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今日で5月も終わり(CLACLA日記)

 今日で、5月も終わり。
 今年もあと7ヶ月となった。
 一日一日を本当に大切にしていかなければ。
 そして、死を忘れないこと。


 どんよりとした感じの強いお天気。

 気温は上昇する。
 むしっとして、あまり快ならず。


 昨夜、アトリエ劇研でfukuii企画の『ニホンの狂育 -女子校編-』(福井俊哉君脚本・演出)を観る。
 詳しくは、前回の記事(観劇記録)をご参照のほど。

 福井君をはじめ、関係各氏と話しをし、その後いろいろとあって23時過ぎに帰宅した。

 その後、4時半過ぎまで仕事関係の作業を進めたり、黒川鍾信の『東京牛乳物語』<新潮社>を読み進めたりする。


 かかりつけの病院に行って血液検査のための採血を行い、スギ薬局で薬を受け取り、ついでに買い物をすませて帰宅した。


 ピエール・ブーレーズ指揮ベルリン・フィルが演奏したヴェーベルンの管弦楽作品集、エマーソン弦楽4重奏団他が演奏した同じくヴェーベルンの弦楽4重奏のための作品集<ともにドイツ・グラモフォン>、ジェフリー・テイト指揮イギリス室内管弦楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの『町人貴族』組曲&メタモルフォーゼン<EMI>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『東京牛乳物語』を読み進めたりする。


 18時少し前に外出し、京都文化博物館のフィルムシアターで豊田四郎監督の『暗夜行路』を観る。
 詳しくは、前回の記事(映画記録)をご参照のほど。

 上映終了後、夕飯用の買い物をすませて21時20分頃帰宅した。


 夜になっても、真向かいのマンションがかまびすしい。
 あほんだらだらすけが!


 夕飯後、ネルソン・フレイレが弾いた12の練習曲集(別れの曲や革命が入ったほう)&ピアノ・ソナタ第2番「葬送行進曲つき」他<DECCA>を聴きながら、仕事関係の作業を進める。


 『東京牛乳物語』を読了する。


 今日は、栄屋乳業株式会社のワッフルを食す。
 六角通のローソンストア100で、20円びきだったもの。
 まあまあ美味しうございました!


 明日がいい日でありますように!
 そして、6月がいい月でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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by figarok492na | 2012-05-31 23:47 | CLACLA日記

暗夜行路

☆暗夜行路<1959年、東京映画>

 監督:豊田四郎
 原作:志賀直哉
 脚本:八住利雄
(2012年5月31日、京都文化博物館フィルムシアター)


 箔付けかっこつけもあってか、中学高校とハルキやばななといった流行りの文学には目も向けず、日本や西洋の古い小説ばかり読みふけっていた。
 あたら中学生の分際でアナトール・フランスの『神々は渇く』<岩波文庫>なんて読んで、「フランス革命は…」などといっぱしの文学通を気取っていたのだから、厭味ったらしいったらありゃしないこまっちゃくれたガキだけれど、今となってはその頃そういった作品に触れておいて、テキストの行間を読む力はある程度ついたかなと思わないでもない。
 どちらかと言えば苦手だった白樺派だが、志賀直哉の新潮文庫の三分冊の短篇集は愛読した。
 筋の通ったミニアチュアというか、技巧と自然さとが巧みに混ざり合った結構に魅力を感じたからである。
 ただ、『暗夜行路』にだけはどうしても手をつけることができなかった。
 いや、読もう読もうとは思うのだけれど、さて読もうという段になって手が止まる。
 で、いつしか古い小説愛好時代は終わり、『暗夜行路』に関しては梗概ばかりを知るだけで、今の今まで読まないでいた。
 だから。豊田四郎監督の『暗夜行路』は、まっさらとまでは言えないものの、やはり原作未経験者として接することができたことになる。

 父の父=祖父と母との間の不義の子であることを知った時任謙作(池部良)は懊悩の末、長年共に暮らしてきた祖父(実の父)の妾お栄(淡島千景)との結婚を望むも、父の反対もあって適えられない。
 そんな失意の謙作は滞在先の京都で直子(山本富士子。ただし、敦賀の出ということで京都弁を聴くことはできず)と出会い、結婚するが…。
 といった、どうにもじぐじぐじぐじぐ爛れるような内容だが、そこは「三人称」の芸術・映画であるからして、たとえモノローグを多用しようとも(モノローグが、ラストで謙作から直子に移るのは原作を踏襲したものではないか)、たぶん原作ほどには俺が我がの思索の世界、暗闇を進むようなどんよりとした世界に入り込むことはない。
 2時間20分の尺は、生理的には厳しいものがあるが、原作を上手くダイジェストしただろう八住利雄の脚本と豊田四郎のきっちりとした演出もあって、それほど観飽きることはない。
 ちょっとご都合主義とも思えなくない後半の展開など気になる点もなくはないが(白樺派的っちゃ白樺派的とはいえ)、池部良や山本富士子、淡島千景の演技をはじめ、観どころも少なくなかった。
 千秋実や仲代達矢、汐見洋、市原悦子のほかは、杉村春子、中村伸郎、長岡輝子、三津田健、賀原夏子、仲谷昇、北村和夫、加藤治子、南美江、荒木道子、小池朝雄、加藤武、本山可久子、岸田今日子、北見治一ら文学座の面々が脇を固めている。

 さて、せっかく映画も観たんだし、原作の『暗夜行路』を読んでみるか!
 てな気には、実はなっていないのだよね、これが…。
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by figarok492na | 2012-05-31 23:44 | 映画記録

fukuii企画『ニホンの狂育』

☆fukuii企画『ニホンの狂育 -女子校編-』

 脚本・演出:福井俊哉
(2012年5月30日、アトリエ劇研)


 京都造形芸大映画学科出身のインディーズレーベル・月世界旅行社は好漢ぞろいだが、演じてよし撮ってよし(キャメラマン)、おまけに歌まで歌ってよしのふじもん藤本啓太監督は好漢中の好漢だ。
 その藤本監督の『モカ珈琲』や『ゆびきりげんまん』で、根は優しくてちょっとシャイな主人公を演じている福井俊哉が、京都学生演劇祭のドキドキぼーいずの公演で頭を金髪に染めているばかりか、けっこうぷっくりとしたお腹をさらしているのを観たときは、えっと我が目を疑ったものだ。
 あの福井君はいったいどこへ!?
 てなことを、別の場所で劇団テンケテンケテンケテンケの勝二繁に話していると、「福井君、てんこもり堂に出てたじゃないですか」とすかさず応えがあった。
 そうだそうだ、福井君、てんこもり堂の『ESCAPE』で若い銀行員の一人として頑張っていたんだ。
 どうりでふじもんの作品を観たときにあれっと思ったんだよね。
 そういえば、ちょっとだけ福井君と話しをする機会があった際、自分は舞台のほうで作演もやっているって言ってたっけ。

 そんな福井俊哉率いるfukuii企画の二回目の公演(学外では初めての公演)となる『ニホンの狂育 -女子校編-』を昨夜アトリエ劇研で観た。
 福井君の想いは別にして、続篇なきしも非ずと感じたりもしたから詳しい内容については触れないが、陰湿ないじめはびこる女子高聖ブリリアント女学院は二年すもも組にキタノ拳死郎なる「男子」が転校してきて…、といった具合に物語は進んでいくのだけれど、はっちゃけはちゃめちゃな展開の中に、福井君の真っ正直な想いやメッセージ(師の川村毅にもつながる)が盛りだくさんに盛り込まれていて、まずもって好漢、ではない好感を覚えた。
 また、ダンスやラップなど流行り(演劇的にも)の要素を巧く取り入れるなど、お客さんを愉しませようという仕掛けも充分理解がいった。
 テキストの構成や登場人物の感情の変化、舞台美術等々でさらに細やかさ、丁寧さ、丹念さが加われば、作品の持つメタフィクション的な要素というか、確信犯的な部分がよりはっきりと表われたのではないかと、その点を残念に思う。
 それか、逆に粗さを粗さとして、もっと振り切ってしまってもいいのではないか。
 続篇を期待するのもそのことと関係していて、今のままでも続きをやるのは可能だし、なんなら『悪名』や『男たちの挽歌』の「あれ」を使ってもいい。
 いや、そうなるとただの邪劇になってしまいかねず、福井君の目論見想いとは大いにかけ離れてしまうか…。

 福井君の高揚ぶりとタイトルの「狂」を体現したかのような、拳死郎役の上川周作や教師役の北川大佑のほか、ドキドキぼーいずの吉田穂、造形芸大映画学科の映画でおなじみ仙洞田志織、跡見賢太、きのせまさきと、演者陣も各々の個性特性をよく発揮していたのではないか。
 ただ、激しい感情表現と技術面での齟齬からくるライヴ特有の傷よりも、表面的な巧さと内面における役柄との距離からくる隙間のほうが気になったりしなくもなかったが。
 現時点での技術的な巧拙は置くとして、個人的には田中沙依が強く印象に残った。
 彼女の今後の活躍に期待したい。

 いずれにしても、福井俊哉がこれからどのような作品を仕掛けてくるがとても愉しみだ。
 次回の公演を心待ちにしたい。
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by figarok492na | 2012-05-31 16:56 | 観劇記録

新藤兼人を悼む

 日本を代表する映画監督で脚本家の新藤兼人が亡くなった。先月29日に100歳の誕生日を迎えたばかりだった。
 はじめ現像部として映画界に入り、のちに溝口健二の厳しい指導と妻の援けを受けながら映画のシナリオ執筆の研鑚を積む。
(この間の様々な出来事とその妻の病死に関しては、監督デビュー作品となる『愛妻物語』で詳しく描かれている)
 その後、松竹へと移動するが、海軍に召集され宝塚で敗戦を迎える。
 松竹復帰後、吉村公三郎監督とコンビを組んで、数々の作品を世に送り出すが、興業上の理由から幹部と対立して松竹を退社し、吉村監督らと近代映画協会を設立した。
 独立プロの厳しい条件下、自ら監督として『原爆の子』、『裸の島』、『人間』、『鬼婆』、『悪党』、『裸の十九才』、『ある映画監督の生涯 溝口健二の記録』、『竹山ひとり旅』、『北斎漫画』、『さくら隊散る』、『午後の遺言状』、『生きたい』等、名作、力作を数多く発表し、90歳を過ぎても『ふくろう』、『石内尋常高等小学校 花は散れども』を撮影。
 さらに、昨年は99歳で『一枚のハガキ』を撮り上げた。
 また、脚本家としても映画、テレビドラマで多数の作品を遺し、著書も少なくない。
 新藤監督に関しては、『一枚のハガキ』を完成させての死で本望なのではという声もあり、またたまたま目にする機会を得たNHKのドキュメンタリー番組からも『一枚のハガキ』が最後の作品となるのではと感じてもいたが、しかし、そのライフワークとなるべき広島への原爆投下の瞬間の映画化が成し遂げられなかったことを、新藤監督はやはり無念に思っていたのではないか。
 製作費約20億円。
 確かに、大変な金額だ。
 けれど、世のあれやこれやを考えるに、僕は非常に悔しくてならない。
 深く、深く、深く、深く、深く黙祷。

 以前も別に記したことがあるが、新藤兼人の生への執念は、母や最初の妻、「戦友」、広島の人々、そして乙羽信子や殿山泰司、吉村公三郎といった自らより先に亡くなった人々への強い想いに支えられていたような気がする。
 そういえば、盟友の一人、林光さんも新藤監督より先に亡くなられてしまったのだった…。

 なお、新藤兼人については、自著のほか、殿山泰司の一連の作品が詳しいし、先日読み終えた麿赤兒の『怪男児麿赤兒がゆく』<朝日新聞出版>や高井英幸の『映画館へは、麻布十番で都電に乗って。』<角川書店>にもその印象的なエピソードが綴られている。

 そうそう、来月、京都文化博物館のフィルムシアターで、新藤兼人の脚本作品が特集上映される予定だ。
 脚本家としての新藤兼人の魅力を再認識する機会になると思う。
 お時間おありの方はぜひ足をお運びいただきたい。
(本来は、生誕100年を記念したプログラムだったのだけれど。ああ…)
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by figarok492na | 2012-05-31 14:01 | 映画記録

オルガ・トヴェルスカヤのCDをたっぷりと聴く(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気が続く。
 すっきり晴れてはくれないものか。

 気温はあまり上昇せず。
 過ごしやすい一日となる。


 昨夜、京都文化博物館まで行き、3Fのフィルムシアターで五所平之助監督の『螢火』を観る。
 詳しくは、前回の記事(映画記録)をご参照のほど。

 帰宅後、フォルテピアノのオルガ・トヴェルスカヤが弾いたメンデルスゾーンの無言歌集<Opus111>を聴いたりしながら、4時半近くまで仕事関係の作業を進めたり、黒川鍾信の『東京牛乳物語』<新潮社>を読み進めたりする。


 真向かいのマンションや近所のマンションがやたらとかまびすしい。
 夏になってもこのかまびすしさじゃかなわんね。
 節電もへったくれもありゃしないってことになってしまうなあ…。


 トヴェルスカヤが弾いたヴォジーシェクのピアノ作品集、シューベルトのピアノ・ソナタ第13番&第6番他、第20番&楽興の時<すべてOpus111>、ブルーノ・ヴァイル指揮ザ・クラシカル・バンドが演奏したシューベルトの交響曲第7番「未完成」<SONY>を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、『夏美の夏は…』を考えたり、『東京牛乳物語』を読み進めたりする。
 それにしても、オルガ・トヴェルスカヤは今どうしているのだろう?
 感情表現の豊かなフォルテピアノの弾き手として、一時期脚光を浴びたのだけれど。
(Opus111の身売りが大きく関係していたのか?)


 今日は、今からアトリエ劇研まで、fukuii企画の『ニホンの狂育 -女子校編-』を身に行く予定なり。
 それじゃあ、行って来ます!
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by figarok492na | 2012-05-30 17:13 | CLACLA日記

螢火

☆螢火<1958年、歌舞伎座・松竹>

 監督:五所平之助
 原作:織田作之助
 脚本:八住利雄
 撮影:宮島義勇
 音楽:芥川也寸志
 文殊九助の歌:西口克己*
(2012年5月29日、京都文化博物館フィルムシアター)


 幕末史を語る際、必ずと言ってよいほどとり上げられる出来事に、薩摩藩内の倒幕急進派の粛清(1862年)と幕府方による坂本龍馬急襲(1866年)の、二つの寺田屋事件がある。
 織田作之助の短篇『螢』による八住利雄の脚本を映画化した、五所平之助監督にとって生涯唯一となる時代劇『螢火』は、それこそ寺田屋を舞台としているだけに、当然二つの事件が劇中に登場する。
(薩摩藩の急進派を代表する有馬新七を数年前に亡くなった佐竹明夫が演じ、坂本龍馬を20代半ばで早世した森美樹が演じている。正直、森美樹の演技はあまり達者とは言えないが、人の心を惹きつける清々しさ若々しさはあると思う)
 ただし、この『螢火』の主人公はあくまでも寺田屋の女将お登勢であって彼ら勤皇の志士たちではない。

 跡取りと目される伊助(伴淳三郎。伏見の言葉にはどうしても無理がある。しかし、好人物とは言えないけれどさりとて悪い人間でもないこの伊助という人物の微妙さが伴淳の柄によく合っている)の嫁とはなったものの、伊助とはなさぬ仲の病気の姑(三好栄子。好演)や小姑(水原真知子)から日々嫌がらせを受けるお登勢だったが、持ち前の人柄の良さとまじめさで徐々に寺田屋にとってなくてはならない存在となっていく。
 だが、姑が亡くなったことをこれ幸い、伊助は妾を囲うわ、浄瑠璃は唸るわ。
 そんな折も折、坂本龍馬が寺田屋にやって来て…。
 といった展開の中で、お登勢という一人の女の半生が非常に丹念に描かれていく。
 また、そうしたお登勢の心のうち、哀しさや切なさ虚しさ、覚醒、高揚、喜び、諦めといった感情の様々な変化を淡島千景が見事と呼ぶほかない細やかさで演じていく。
 その美しさ巧さには、ただただ惚れ惚れするばかりだ。
 加えて、若尾文子(養女のお良。けなげな彼女が坂本龍馬と出会うことで変化する様には、どうしても増村保造の作品を思い起こす)、沢村貞子、三井弘次、須賀不二夫、三島雅夫、東野英治郎、中村是好、初音礼子(関西人の役ではおなじみだった。宝塚出身)、石井富子(現トミコ。若い!)ら共演陣も各々の役柄をよくとらえた演技を行っていて、とてもしっくりきた。

 いずれにしても、観ておいて正解の一本だった。
 ああ、面白かった!


*文殊九助の歌は、劇中坂本龍馬が歌う伏見の義民を歌った歌。
 なお、西口克己は伏見出身の作家で、日本共産党の党員として京都市議会議員や府議会議員を長く務めた。
(西口さんについては、その生前の活躍を知る方たちから度々お話をうかがったことがあるが、ここでは省略する)
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by figarok492na | 2012-05-30 00:03 | 映画記録

結局、雨降りに(CLACLA日記)

 午前中は青空が見えていたものの、その後突然雷鳴が轟き始め、激しい雨となる。
 しばらくしたらやんで、再び陽の光が見えてきたが、さらにしばらくするとまたもや強い雨。
 結局、どんよりとしたお天気の一日だ。

 気温は上昇していたが、雨とともに下がる。


 昨夜、伊集院光の深夜の馬鹿力を聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 近所のマンション(真向かいのマンションには非ず)の工事がかまびすしい。
 いったいいつまでかかるんだろうか。


 ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』、マルティン・ハーゼルベック指揮ウィーン・アカデミーが演奏したモーツァルトの舞曲・メヌエット集<Novalis>、ピアノのエマニュエル・アックス、ヴァイオリンのアイザック・スターン、ヴィオラのハイメ・ラレード、チェロのヨーヨー・マが演奏したベートーヴェン&シューマンのピアノ4重奏曲<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。

 ハーゼルベックと手兵のピリオド楽器オーケストラ、ウィーン・アカデミーによるCDは、モーツァルトの機智と才気が存分に表われた一枚。
 ピリオド楽器ながら、弦楽器などウィーン風の訛りを聴き取ることもできる。
 ただ残念なのは、音質があまりに塩辛くがさっとした感じであること。
 もっと響きのよい場所での録音だったらと強く思う。


 岡本和明の『昭和の爆笑王 三遊亭歌笑』<新潮社>を読了する。
 いろいろ感じたこともあるのだが、ついついあっという間に読み終えてしまった。

 続けて、黒川鍾信の『東京牛乳物語』<同>を読み始める。
 黒川鍾信といえば先日読み終えた『木暮実千代』<NHK出版>の著者であるが、この『東京牛乳物語』は、黒川さんにとっては母方の、木暮実千代にとっては父方の生家で、日本における牛乳需要に大きな役割を果たした和田牛乳、並びに和田牧場について綴った一冊だ。


 今日は、今から京都文化博物館のフィルムシアターまで五所平之助監督の『蛍火』を観に行こうと思っているのだけれど、いかんせんお天気が悪過ぎる。
 ううむ、どうしようか。
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by figarok492na | 2012-05-29 17:13 | CLACLA日記

『天頂より少し下って』を読了した(CLACLA日記)

 晴天。
 いいお天気、いい青空が続く。

 気温は今日も上昇し、暑さを強く感じる一日となる。


 昨夜、4時半過ぎまで仕事関係の作業を進めたり、川上弘美の『天頂より少し下って』<小学館>を読み進めたりする。


 午前中外出し、仕事関係の用件を片づけたり、買い物をすませたりする。


 帰宅後、エリアフ・インバル指揮フランクフルト放送交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第7番<TELDEC>、パーヴォ・ベルグルンド指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したシベリウスの交響曲第6番&第4番、第5番&第7番<FINLANDIA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 『天頂より少し下って』を読了する。
 いずれも映画の原作に相応しく思える短篇小説集で、実に面白かった。
 特に、女性どうしの不思議で魅力的な関係を描いた川上さんらしい『エイコちゃんのしっぽ』は、ぜひとも短篇映画化して欲しい。

 続けて、岡本和明の『昭和の爆笑王 三遊亭歌笑』<新潮社>を読み始める。
 純情詩集をはじめとした独自のネタで大人気を博しながら、不幸な事故のため早世した敗戦直後の落語界の異端児三遊亭歌笑の人生について、その独特な容貌(「顔」)と歌笑の内面の葛藤にも重きを置きつつ描いた一冊。
 ついつい読み進めてしまう。
(歴史学を専門に学んだこともあってか、フィクションとノンフィクションの間にあたるこういった評伝類には、どうしてもひっかかる部分はありつつも)


 夕方再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 夕飯後、ラルキブデッリ他が演奏したメンデルスゾーン&ガーデの弦楽8重奏曲<SONY>、ハウスムジークが演奏したケルビーニの弦楽4重奏曲第3番&第4番<CPO>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『夏美の夏は…』を書き進めたり、『昭和の爆笑王 三遊亭歌笑』を読み進めたりする。


 今日は、モンテールのチョコバナナロール(2個)を食す。
 ローソンストア100で、50円びきだったもの。
 バナナクリームを巻いたチョコ地のロールケーキで、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 なんとも、気持ちの悪い今日この頃だ。
 やれやれ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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by figarok492na | 2012-05-28 22:36 | CLACLA日記

吉田秀和を悼み、立川志の輔独演会を愉しんだ(CLACLA日記)

 晴天。
 いいお天気、いい青空が続く。

 気温が上昇し、暑さを強く感じた一日。
 暑い暑い。


 音楽評論家の吉田秀和が亡くなった。98歳。
 音楽評論を中心とした文筆活動とともに、子供のための音楽教室の初代室長を務めたり、水戸芸術館館長として運営に関わったりするなど、多方面で活躍した。
 また、NHK・FMの『名曲のたのしみ』でも、長年解説の任にあたった。
(そういえば、昨日の夜も、『名曲のたのしみ』の終わりのほうを聴いたんだった)
 日本を代表する音楽評論家と言っても過言ではなく、音楽評論のジャンルでのその影響は、やはり計り知れない。
 僕自身も、中学高校時代と、吉田さんの『世界の指揮者』<新潮文庫版>や『音楽 展望と批評』<朝日文庫。三分冊>を表紙が擦り切れるほど読み返したものだ。
 深く、深く、深く、深く、深く黙祷。

 今年の初めに亡くなった林光さんが、吉田さんについて次のように記している。
(若き日の林光さんは吉田秀和と度々演奏会や音楽について親しく語り合う機会を得ていたという)
>吉田さんと、音楽について、とくについさっき聴いてきたばかりの曲や演奏のあれこれについてしゃべりあうのは、私にとって単純にたのしかった、というのが正直なところだ。
(中略)いま思えば、吉田さんのそういったおしゃべりのうまさと、吉田さんの音楽批評とは、一本の糸でつながっている。それは、この国の音楽批評家のなかでは、ほんとうに独特なことで、吉田さんの判断、つまりモノサシの目盛りには、ずいぶんと疑問をいだくときもあるようになった、二十何年後のこんにちでも、音楽を聴いたすぐあとで、それについて、勝手放題たのしいおしゃべりをしてみたいなと思う相手が、演奏家や同業の作曲家なら、指折り数えて思いうかぶが、批評家となると、さて吉田さんのほかにだれがいるだろう<
林光さん『私の戦後音楽史』<平凡社ライブラリー>の9「毎日ホールの日々」より。


 昨夜、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 朝早くから、真向かいのマンションがかまびすしい。
 腹立たしいかぎり。
 ええかげんにせいよ、このあほんだら!!


 NHK・FMの『名演奏ライブラリー』で、イギリスのピアニスト、ジョン・オグドンの演奏を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、川上弘美の『天頂より少し下って』<小学館>を読み進めたりする。


 正午過ぎに外出し、阪急で梅田まで出、そこから環状線で森ノ宮へ。
 旧知の松田裕一郎さんからのご招待で、森ノ宮ピロティホールにて、立川志の輔独演会を愉しむ。
 ここのところテレビもないものだから、久しく立川志の輔の姿に接していなかったが、めっきり頭も白くなり、声も一層渋辛くなり(まるで斎藤晴彦みたい)、大師匠の風格がぐぐんと増したように思う。
 チラシには、『中村仲蔵』のみが演目として上がっていたが、それだけではなんだということで、休憩前に『ハナコ』という題名の新作落語が演じられる。
 くどいほどの言葉の布石がラストできっちり活きてくるとてもくすぐりの多い噺で、実に面白かった。
 で、メインの『中村仲蔵』は初代中村仲蔵の舞台上での成功を描いた噺だが、みっちり語り込んで、と言うより、たっぷり造り込んで仕立て直したと評したくなるような約1時間半の長講となる。
 松田さんも話していたが、先代の正蔵(彦六)や円生の口演に慣れ親しんだ人間としては、へえここまで語り込むんだという驚きもあったが、やはりこの長尺を持ち応える立川志の輔という落語家、芸の人の力量には改めて強く感心もした。
(松田さんによると、志の輔さんばかりでなく立川談春もこうした造り込み仕立て直しをよくやっているらしい)
 立川志の輔の実演に接するのは、かれこれ15年近くぶりになるが、こうやってたっぷり彼の落語を愉しむ機会を与えてくれた松田さんには、心より感謝するばかりだ。

 その後、玉造駅近くのごえんやという店に入って、美味しい料理を味わいながら、松田さんと話しをする。
 落語についてや、昨夜松田さんも観たという第15次笑の内閣『ツレがウヨになりまして。』をはじめお芝居のこと、最近のCLACLA日記の観劇記録の甘さなど、あれこれ意見交換ができて、本当に愉しかった。

 阪急で河原町へ向かい、松田さんと別れたあと、タワーレコードやブックオフをのぞき、21時半頃帰宅した。


 帰宅後、仕事関係の作業を進めたり、『天頂より少し下って』を読み進めたりする。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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by figarok492na | 2012-05-27 23:33 | CLACLA日記

外出後の日記(深夜のCLACLA)

 11時40分に外出し、自転車で京都大学吉田寮食堂へ。
 第15次笑の内閣『ツレがウヨになりまして。』(高間響さん作・演出)を観る。
 詳しくは、前々回の記事(観劇記録)をご参照のほど。

 開演前終演後、関係各氏と話しをしたり、あいさつをしたりする。


 終演後、河原町まで戻り、三条京阪のブックオフやAvis、ホットラインをのぞいたり、京都市役所前で『ツレがウヨになりまして。』の観劇記録の下書きを書いたりする。

 そうそう、寺町通で演劇関係の親しい知り合いに遭遇したんだけど、やっぱり自分は「ばったり」率が高いなあと痛感した。


 その後、ちょっとした買い物をすませたりして、アトリエ劇研へ。
(そういえば、途中自転車の田辺剛さんにも遭遇したんだった。「ばったり」率!)
 劇団飛び道具の『七刑人』(大内卓さん脚本・演出)を観る。
 詳しくは、前回の記事(観劇記録)をご参照のほど。

 開演前終演後、関係各氏と話しをしたり、あいさつをしたりする。


 終演後、夕飯用の買い物をすませて、21時40分過ぎに帰宅した。


 遅めの夕飯後、NHKラジオ第1のワクテカラジオを聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、川上弘美の『天頂より少し下って』<小学館>を読み始めたりする。


 今日は、オイシスのティラミスケーキを食す。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 以上、5月26日の外出後の日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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by figarok492na | 2012-05-27 00:41 | CLACLA日記