも、青空の見えた一日。

 厳しい寒さが続く。
 皆さん、くれぐれも風邪や肺炎、インフルエンザにはお気をつけくださいね。
(寒さが厳しくなって、膝に痛みが出るようになった。耐えられないほどの激しい痛みではないけれど。注意しておかないと)


 午前のうちに、毎週恒例の洗濯をすませておく。
 当然の如く、乾きは悪かったが。
 まあ、仕方ない。


 今日は、夕方の買い物以外外出せず、仕事関係の作業を進めたり、諸永裕司の『葬られた夏』<朝日新聞社>を読み進めたりする。


 ABC(ラジオ)で今年最後の『とことん全力投球!妹尾和夫です』を聴いたのち、ヨエル・レヴィ指揮クリ―ヴランド管弦楽団が演奏したシベリウスの交響曲第2番&交響詩『フィンランディア』<TELARC>、グレン・グールドが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」~第10番<SONY/BMG>を聴く。


 夕方の買い物時、近くのコンビニに寄って、週刊文春の小林信彦の連載エッセイだけを立ち読みする。
 坪内祐三の連載が今号はお休みだった。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『爛れる』の手直しを行ったり、『葬られた夏』を読み進めたりする。
 『葬られた夏』は、真相に辿りつこうと必死に試みながら、結局全てがうやむやにされてしまう展開が非常に興味深く、面白い。
 それにしても、著者の諸永さんは僕と同じ1969年の生まれだが、僕らより五年ほど年下までが、下山事件に限らず「当時」の詳しい生の証言を聴くことのできたぎりぎり最後の世代ではないのだろうか。
 諸永さんほどではないが、自分自身のいくつかの体験を想起しながらそう思う。


 アルテミス・カルテットが演奏したドヴォルザークの弦楽4重奏曲第13番&ヤナーチェクの弦楽4重奏曲第2番「ないしょの手紙」<Virgin>、同じくアルテミス・カルテットとピアノのレイフ・オヴェ・アンスネスが演奏したシューマン&ブラームスのピアノ5重奏曲<同>を続けて聴く。


 今日は、ローソンバリューラインの濃厚ダブルシュークリームを食す。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 政府が、武器輸出三原則の緩和を決定したという。
 いろいろと考えることあり。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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by figarok492na | 2011-12-27 22:18 | CLACLA日記

淡々と作業を進めた一日(CLACLA日記)

 青空は見えつつも、どんよりとした感じも強いお天気。
 午前中は雪も降っていた。

 気温も低く、寒さが非常に厳しい一日だった。
 皆さん、くれぐれも風邪や肺炎、インフルエンザにはお気をつけくださいね。


 仕事関係の作業を進めたり、文書類の整理を行ったり、堀江敏幸の『ゼラニウム』<朝日新聞社>を読み進めたりする。
 堀江敏幸の文章は本当に巧いとつくづく思う。


 アンドレア・マルコン指揮ラ・チェトラが演奏したモーツァルトの序曲集<ドイツ・グラモフォン>、ケント・ナガノ指揮モントリオール交響楽団が演奏したベートーヴェンのバレエ音楽『プロメテウスの創造物』抜粋&交響曲第3番「英雄」<SONY/BMG>、サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルが演奏したブラームスのピアノ4重奏曲第1番(シェーンベルク編曲)他<EMI>を続けて聴く。


 夕方、買い物に出かける。


 夕飯後、仕事関係の作業を進める。


 その後、『ゼラニウム』を読み進め読了し、諸永裕司の『葬られた夏』<朝日新聞社>を読み始める。
 「追跡下山事件」と副題にもあるように、『葬られた夏』は、下山定則国鉄総裁怪死事件の真相に迫った一冊である。


 アンドルー・デイヴィス指揮BBCフィルが演奏したヨーク・ボーウェンの交響曲第1番&第2番<CHANDOS>、ネルソン・フレイレが弾いたリストのピアノ作品集<DECCA>を続けて聴く。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 工業デザイナーの柳宗理が亡くなった(96歳)。
 柳宗悦の長男にあたる。
 深く、深く、深く、深く黙祷。

 歌舞伎役者の岩井半四郎も亡くなった(84歳)。
 仁科亜希子の父親にあたる。
 深く、深く黙祷。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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by figarok492na | 2011-12-26 22:22 | CLACLA日記

努力クラブ3『無目的ビーム』

☆努力クラブ3『無目的ビーム』

 作・演出:合田団地
(2011年12月25日、壱坪シアタースワン)


 神をも畏れぬ所業、と言うが、クリスマスを間に挟んでこういう芝居をやってしまうんだから、それこそ合田団地は神をも畏れぬ人間だ。
 なんて言い方は大げさにすぎるかな。
 でも、合田団地が創り出す劇世界に乗れない人、好きになれない人というのは、もしかしたら笑いのセンスの違いがどうこう以前に、彼の持つサタニッシュさ、よりわかりやすく言えば人の悪さ(これは誉め言葉でもある)、斜に構えた部分を敏感に感じ取っているのかもしれない。

 で、ほっこりほこほこした展開(例えば、この前の劇団テンケテンケテンケテンケ)やリリカルな情景(例えば、この前の月面クロワッサン)が好きな半面、心の中にどこか意地の悪さを抱えた人間にとっては、今回の『無目的ビーム』はけっこうツボにはまる内容だった。
 大きな笑いの仕掛けもそうだけど、十二分に計算されたヘタウマの極とでも言いたくなるような作品の結構と、重箱の隅までつつくような細かいくすぐりのやってるやってる感が個人的には興味深く、面白かった。
(ちょっと残念だったのは、壱坪シアタースワンに満員のお客さんが入っていたということで、隣の席の人との境界があまりにも狭く、おまけに左の首筋、肩、腕を昨夜捻っていたというのに、左側の席に「無意識の越境主義者」のお客さんが座っていたため身体がこわばってしまい、時折気が散ってしまったこと。もちろん、努力クラブにとって大盛況というのはとてもめでたいことなのだが)

 演者陣は大奮闘。
 客席との距離の近さもあって、いろいろと透けて見えるものもありはしたのだけれど、まずもって本当にお疲れ様でした。

 いずれにしても、合田団地が次回の公演で何を仕掛けてくるかを心待ちにしたい。
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by figarok492na | 2011-12-25 23:41 | 観劇記録

クリスマスイヴの昨日、二人の部長刑事が亡くなった(CLACLA日記)

 今日はクリスマス。
 メリークリスマス!


 俳優の入川保則が亡くなった(72歳)。
 今年たまたま、入川さんが末期ガンであることを告白しているお昼のワイドショーを目にしたことがあったが、ついに新年を迎えることはできなかったか。
 関西出身で、悪役もこなしていたが、極悪人というより、狡さと軽さを兼ね備えた役回りが柄に合っていたように思う。
(もしかしたらそこには、森繁久彌の影響があるかもしれない)
 ただ、個人的には、数年前に再放送で観た『半七捕物帳』での野川由美子との迫真の演技が忘れられないのだが。
 深く、深く、深く、深く黙祷。

 同じく俳優の飯沼慧も亡くなった(85歳)。
 文学座を代表する俳優の一人だが、もともとは彼も関西の出身で、関西芸術座などで活躍ののち文学座に入団した。
 また、独特の声質の持ち主で、声優としても知られていた。
 深く、深く、深く、深く黙祷。

 ところで、同じ24日に亡くなった入川さんと飯沼さんだが、奇しくもお二人は、朝日放送の『部長刑事』で部長刑事を演じていたのだった(別々の時期に)。
 そういえば、歴代の部長刑事の一人、高城淳一(大阪出身)も今年亡くなられたのだった。
 ああ。


 晴天。
 いいお天気、いい青空の一日。

 寒さが非常に厳しい。
 皆さん、くれぐれも風邪や肺炎、インフルエンザにはお気をつけくださいね。


 仕事関係の作業を進める。


 毛利眞人の『貴志康一 永遠の青年音楽家』<国書刊行会>を読了し、堀江敏幸の『ゼラニウム』<朝日新聞社>を読み始める。
 貴志康一が元内務官僚の松本学と関係があったことは、『貴志康一 永遠の青年音楽家』を読むまで全く知らなかった。


 リカルド・ムーティ指揮ウィーン・フィルが演奏したシューベルトの交響曲第3番&第5番<EMI>を2回聴き、CDレビューをアップする。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。

 ほかに、グレン・グールドが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」~第10番<SONY/BMG>も聴く。


 京都文化博物館の友の会の会員に年会費4000円のB会員というものができている。
 4000円で、1年間映画が見放題とは!!
 早速来年1月から入会しよう。


 今日は、今から努力クラブの公演を観に行く予定なり。
 それじゃあ、行ってきます!
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by figarok492na | 2011-12-25 17:47 | CLACLA日記

ムーティ指揮ウィーン・フィルが演奏したシューベルトの交響曲第3番&第5番

☆シューベルト:交響曲第3番&第5番

 リカルド・ムーティ指揮ウィーン・フィル
(1988年/デジタル・セッション録音)

<EMI>CDC7 49850 2


 実演で接したことがないこともあってか、リカルド・ムーティという指揮者に対して、正直あまり思い入れがない。
 録音で聴くかぎり、細かいところまでいろいろ考えていそうで、それが今ひとつ効果を発揮していないというか、全体として同じ調子に聴こえるような感じがするし、逆に曲目によっては力任せとまではいかないものの、エネルギッシュでパワフルな雰囲気ばかりが目につき耳につくという結果に終わってしまっている場合すらある。
 それじゃあ、なんでそんな指揮者のCDを買うんだよと聴かれたら、大好きなシューベルトの交響曲第3番&第5番が500円(ブックオフ・中古)で出ていたからだと答えるばかりだ。

 で、それほど期待せずに聴き始めたCDだったんだけれど、これは予想に反して当たりの一枚だった。
 確かに、ムーティのそれいけずーんずーん的な前進志向はいつもの通りなのだが、それが第3番の陽性な音楽にはぴったりと合っていて、実に心地よいのだ。
(一つには、第3番がイタリア的な曲調を持っていることも大きいのかもしれない)
 一方、モーツァルトの交響曲第40番を下敷きとした思しき第5番のほうは、あとちょっと細やかさが欲しいなと感じはつつも、それが大きな不満につながるということはなかった。
 加えて、シューベルトの音楽の持つ歌謡性もけっこう巧くとらえられているのではないか。
 さらに、個々の奏者、そしてアンサンブルともにウィーン・フィルの音色が美しい。

 この二つの交響曲を一度も聴いたことがないという人にも安心してお薦めできるCDだ。
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by figarok492na | 2011-12-25 14:38 | CDレビュー