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日月火水木金金の解体作業めが!(CLACLA日記)

 晴天。
 昨夜は雨が降っていたが、いい青空言いお天気の一日となる。

 気温も上昇し、暑さが厳しい。
 暑い暑い暑い。
 皆さん、くれぐれも熱中症にはお気をつけくださいね。


 昨夜、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 朝早くから、近所の解体作業がかまびすしい。
 日曜日だけはお休みながら、あとは日月火水木金金の勢いで作業を行っている。
 全くもって腹立たし。
 おまけに、真向かいのマンションもかまびすしい。
 真向かいのマンションの銭ゲバオーナー以下、有象無象に天罰天誅よ下れ!


 毎週恒例の洗濯をすませる。
 乾き、実によろし。
 ああ、すっきりした!


 芥川也寸志指揮旧東京交響楽団が演奏した芥川さん自身の交響曲第1番&交響三章「トゥリニタ・シンフォニカ」、森正指揮旧東京交響楽団が演奏した同じく芥川さんの弦楽のための三楽章「トリプティーク」<EMI/タワーレコード>を三回続けて聴き、CDレビューをアップする。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。

 それにしても、東芝(EMI)の専属契約解除が一つの引き金となって旧東京交響楽団が解散し、楽団長の橋本鑒三郎が自殺に追い込まれてしまったことを考えれば、いろいろと複雑な思いのするCDでもある。


 仕事関係の作業を進めたり、亀和田武の『夢でまた逢えたら』<光文社>を読み進めたりする。


 17時過ぎに外出し、仕事関係の予定をすませ、ついでに夕飯用の買い物もして18時台に帰宅した。


 帰宅後、グレン・グールドが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第16番、第17番「テンペスト」、第18番<SONY/BMG>を聴きながら、仕事関係の作業を進める。


 NHK・FMの『クラシックの迷宮』を聴く。
 NHKのアーカイブスから、ヴァイオリンの諏訪根自子と上田仁指揮東宝交響楽団が演奏したブラームスのヴァイオリン協奏曲(1949年11月28日、ラジオ第2放送「放送音楽会」の録音)が放送されていた。
 片山杜秀の話にもあったように、音質の悪さは如何ともし難いが、諏訪根自子の端整な演奏に触れることができたという意味で、貴重な録音だったとも思う。
 ちなみに、東宝交響楽団は旧東京交響楽団の前身にあたる。


 続けて、沼尻竜典指揮東京都交響楽団が演奏した日本管弦楽名曲集<NAXOS>を聴く。
 外山雄三のラプソディ、近衛秀麿編曲の越天楽、伊福部昭の日本狂詩曲、芥川也寸志の交響管弦楽のための音楽(森正指揮旧東京交響楽団による録音があって、タワーレコード盤のジャケットにも曲名だけは記載されているものの、カップリングはされず。10分程度の曲なんだから収録できただろうに…)、小山清茂の管弦楽のための木挽歌、吉松隆の朱鷺によせる哀歌が収録されている。
 それにしても、NAXOSの日本作曲家選輯はどうなっているのか?
 今年になってようやく山田一雄のアルバムが出たが。
 箕作秋吉、宮原禎次、呉泰次郎、そして林光さんの作品集は…。


 今日は、アンジュールの北海道みるくシューを食す。
 近くのドラッグランドひかりで、半額引き、税込み49円だったもの。
 濃厚な風味のミルククリームのシュークリームで、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 「あったか ぶるぶるバー」という、ハンディマッサージ機が届く。
 ある景品として手に入れたもの。
 まあ、気持ちだけでも首、肩、背中のこりがどうにかなればいいのだが。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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by figarok492na | 2013-06-29 23:28 | CLACLA日記

芥川也寸志の交響曲第1番、交響三章、弦楽のための三楽章

☆芥川也寸志:交響曲第1番、交響三章、弦楽のための三楽章

 指揮:芥川也寸志(交響曲、交響三章)、森正(弦楽のための三楽章)
管弦楽:旧東京交響楽団
(1963年、1961年/アナログ・セッション録音)
<EMI/タワーレコード>QIAG-50106


 坂本九じゃないけれど、この世で一番肝心なのは素敵なタイミングだ。
(ここで九ちゃんがらみのブラックな言葉を一つ挟もうと思ったが、自粛する)

 僕が中学校三年生になって中古LPを集めたり、FM放送のエアチェックを行ったりと、クラシック音楽に本格的にはまり出した頃、芥川也寸志と黒柳徹子の掛け合いが微笑ましいNHKの『音楽の広場』が最終回を迎え、芥川さんは『N響アワー』の司会へと転じた。
 入門編から応用編へ。
 僕のクラシック音楽との向き合い方の変化と時を同じくして、これまたテレビにおけるクラシック音楽の説明の仕方、伝え方を変化させた芥川也寸志は、自分自身のクラシック音楽体験を語る際に、切っても切れない人物の一人ということになった。
 だから、今回とり上げるCDの初出盤が1987年に発売されたとき、迷わず購入することにしたのも、クラシック音楽を親しむきっかけを与えてくれた芥川さんへの敬意の念が大きく働いていたことは、言うまでもない。
 ちなみに、このCDは学生時代繰り返し愛聴していたのだが、ある人物に貸したままそれきりになってしまった。
 その後、LP時代と同様の交響曲第1番と交響三章のカップリングで再発されたことはあるものの、CD初出時のスタイルでリリースされるのは、約26年ぶりということになる。

 このCDには、芥川也寸志自身が指揮した交響曲第1番と交響三章「トゥリニタ・シンフォニカ」、森正が指揮した弦楽のための三楽章「トリプティーク」という、芥川さんにとって出世作、そして代表作と呼ぶべきオーケストラ作品が収められている。
 ロシア・ソヴィエト音楽からの影響丸出しなリズミカルで激しいアレグロ楽章(交響曲は、プロコフィエフの交響曲第5番を明らかに意識したもので、同じ作曲家の交響曲第8番と偽って聴かせても疑わない人がいるんじゃないか)と、東洋的な雰囲気を醸し出す叙情的な旋律との明快なコントラスト等、『八甲田山』や『八つ墓村』といった後年の映画音楽とも共通する、芥川也寸志の作曲の特性がよく示されていて、いずれも耳なじみがよい。
 特に、表面的には紳士然とした芥川さんの内面の躁的な部分が全開となっているように感じられてならない交響曲第1番の第4楽章や交響三章の祝祭的な終楽章は、聴いていて本当にわくわくどきどきしてくる。
 また、森正(1987年に亡くなった。と、言うことは、このCDの初出盤は、彼の追悼盤にもなっていたのか)が指揮したトリプティークも、一気呵成、実にかっこよい。

 交響三章など、湯浅卓雄指揮ニュージーランド交響楽団の演奏<NAXOS>と比較すれば、オーケストラの力量と音楽づくりの精度の高さという点では、残念ながらひけをとるものの、たがの外れ具合、音楽への熱の入り方という点では、こちらも負けてはいないと思う。
 イヤホンで聴くと、どうしても録音の古さは否めないのだが、リマスタリングの効果もあって、作品と演奏を愉しむのに、あまり不満は感じない。

 芥川也寸志の入門にはうってつけの一枚。
 税込み1200円という価格もお手頃だ。


 なお、交響曲第1番と交響三章が録音されたとされる1963年前後、東京交響楽団はRKB毎日・毎日放送の契約を解除され(1962年)、アサヒビール社長の山本為三郎が理事長を退陣し、東芝音楽工業との専属契約を解除され、東京放送・TBSからも契約を解除され(1963年)、ついに解散の発表をよぎなくされ、楽団長でトロンボーン奏者の橋本鑒三郎が自責の念から入水自殺を遂げることとなった(1964年)*。
 その後、東京交響楽団は自主運営の楽団として再建されるのだけれど(だから、あえて旧東京交響楽団と表記している)、日本のオーケストラが辿ってきた歴史を振り返るという意味でもこれは貴重なCDだろう。


*日本フィルハーモニー協会編著『日本フィル物語』<音楽之友社>より
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by figarok492na | 2013-06-29 16:18 | CDレビュー

髪を切り、お米を買った(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気の一日。

 気温はそこそこ上昇したか。


 昨夜、レオポルド・ストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団他が演奏したヨハン・セバスティアン・バッハのブランデンブルク協奏曲第5番他<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。

 で、体調が芳しくなかったため、ナインティナインのオールナイトニッポンを聴きながら眠りに就く。


 朝早くから、近所の解体作業がかまびすしい。
 目と鼻の先でギーギーガーガーやっているため、うるさいったらありゃしない。
 近所迷惑の極み、度し難し。


 KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』や芥川也寸志の交響曲第1番&交響三章、弦楽のための三楽章「トリプティーク」<EMI/タワーレコード>を聴く。


 NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』で、トリノ・レッジョ劇場におけるチマローザの歌劇『秘密の結婚』公演(フランチェスコ・パスクヮッティ指揮)のライヴ録音を聴く。
 『コジ・ファン・トゥッテ』や『魔法の笛』など、同時代人であるモーツァルトっぽい雰囲気の音楽はありつつも、ううん、どこかがやっぱり違うんだとなあ、という感じ。
 重唱を巧く活かした作品ではあったけれど。
 歌手陣では、テノールのエマヌエーレ・ダグマンノがファン・ディエゴ・フローレスのような軽い声質の持ち主で印象に残った。


 午前午後と、仕事関係の作業を進める。


 浅見雅男の『不思議な宮さま』<文藝春秋>を読了する。
 皇籍離脱後は、一人の市民ということもあってか、東久邇宮内閣総辞職以降は、さらりと記されているだけだ。
 できれば、ひがしくに教をはじめとした戦後の奇行スキャンダルに関しても詳しく知りたくはあるのだが、これはまあ仕方ない。


 続けて、亀和田武の『夢でまた逢えたら』<光文社>を読み始める。
 亀和田さんがかつて出会った人たちとの想い出を軽妙に綴った一冊。
 面白し。


 体調は芳しくなかったが、16時半過ぎに外出し、近くのプラージュで髪を切る。
 短く刈ってもらって、ああ、すっきりした!

 それから、烏丸までセールのお米(10キロ)を買いに行き、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。


 帰宅後、ストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団他が演奏したファリャのバレエ音楽『恋は魔術師』&ワーグナーの楽劇『トリスタンとイゾルデ』の管弦楽編曲抜粋<SONY/BMG>を聴きながら、仕事関係の作業を進める。


 夕飯後、サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルが演奏したシェーンベルクの映画の一場面への伴奏音楽、室内交響曲第1番&ブラームスのピアノ4重奏曲第1番(シェーンベルク編曲)<EMI>、ドーマスが演奏した同じくブラームスのピアノ4重奏曲第1番<Virgin>を続けて聴く。
 パトリス・ルコント監督の『仕立て屋の恋』で効果的に使われた、ブラームスのピアノ4重奏曲第1番の第4楽章は、いずれのCDでも二回繰り返して聴いた。


 仕事関係の作業を進めたり、『夢でまた逢えたら』を読み進めたりする。


 今日は、オイシスの濃い味カスタードを食す。
 壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
 濃厚なカスタードにグラハム生地を合わせた、カスタードの風味とねっちりした食感の洋菓子で、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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by figarok492na | 2013-06-28 22:40 | CLACLA日記

同志社大学の学生支援課主催の映像ワークショップに足を運んだ(CLACLA日記)

 雨天から晴天へ。


 昨日は、朝早めに起きて地下鉄でくいな橋まで行き、龍谷大学深草学舎で被害者学を受講する。
 その後、学舎内の食堂でランチをいただき、帰宅する。


 帰宅後、仕事関係の作業を進めたり、浅見雅男の『不思議な宮さま』<文藝春秋>を読み進めたりしたのち、地下鉄で今出川へ。
 同志社大学寒梅館クローバーホールに足を運び、7月7日と21日(いずれも日曜日)の13時半からと15時からの計4回予定されている、「今出川校地学生支援課主催映像ワークショップ上映会」で上映される作品の最終調整に参加させていただく。
 この企画は、唐津正樹監督とシマフィルムの田中誠一さんらを講師に迎え、同志社大学の映画サークル「映画研究会」と「FBI」のメンバーがお二人の指導を受けながら、二つのショートフィルムを作成するというもので、映画研究会の和田幸大監督による『神様ペンシル』とFBIの伊賀元彦監督による『ツマサキ』がその二本である。
(なお、いずれの作品も映画研究会とFBI双方のメンバーが加わって作成されている)
 この日は、完成に近い段階まで編集された作品を観たのち、上映会に向けてどのような調整が必要か唐津さん、田中さんより詳しく述べられていた。
 また、僕自身も演技に関してなど感想を述べさせてもらった。
 少しでもよい上映会となればと心より願う。

 その後、近くで開催された打ち上げに参加し、映画研究会、FBI双方の学生さんたちとあれこれ話しをする。

 さらに、シマフィルム京都オフィスに移動し、朝の7時過ぎまであれこれ話しをする。


 帰宅後すぐに眠りにつくが、近所の解体作業のかまびすしさに加え、急な体調不良もあってあまり睡眠がとれず。
 ただし、体調不良もあって寝床から起きることもできず。
 度し難し。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
 一人暮らしはこういうときが辛い。


 バナナとヨーグルトだけで夕飯をすませ、仕事関係の作業を片づける。


 以上、昨日と今日の日記。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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by figarok492na | 2013-06-27 21:56 | CLACLA日記

愚か者にはなりたくない!(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気の一日。
 雨も降る。

 湿度が高い分、むしむしじめじめとしてあまり快ならず。


 昨夜、ABCラジオで『伊集院光の深夜の馬鹿力』を聴いたりしながら、4時半過ぎまで仕事関係の作業を進めたりする。


 朝早くから、またぞろ近所の解体作業がかまびすしい。
 うっとうしいったらありゃしない!!


 芥川也寸志指揮旧東京交響楽団が演奏した芥川さん自身の交響曲第1番&交響三章、森正指揮旧東京交響楽団が演奏した同じく芥川さんの弦楽のための三楽章「トリプティーク」<EMI/タワーレコード>を三度聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、浅見雅男の『不思議な宮さま』<文藝春秋>を読み進めたりする。


 正午過ぎに一度外出して仕事関係の用件を片づけたほか、夕方になって夕飯用の買い物のために再び外出した。


 夕飯後、山田一雄指揮旧日本フィルが演奏したチャイコフスキーの交響曲第5番&プロコフィエフの交響曲第7番「青春」<タワーレコード>を聴く。
 プロコフィエフの交響曲第7番の第2楽章を聴くと、どうしても林光さんが作曲した大河ドラマ『山河燃ゆ』のテーマ曲を思い出してしまうなあ。
 そういえば、林光さんが亡くなってからもう一年半ほどにもなるのか。
 ああ。


 仕事関係の作業を進めたり、『不思議な宮さま』を読み進めたりする。
 『不思議な宮さま』は、実に面白し。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 垣根が低くなり、間口が広くなるということは、多くの人がそこに集まるという大きな利点を生む。
 しかしながら一方で、それは有象無象が「介入」しやすくなるという弊害を生む危険性を大いに秘めてもいる。
 まさしくバランス感覚が問われる問題だ。


 愚か者を支える者こそ一番の愚か者だ。
 愚か者にはなりたくない!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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by figarok492na | 2013-06-25 21:53 | CLACLA日記

四日続けての観劇(深夜のCLACLA)

 曇天。
 雨も降る。

 気温は上昇、むしむしじめじめとして快ならず。
 ただし、夜になっていい感じで涼しくなる。


 昨夜、4時半まで仕事関係の作業を進める。


 朝早くから、近所の解体作業でまたぞろかまびすしい。
 いったいいつまでやってんだい!


 午前午後と、仕事関係の作業を進めたり、外出して仕事関係の予定をすませたりと、ばたばたした一日。


 移動途中、森まゆみの『千駄木の夏目漱石』<筑摩書房>を読了する。
 夏目漱石とその家族、弟子たちを中心に据えて綴られた千駄木の地域史だが、漱石の作品をどうしても読み返したくなってしまう。
 特に、千駄木時代に執筆された『吾輩は猫である』を。


 いったん帰宅後、浅見雅男の『不思議な宮さま』<文藝春秋>を読み始める。
 「東久邇宮稔彦王の昭和史」とあるように、日本史上唯一の皇族首相となった東久邇宮稔彦王の102年の生涯を追った一冊。
 これまた面白そうだ。


 17時半頃再び外出し、元・立誠小学校へ。
 音楽室で月面クロワッサンのvol.6『オレンジのハイウェイ』の最終公演を観る。
 詳しくは、前回の記事(観劇記録)をご参照のほど。


 23時過ぎに帰宅し、仕事関係の作業を進める。


 以上、6月24日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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by figarok492na | 2013-06-25 03:16 | CLACLA日記

月面クロワッサン vol.6『オレンジのハイウェイ』(再見)

☆月面クロワッサン vol.6『オレンジのハイウェイ』(再見)

 作・演出:作道雄
(2013年6月24日19時開演の回/元・立誠小学校音楽室)


 初日に続いて、月面クロワッサン vol.6『オレンジのハイウェイ』の最終公演を観た。

 基本的な感想は、初日の観劇記録に譲るが、公演を重ねた分作品の要所がより明確になって笑いも増えていた反面、楽日ということもあってか、演者陣の疲れ、粗さも散見されたのは残念だった。
 そうした中で、丸山交通公園の奮戦ぶりが目を引いた。
 久方ぶりの友達図鑑の公演が、すこぶる愉しみである。

 で、まだ大阪公演を残していることもあり、作品の詳細については触れないけれど、初日の観劇記録にも記した通り、この『オレンジのハイウェイ』は、卓越したプロデュース能力の持ち主でもある作道雄の創作的志向と彼が考える月面クロワッサンの今後の方向性が如実に示された作品だと思う。
 そして、これまた初日の観劇記録に記したように、作道君の望む月面クロワッサンのステップアップのあり様を考えれば、彼がそうした志向と方向性をとることと、それに見合った演技を演者陣に求めることも十二分に理解できることである。

 ただ、それが果たして『オレンジのハイウェイ』という作品全体に、演者陣の演技に、巧く反映されていたかと問われれば、この京都公演に関してはまだ不完全な状態だったと言わざるをえない。
 むろん、そこには作道君の希求する作品世界に沿った演技を完璧には実現し得ない、現段階での演者陣の技術的な限界もあるだろう。
 だが一方で、演者陣の表面的ではない内面的特性と本質を今一つとらまえきれていない『オレンジのハイウェイ』のテキストと演出の問題も、やはり指摘しておかなければならないのではないか。
 確かに、先日の明倫ワークショップでも示されたような、作家・演出家の要求に柔軟に対応できる演技へのシフトチェンジが意図的に図られていることも事実だろうが、もしそうだとしても、いやだったらなおさらのこと、個々の演者への総合的で丁寧な評価に基づいた作品づくりが行われるべきだと、僕は思う。
 例えばそれは、ヲサガリや十中連合での小川晶弘より月面クロワッサンでの小川晶弘が光って見えるような、努力クラブでの稲葉俊より月面クロワッサンでの稲葉俊が光って見えるような作品づくり、と言い換えてもよい。
(ビジュアル面での印象や演技の質は置くとして、西村花織と森麻子の役回りは逆でも面白いのではないか。そうそう、偶然二人が出演しているので付け加えておくと、しようよの大原渉平君にも、こうした「逆転」を求めたい女性の演者のキャスティングを行っているときが時折あるような気がする)

 以前、芥川龍之介の『蜘蛛の糸』の喩えを、月面クロワッサンの観劇記録で持ち出したことがあったけど、それこそ作道君がみんなのためを思い、みんなと一緒に「細くない」蜘蛛の糸を昇っていこうとしても、「いやいや、そんなに慌てて昇らんでも」、「こんなの昇って大丈夫なの」、「いやあ、作道とは昇りたくないよ」となっては、せっかくの作道君の努力も水の泡となる。
 KBS京都のドラマ放映をはじめ、今後の可能性が徐々に開けているときだからこそ、月面クロワッサンという集団内での強固な共通認識の形成と緊密な意思疎通、そしてそれを受けての作品づくりを心から願ってやまない。

 最後に、限られた舞台空間を巧く活かした舞台美術(栗山万葉、南秋穂の補佐)が強く印象に残ったことを付記しておきたい。
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by figarok492na | 2013-06-25 02:37 | 観劇記録

どんよりとしたお天気だった(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気。
 雨も降る。

 気温はいくぶん上昇。
 むしむしじめじめとして、快ならず。


 昨夜、4時近くまで仕事関係の作業を進める。


 解体作業はお休みなれど、今度は真向かいのマンションが朝早くからかまびすしい。
 度し難し。
 銭ゲバオーナーに天罰天誅よ下れ!


 芥川也寸志の交響曲第1番&交響三章、弦楽のための三楽章「トリプティーク」<EMI/タワーレコード>を聴いたり、NHK・FMの『トーキング・ウィズ松尾堂』や『きらクラ!』(公開生放送の一部)を聴いたりする。


 仕事関係の作業を進めたり、森まゆみの『千駄木の漱石』<筑摩書房>を読み進めたりしたのち、14時半頃外出する。
 で、木屋町通の元・立誠小学校講堂で、夕暮れ社 弱男ユニットの『夕暮れ社、海のリハーサル』(村上慎太郎君作・演出)を観た。
 詳しくは、前回の観劇記録をご参照のほど。
 ああ、面白かった!!!

 開演前終演後、関係各氏と話しをしたり挨拶をしたりする。


 終演後、仕事関係の予定をすませたのち、18時半頃帰宅した。


 帰宅後、芥川也寸志のCDを聴き、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』で、寺岡清高指揮大阪交響楽団が演奏したロットの交響曲第1番のライヴ録音を途中から聴く。
 なんとなくマーラー臭い曲だなあと頭を働かせて、ああロットかと気がついた。


 遅めの夕飯後、芥川也寸志のCDを聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『千駄木の漱石』を読み進めたりする。


 今日は、KINHDOのココナッツビスケットを食す。
 三条通のドラッグユタカで、税込み100円だったもの。
 ベトナム原産のココナッツビスケットで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 東京都議選は、予想通りの結果となりそうだ。
 なんだろうねえ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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by figarok492na | 2013-06-23 23:10 | CLACLA日記

夕暮れ社 弱男ユニット『夕暮れ社、海のリハーサル』

☆夕暮れ社 弱男ユニット<初夏のお芝居短編集>シリーズ第3弾
 『夕暮れ社、海のリハーサル』

 作・演出:村上慎太郎
(2013年6月23日15時半開演の回/元・立誠小学校講堂)


 ここ数年夕暮れ社 弱男ユニットが開催している<初夏のお芝居短編集>の第3弾、『夕暮れ社、海のリハーサル』を観に行って来たが、元・立誠小学校の講堂という広い会場を存分に活かしきった愉しい短編集に仕上がっていたのではないか。
 「海のテンション」のリハーサルに始まって、「海水浴」のリハーサル、「海写真」のリハーサル、「夏フェス」のリハーサル、「マーメイド」になりたい、「ことう」のケンコー骨、「準備運動」のリハーサル、「ポセイドン」になりたい、「うみ、しほ、トモダチ」、「海」のリハーサルと、10本の短いお芝居(もしかしたら、それはスケッチと呼んでもいいかもしれない)が続けて上演されていたのだけれど、まるでコント55号のごとき暴力性不条理性すら秘めたあの手この手に、ときに大笑いしたりときに苦笑いしたり、ときにしんみりしたりと、実に面白かった。

 で、海が舞台ということもあって、ラストに海の映像が大きなスクリーンにばんと映し出されるリーディング『ピュラデス』とどうしても比較しながら観てしまったのだが、あなたどストレートの海丸出しに対して、こなた一見安普請、その実よくよく考えられた舞台美術に、演者の演技という演劇的手法を駆使した抽象的な海のあり様一つとっても、パゾリーニが多くを学んだと言われるグラムシの「陣地論」をよりしっかりと実践しているのは、村上君と夕暮れ社 弱男ユニットの面々のほうじゃないのか、と思わずにはいられなかった。
 いや、ちょうど44歳の誕生日を数日前に迎えて、人生の砂時計の砂が落ちる音がさらに大きく聴こえてくるように感じられる自分自身にとって、川村さんが示した終息感(終末感ではない)とある種の死への憧憬(ルキノ・ヴィスコンティの『ヴェニスに死す』でおなじみな、マーラーの交響曲第5番の第4楽章:アダージェットの使用もこのことと大きく関わっていると思う。ちなみに、パゾリーニ自身は死を強制されたのだが)は、全く理解の外にあるものではない。
 けれど、やはり、笑いという糖衣をまぶしながらも、演劇に対して愚直に闘いを挑み続ける、村上君らの生命力というか、表現のエネルギーの強さのほうに、大きく心魅かれたこともまた事実なのである。
(と、言っても、もちろん脳天気に莫迦やってますってことじゃない。一筆書きですっと描き上げられたように見えて、けっこう細かい色付けがなされていることも、きちんと付け加えておかないと)

 稲森明日香、御厨亮、南志穂、向井咲絵の夕暮れ社 弱男ユニットの面々と、客演の伊勢村圭太、古藤望、小林欣也、降矢菜採、岩崎優希ら演者陣は、村上君の演出もあってだけれど、各々の特性魅力をよく発揮していたと思う。
 そして、藤居知佳子のベルカント!!
 正直、僕の声質の好みとは若干ずれているものの(でも、キリ・テ・カナワやバーバラ・ヘンドリックスなんかに比べれば藤居さんのほうが断然好き!)、なんちゃってじゃないしっかりした歌唱だった。
 話の流れに沿った選曲も抜群だったし。

 いずれにしても、ああ面白かった!!


 そうそう、最終公演のアフタートークは、なんとあの御厨貴先生がゲストとのこと。
 しまった、夜の回にしておくんだった!!!
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by figarok492na | 2013-06-23 20:09 | 観劇記録

『山靴の画文ヤ 辻まことのこと』を読み終えた(深夜のCLACLA)

 どんよりとした感じはありつつも、青空も見えるお天気。

 気温はいくぶん上昇したか。
 それでも、まだ過ごしにくいというほどではなし。


 昨夜、4時半過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 朝早くから、近所の解体作業がかまびすしい。
 土曜もへったくれもありゃしない。
 近所迷惑もよいところ。
 腹立たしいかぎりだ。


 午前中、毎週恒例の洗濯をすませる。
 そこそこの乾きか。
 まあ、仕方ない。


 芥川也寸志の交響曲第1番&交響三章、弦楽のための三楽章「トリプティーク」<EMI/タワーレコード>を2度繰り返し聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 駒村吉重の『山靴の画文ヤ 辻まことのこと』<山川出版社>を読了する。
 自らを固定することをせず、快活闊達を装った辻まことの生涯(この本で書かれた)には、どうしても自分自身の今と通じるものがあり、様々なことを考えてしまう。


 続けて、森まゆみの『千駄木の漱石』<筑摩書房>を読み始める。
 英国留学から帰国後、その地に居住した夏目漱石を中心として、明治時代の千駄木のあり様を綴った一冊。


 17時半過ぎに外出し、自転車で京都造形芸術大学へ。
 で、京都芸術劇場studio21で、リーディング『ピュラデス』を観る。
 詳しくは、前回の記事(観劇記録)をご参照のほど。

 開演前終演後、関係各氏と話しをしたり挨拶をしたりする。

 そうそう、観劇記録にはあえて記さなかったのだけれど、ちょうど真後ろに座った人物に腹が立ったんだった。
 開演直前になっても、ビニール袋に入ったチラシ類を取り出してがさごそやっていて、いやな予感がしたら、案の定上演中もがさごそやっている。
 それがまずいと思ったか、ビニール袋をリュックの中に入れたはいいが、今度はこれががさごそとかまびすしい。
 しかも、静寂の場面になってもがさごそとやっている。
 これが、お芝居を観る経験の少ない、出演者のご家族だとか無料だしどれ観てみようかとやって来られた近隣にお住まいの方だとかだったら、まあ仕方ない。
 そりゃ、パゾリーニだものがさごそもやりたくなるかもしれないさ。
 だがこの人物、ワークショップなどでもよく見かけるし、以前は演劇関係のワークショップの発表公演にも出演してような人物なのである。
 そういった人物が、リーディングという「聴く」部分も大切な公演で、平気でこういうことをやる。
 演劇を観ることそのものより、そういったことに関わる自分の姿が好きなのではないかとすら思ってしまった次第。
 縁なき衆生は度し難し!!

 21時過ぎに帰宅した。


 帰宅後、NHK・FMの『クラシックの迷宮』を途中から聴く。
 レナード・バーンスタインによるメシアンのトゥランガリラ交響曲とヴィルヘルム・フルトヴェングラーによるベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」の第4楽章のリハーサルが放送されていた。
 フルトヴェングラーの第9のリハーサルは、片山杜秀も語っていたように、吉田秀和が本番に接した1954年のバイロイト音楽祭における録音だ。

 続けて、芥川也寸志のCDを聴く。


 遅めの夕飯後、仕事関係の作業を進める。


 今日は、ローソン系列の生シュークリームとリングケーキをリーディング公演前に食す。
 京都造形芸術大学近くのローソンストア100で、いずれも50円びきだったもの。
 特に、生シュークリームが美味しうございました。
 ごちそうさま!


 以上、6月22日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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by figarok492na | 2013-06-23 00:40 | CLACLA日記