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今日で10月も終わり かまびすしい一日(CLACLA日記)

 今日で10月も終わり。
 今年も、残すところ2ヶ月となる。
 一日一日を本当に大切にしていかなければ。
 そして、死を忘れないこと。


 青空は見えつつも、どんよりとした感じの強いお天気。

 気温は、あまり上昇せず。
 皆さん、くれぐれも風邪にはお気をつけくださいね。
(喉の調子、何か変。身体も重たい)


 朝日新聞の朝刊で、高橋源一郎が先頃の皇后陛下の言葉について詳しく述べている。
 とても腑に落ちる文章だ。


 昨夜、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 またぞろ、朝早くからマンションの共有部分の工事がかまびすしい。
 あまりにあまりなので管理会社に確認したところ、今日で終わりの予定とのこと。
 途中断水騒ぎもあったりして、落ち着かず。

 そして、隣室の莫迦が今日もかまびすしい。
 おまけに、莫迦の友人がやって来て表でかまびすしくやっている。
 類は友を呼ぶ。
 莫迦とつるんで恥じない人間こそ、一番の大莫迦者だ。


 老眼が進んでいるようで、目の疲れがひどい。
 首、肩、背中のこり、はり、痛みもひどい。
 やれやれ。


 午前午後と、youtubeに投稿されたダニエル・バレンボイムが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第30番、第31番、第32番や、ハンス・フォンク指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏したモーツァルトの序曲集<CAPRICCIO>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、原武史の『レッドアローとスターハウス』<新潮社>を読み進めたりする。
 これでバレンボイムが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲(ライヴ)を聴いたことになるが、音楽性云々はひとまず置くとして、その安定感というか、均質的な演奏には感心した。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、別府アルゲリッチ音楽祭・祝祭コンサートのライヴ録音を聴く。
 マルタ・アルゲリッチ自身やセルゲイ・ナカリャコフなど、名人上手の演奏を愉しんだ。


 続けて、バリトンのオラフ・ベーアがフォンク指揮シュターツカペレ・ドレスデンの伴奏で歌ったモーツァルトのアリア集<EMI>、youtubeに投稿されたバレンボイムとアントニオ・パッパーノ指揮国立ローマ聖チェチーリア・アカデミー管弦楽団が演奏した同じくモーツァルトのピアノ協奏曲第27番を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進める。


 『レッドアローとスターハウス』を読了する。
 いろいろと考えることあり。


 今日は、ヤマザキのシュー&チョコメロンパンを食す。
 近くのドラッグランドひかりで、半額、税込み51円だったもの。
 カスタードクリームとホイップクリームをサンドしてココアクッキー生地とシュー生地をコーティングしたメロンパンで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 そして、11月がいい月でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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by figarok492na | 2013-10-31 22:37 | CLACLA日記

川上哲治が亡くなった(CLACLA日記)

 晴天。
 言いお天気、いい青空になる。

 日中は気温もそこそこ上昇し、長袖のシャツでは若干暑さを感じたほど。
 ただし、夕方以降は気温が下がり、急に涼しさが増すが。
 皆さん、くれぐれも風邪にはお気をつけくださいね。


 元プロ野球巨人の選手で監督も務めた川上哲治が亡くなった。93歳。
 熊本県出身で、戦前巨人に入団。
 はじめ投手だったが野手に転向し、巨人を代表する打者の一人となる。
 特に戦後すぐには、赤バットの川上、青バットの大下弘と並んで称された。
 また、絶好調時ボールが止まって見えたというエピソードでも知られる。
 現役引退後はコーチののち監督に就任、1965年から1973年までのいわゆるV9をはじめ、計11回日本一を果たすなど、連勝巨人を築き上げた。
 その後の巨人、並びに球界元老的なあり様に関しては、「来たかチョーさん、待ってたドン」(笑っていいとものコーナー)といった具合に揶揄されていたっけ。
 深く、深く黙祷。


 昨夜、関川夏央の『やむを得ず早起き』<小学館>を読了し、原武史の『レッドアローとスターハウス』<新潮社>を読み始める。

 その後、3時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 今日も今日とて、隣室の莫迦がかまびすしい。
 おまけに、朝早くからマンション内の工事も。
 やれやれ。


 10時少し前に外出し、地下鉄でくいな橋へ。
 龍谷大学深草学舎で、被害者学を受講する。

 その後、仕事関係の用件を片づけ帰宅した。


 帰宅後、youtubeに投稿されたダニエル・バレンボイムが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第28番と第29番「ハンマークラヴィア」、チェロの鈴木秀美とフォルテピアノの小島芳子が演奏したシューベルトのアルペジオーネ・ソナタ&ベートーヴェンのチェロ・ソナタ第3番<ドイツ・ハルモニアムンディ>、オルフェウス室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンのバレエ音楽『プロメテウスの創造物』全曲<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
 そういえば、来年の2月あたりにオルフェウス室内管弦楽団が来日するんだった。
 辻井伸行との組み合わせもあってか、ザ・シンフォニーホールのチケットは完売したんじゃなかったかな。


 『レッドアローとスターハウス』を読み進める。
 「もうひとつの戦後思想史」と副題にあるが、反共主義者として知られた実業家(西武の総帥)、政治家(自民党所属)の堤康次郎の支配圏内にありながら日本共産党が著しく勢力を伸ばした、清瀬をはじめとした西武鉄道沿線地域の思想的変遷を考察した労作。
 レッドアロー(西武鉄道の特急)とスターハウス(当時人気のあった、上から見るとY字型で三方に部屋が突き出た団地棟)という書名も、「赤」と「星」ということで、実に意味深だ。
(ちなみに、原さんと関川さん、そして酒井順子による鉄道がらみの本が出ていることを初めて知った。小中とちょっと「鉄ちゃん」だった人間には、そちらも気になる)


 夕飯後、ダニエル・ハーディング指揮ドイツ・カンマーフィルが演奏したベートーヴェンの序曲集<Virgin>とアルテミス・カルテットが演奏した同じくベートーヴェンの弦楽4重奏曲第11番「セリオーソ」&第7番「ラズモフスキー第1番」<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、文書類の整理を行ったり、『レッドアローとスターハウス』を読み進めたりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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by figarok492na | 2013-10-30 22:45 | CLACLA日記

『やむを得ず早起き』を読んでいて、岩谷時子のことが出て来て驚く(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気の一日。
 小雨も降る。

 湿度が高い分、じめ涼しくてあまり快ならず。
 皆さん、くれぐれも風邪にはお気をつけくださいね。


 昨夜、加藤浩子の『ようこそオペラ!』<春秋社>を読了し、関川夏央の『やむを得ず早起き』<小学館>を読み始める。

 その後、ABCラジオで『伊集院光の深夜の馬鹿力』を聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。
 そういえば、伊集院さんもみのもんたの件をとり上げていたなあ。


 隣室の莫迦が明け方かまびすしい。
 さらには、朝早くからマンション内の工事でギューングューンギューングューンかまびすしい。
 やれやれ。


 午前中、毎週恒例の洗濯をすませる。
 乾き、案の定わろし。
 昨日すませておくべきだった。


 ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』、youtubeに投稿されたダニエル・バレンボイムが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第23番「熱情」(終楽章コーダの追い込みが凄い)、第24番、第25番、第26番「告別」、第27番、アンソニー・ハルステッド指揮ザ・ハノーヴァー・バンドが演奏したヨハン・クリスティアン・バッハの交響曲集作品番号9<CPO>、マルク・ミンコフスキ指揮ルーヴル宮音楽隊管楽器メンバーが演奏したモーツァルトの歌劇『ドン・ジョヴァンニ』ハイライト(トリベンゼーによる管楽アンサンブル編曲版)<ERATO>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、部屋の整理を行ったりする。


 『やむを得ず早起き』を読み進める。
 週刊ポストの連載をまとめた一冊だが、「ふりむかないで」、「バカンス・アンニュイ・小悪魔」、「ジェットストリーム」回想と、先頃亡くなったばかりの岩谷時子について書かれている偶然にちょっと驚く。
 加えて、次に読むつもりにしている『レッドアローとスターハウス』<新潮社>の著者原武史の名前も何度か出て来て、このことにもちょっと驚く。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、ヴァイオリンの川田知子とチェンバロの中野振一郎による羽曳野市での公開録音を聴く。

 続けて、バロック・ヴァイオリンのルーシー・ファン・ダールが演奏したヨハン・セバスティアン・バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番、第3番&無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番<NAXOS>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたり、『やむを得ず早起き』を読み進めたりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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by figarok492na | 2013-10-29 21:55 | CLACLA日記

岩谷時子が亡くなった(CLACLA日記)

 晴天。
 いいお天気、いい青空の一日。

 日中、いくぶん気温が上昇したか。
 それでも、夕方以降はだいぶん肌寒さを感じるが。
 皆さん、くれぐれも風邪にはお気をつけくださいね。


 作詞家の岩谷時子が亡くなった。97歳。
 宝塚歌劇団時代からの盟友で長らくマネージャーを務めた越路吹雪のために、『愛の讃歌』や『サン・トワ・マミー』等の訳詞をつけた。
 あわせて作詞家としても活躍し、ザ・ピーナッツの『恋のバカンス』や『ふりむかないで』、岸洋子の『夜明けの歌』、加山雄三の『君といつまでも』や『お嫁においで』、フランク永井の『おまえに』、ピンキーとキラーズの『恋の季節』など、数多くのヒット曲を生み出した。
 また、ミュージカルの訳詩にも精力的に取り組んだ。
 岩谷さんの詞で好みの一曲を挙げるとすれば、『ラストダンスは私に』になるかな。
 深く、深く、深く、深く黙祷。

 そういえば、山本直純が作曲した自民党の党歌を作詞したのは岩谷さんじゃなかったっけ。
 で、確認したらやっぱりそう。
 って、この『われら』、自民党の党歌にはちっとも思えないんだけどなあ。


 明け方5時近くまで仕事関係の作業を進める。


 10時台に起きて、youtubeに投稿されたダニエル・バレンボイムが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第15番「田園」、第16番、第17番「テンペスト」、第18番、ハーゲン・カルテットが演奏したモーツァルトの弦楽4重奏曲第20番&第22番、第23番<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、文書類の整理を行ったりする。


 長岡鉄男の『新長岡鉄男の外盤A級セレクション』<共同通信社>を読了し、加藤浩子の『オペラへようこそ!』<春秋社>を読み始める。
 『オペラへようこそ!』は、初心者に伝わりやすいような形で今のオペラ・シーンを語った一冊。
 許光俊の『オペラに連れてって!(完全版)』<ポプラ文庫>や林光さんの『日本オペラの夢』<岩波新書>とあわせて読むと、さらにオペラのいろいろな側面が見えてくると思う。


 16時過ぎに外出し、烏丸方面へ。
 仕事関係の用件を片づけ、さらに京都芸術センターで用件を片づける。
 で、夕飯用の買い物をすませ、18時少し前に帰宅した。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、室内楽の公開録音を聴く。
 本当は途中下車しようかと思っていたのだけれど、真摯な演奏でついつい最後の曲まで(ただし、アンコールは除く)聴いてしまった。
 シューベルトの弦楽4重奏曲断章、シューマンのピアノ4重奏曲、ブラームスのクラリネット5重奏曲というプログラム。


 続けて、NHKラジオ第1の『DJ日本史』を久しぶりに聴く。
 今回は「会議」の特集で、『清須会議』が公開される三谷幸喜が松村邦洋と自作や大河ドラマについてトークを繰り広げていた。
 そういや、松ちゃんが冒頭のおしゃべり(織田信長のオールナイトニッポン風の)でみのもんたのことをいじっていたなあ。
 それにしても、この『DJ日本史』や『みうらじゅんのサントラくん』、土日のワクテカラジオ等々、NHKラジオ第1にはけっこうぶっ飛んだ番組があって実に面白い。


 さらに、youtubeに投稿されたバレンボイムが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第19番、第20番、第21番「テンペスト」を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『ようこそオペラ!』を読み進めたりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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by figarok492na | 2013-10-28 22:42 | CLACLA日記

肌寒い(深夜のCLACLA)

 どんよりとした感じはありつつも、晴天の一日。

 気温は下がり、日中も肌寒さを感じる。
 夕方以降は、さらに肌寒い。
 皆さん、くれぐれも風邪にはお気をつけくださいね。


 昨夜、3時40分過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 正午過ぎに外出し、仕事関係の予定をすませてから下京図書館へ。
 青木正美の『ある「詩人古本屋」伝』<筑摩書房>、福原義春の『福縁伝授』<集英社>、笹沢信の『ひさし伝』<新潮社>、山下澄人の『砂漠ダンス』<河出書房新社>を返却し、予約しておいた『新長岡鉄男の外盤A級セレクション』<共同通信社>、加藤浩子の『ようこそオペラ!』<春秋社>、関川夏央の『やむを得ず早起き』<小学館>、原武史の『レッドアローとスターハウス』<新潮社>、吉田篤弘の『モナ・リザの背中』<中央公論新社>を借りる。


 帰宅後、youtubeに投稿されたダニエル・バレンボイムが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第12番、第13番、第14番「月光」を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 『新長岡鉄男の外盤A級セレクション』を読み始める。
 オーディオマニアとして健筆をふるい、名盤珍盤の紹介に努めた今は亡き長岡鉄男の名著を復刊したもの。
 オーディオ的に優れた録音(この場合LPの)を探しているうちに、海外のマイナーレーベルに辿り着き、古楽、現代音楽、民俗音楽を好んで聴くようになったという点も面白い。
 サンプラーのSACDがついていて、CDプレーヤーで聴くので効果はだいぶん減じてしまっているが、それでも確かに名録音ということはよくわかる。


 18時少し前に外出し、自転車で人間座スタジオへ。
 象牙の空港 #4『顔面売買』(イトウモ君作・演出)を観る。
 詳しくは、前回の記事(観劇記録)をご参照のほど。

 開演前終演後、イトウモ君はじめ関係各氏と話しをしたり挨拶をしたりする。


 ジェイムスキッチンで夕飯をとり、23時過ぎに帰宅した。


 帰宅後、諸々あって観劇記録を書きあぐね、遅くなる。


 以上、10月27日の日記。


 皆さん、今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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by figarok492na | 2013-10-28 02:32 | CLACLA日記

ぶれる女ぶれない女 象牙の空港#4『顔面売買』

☆象牙の空港 #4『顔面売買』

 作・演出:イトウモ
(2013年10月27日19時開演の回/人間座スタジオ)



 象牙の空港にとって第四回目の公演となる『顔面売買』は、「私」性を排除しよう、虚構性に特化徹底しようというイトウモの創作姿勢、作家性がよく表われた作品となっていた。
 そして、作品そのものとしても、演者陣の演技としても女性が中心に置かれた内容ともなっていた。

 僕自身は、永榮紘実と柳沢友里亜という好みの演者がたっぷり演技を披歴していたこと、例えば、柳沢さんと稲葉俊とのやり取りを後半永榮さんが改めて反復するあたりなど、稲葉君のウケの演技も含めて両者の違いを愉しんだし、どこかベルイマンを想起させるような内面心理に踏み込んだ意匠に強く興味を覚えたりもした。
 ただ一方で、演技映像と様々な仕掛けが施された結構展開が、ときとして作品の根幹にある人と人との関係性を見えにくくしていたこと、イトウモが意図していた以上の夾雑物となってしまっていたこともやはり否めまい。
 よりシンプルな構成でモティーフ(この場合、一般的な意味合いよりも音楽的な意味合いに近い)を明示するか、逆に意匠の精度を高めて演劇的趣向、フィクションとしての効果を強めるか、もしくは両者のバランスを一層巧くとっていくか、その選択がイトウモの今後の大きな課題になっていくように思う。


 演者陣では、どうしても柳沢友里亜と永榮紘実の二人からということになる。
 あなた柳沢さんは「ぶれる」女。
 僕の観た回ではライヴ特有の傷がどうしても気になって仕方なかったが、心の動きと身体の動き表情の変化が細かく結び付く演技のあり様は、彼女ならではのものとも感じた。
 イトウモの配役も大きいのだけれど、所帯じみてくたぶれた感じの今回の役回りは今の柳沢さんにとてもぴったりだった。
(昨年の京都学生演劇祭、劇団ヘルベチカスタンダードの『あっぱれ!ばかしあい 三千世界の果てはまほろば』での初々しく瑞々しい彼女の姿を記憶しているので、少々時の流れの残酷さも感じないではないのだが。僅か一年とちょっと!!)

 こなた永榮さんは「ぶれない」女。
 思索するとともに行動(感動)する人でもあろう彼女にとって、今回の役柄はそれほど容易なものではなかったように思うのだけれど、「観察者」である部分でも、一転役割を逆転し激しい感情表現を求められる部分でも、「ぶれない」演技を心がけていたのではないか。
 だからこそ、永榮さんの一層のステップアップと演技の磨き上げを心より期待したい。

 また、稲葉君、坂口弘樹、うめっちの男性陣もそれぞれの特性(長所短所)をよく示していた。
 正直、「ぶれなさ」が求められる部分では個々の苦しさが透けて見えたりもしたが、会話の部分では彼らの持つ長所魅力(一例を挙げれば、稲葉君の幅の広さ、坂口君の繊細さと陽性、うめっちの舞台上での存在感)を感じたことも事実だ。
 各々のさらなる活躍が愉しみである。

 いずれにしても、先述した「私」性の排除をはじめ、イトウモと象牙の空港の今後の活動を注目していきたい。
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by figarok492na | 2013-10-28 02:10 | 観劇記録

特定秘密保護法案の全文に目を通した(CLACLA日記)

 どんよりとした感じは強いものの、青空の見えるお天気になる。

 気温はぐっと下がり、肌寒い一日。
 皆さん、くれぐれも風邪にはお気をつけくださいね。


 朝刊掲載の、閣議決定された特定秘密保護法案の全文に目を通した。
 日米安全保障条約の体制下、集団的自衛権に基づく日米の共同軍事行動を推し進めていこうという政府の目論見は明白だろう。
 こうした法律を設けること自体には、100パーセント反対というわけではないが、正直今回閣議決定された法案に対しては、やはり疑念を抱かざるをえない。
 まずもって、政府によって法律の拡大解釈が行われる危険性が少なからずあるし、それをチェックし抑制する機関機能について示されていない点にも非常に不安を感じる。
 特に、第五章の「適正評価」がこの法案の肝になると思う。
 僕はこの法案には反対である。

 それにしても、自民党(保守派)代議士の大先輩にあたる斎藤隆夫なら、この法案をどう論じるだろうか。


 昨夜、youtubeに投稿されたダニエル・バレンボイムが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第5番を聴いたりしながら、5時近くまで仕事関係の作業を進める。


 KBS京都の『桂塩鯛のサークルタウン』、youtubeに投稿されたバレンボイムが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第6番~第10番、ペーター・ノイマン指揮コレギウム・カルトゥジアヌム&ケルン室内合唱団他が演奏したモーツァルトの戴冠式ミサ曲他<EMI>、ソプラノのバーバラ・ボニーがジェフリー・パーソンズのピアノ伴奏で歌った同じくモーツァルトの歌曲集<TELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『法王庁の広い抜け穴』について考えたり、山下澄人の『砂漠ダンス』<河出書房新社>を読み始めたりする。
 『法王庁の広い抜け穴』は、井上ひさしの生涯を追った笹沢信の『ひさし伝』<新潮社>に刺激を受けて考え始めた戯曲で、長崎のあるカトリック系の女子高校を舞台にしている。


 夕方になって、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、NHK・FMの『岡田惠和 今宵、ロックバーで ~ドラマな人々の音楽談義~』を途中から聴く。
 今回のゲストは、寺尾聰だった。


 続けて、途中夕飯を挟み、同じNHK・FMの『ビバ!合唱』と『吹奏楽のひびき』を聴く。
 『ビバ!合唱』では、先頃亡くなった三善晃を悼む特集が組まれていた。


 さらに、同じくNHK・FMの『クラシックの迷宮』を聴く。
 今週はソプラノ歌手の伊藤京子の特集で、小林道夫のピアノ伴奏による三善晃の『高原断章』と山田耕筰の『ポストマニ』(北原白秋の歌詞による物語性の強い長めの歌曲で、伊藤さんの歌も見事だった)のほか、高田信一指揮東京フィルの伴奏、バリトンの友竹正則の共演による平尾喜四男の『隅田川』と、ニクラウス・エッシュバッハー指揮NHK交響楽団の伴奏によるプッチーニの歌劇『ラ・ボエーム』からミミのアリア「私の名はミミ」が放送されていた。
 満足満足。


 その後、youtubeに投稿されたバレンボイムが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第11番を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『法王庁の広い抜け穴』のプロローグの代わりとなる短篇小説『ハレルヤ』について考えたりする。


 『砂漠ダンス』を読了した。


 今日は、正栄デリシィのダイジェスティブチョコビスケットを食す。
 近くのグルメシティで、税込み70円に値引きされていたもの。
 チョコレートをコーティングした小麦全粒粉のさくさくとした食感のビスケットで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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by figarok492na | 2013-10-26 22:52 | CLACLA日記

思い残し切符をいかに手渡していくか(CLACLA日記)

 台風27号の影響で、雨降りの一日。
 よく降る。

 湿度が高くてじめ涼しく、あまり快ならず。
 皆さん、くれぐれも風邪にはお気をつけくださいね。


 秘密保護法案が閣議決定された。
 TPPといいこの法案といい、どうにも胡散臭くきな臭い。


 高倉健や中西進らが文化勲章を受章し、堤剛や中井久夫、槇文彦、吉川忠夫らが文化功労者に選ばれた。


 昨夜、KBS京都でナインティナインのオールナイトニッポンをしばらく聴き、youtubeに投稿されたダニエル・バレンボイムが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第2番と第3番を聴く。
 ナイナイのオールナイトニッポンは、『笑っていいとも』終了に関する岡村隆史の見解を聴いたあとは、中山秀征や森脇健児らがゲストだったためパスすることにした。

 4時半近くまで、仕事関係の作業を進める。


 KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』を聴く。

 続けて、NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』で、ミラノ・スカラ座におけるヴェルディの歌劇『ナブッコ』公演(ニコラ・ルイゾッテイの指揮)のライヴ録音を聴く。
 『ナブッコ』は、ヴェルディ初期のエネルギー全開の作品だが、ルイゾッティのよく引き締まった音楽づくりにレオ・ヌッチらの充実した歌唱もあって、ついつい最後まで聴き込んでしまった。
 ああ、面白かった!
 ほかに、ヴェルディの歌劇の旋律をもとにした他の作曲家の器楽曲も放送されていた。


 仕事関係の作業を進めたり、『法王庁の広い抜け穴』という作品について考えたりする。


 笹沢信の『ひさし伝』<新潮社>を読了する。
 井上ひさしの「思い残し切符」を、いかに次の世代に手渡していくか。
 そのことを真剣に考える。


 17時台に外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMでロジャー・ノリントン指揮NHK交響楽団の定期公演の実況中継を聴く。
 序曲『レオノーレ』第3番、ピアノ協奏曲第3番(ラルス・フォークトの独奏)、交響曲第5番と、オール・ベートーヴェン・プログラム。
 ほかに、アンコールとしてフォークトがブラームスのワルツ第15番を弾いた。


 続けて、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第1番~第3番<EMI>、youtubeに投稿されたダニエル・バレンボイムが弾いた同じくベートーヴェンのピアノ・ソナタ第4番を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進める。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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by figarok492na | 2013-10-25 23:25 | CLACLA日記

台風が近づいている(CLACLA日記)

 台風27号、28号接近の影響で、どんよりとしたお天気の一日。
 夕方には激しい雨降りとなる。
 やれやれ。

 湿度が高い分、じめじめとしてあまり快ならず。


 昨夜、youtubeに投稿された、バリトンのディートリヒ・フィッシャー=ディースカウがシャーンドル・ヴェーグ指揮ヨーロッパ室内管弦楽団の伴奏で歌ったモーツァルトのコンサート・アリア(4曲)やダニエル・バレンボイムが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第1番を聴いたりしながら、4時40分過ぎまで仕事関係の作業を進めたり、笹沢信の『ひさし伝』<新潮社>を読み進めたりする。


 午前中外出し、仕事関係の用件を片づける。
 ついでに近くのコンビニで、週刊文春の小林信彦の連載エッセイを立ち読みする。
 先頃亡くなった、やなせたかしを悼む内容となっていた。


 帰宅後、ヴァレリー・ゲルギエフ指揮サンクト・ペテルブルク・マリンスキー(キーロフ)劇場管弦楽団が演奏したチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」&幻想序曲『ロメオとジュリエット』<PHILIPS>を2回聴き、CDレビューをアップする。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ほかに、トーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」<SONY/BMG>も聴く。


 仕事関係の作業を進めたり、『ひさし伝』を読み進めたり、文書類の整理を行ったりする。


 隣室の莫迦がかまびすしい。
 うっとうしいかぎり。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 途中夕飯を挟んで、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、ヴァシリー・シナイスキー指揮フランス国立管弦楽団のコンサートのライヴ録音を聴く。
 ドヴォルザークの序曲『謝肉祭』、ジュリアン・ラクリンを独奏に迎えたメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲、シベリウスの交響曲第1番などが放送されていた。
 シベリウスの交響曲は、音楽の勘どころ盛り上げどころをよく心得た熱演で、生で聴いたら興奮しただろうなと思う。


 続けて、メゾ・ソプラノのマグダレーナ・コジェナーがサイモン・ラトル指揮エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団の伴奏で歌ったモーツァルトのアリア集<ARCHIV>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『ねちこい男』という短篇小説について考えたり、『ひさし伝』を読み進めたりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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by figarok492na | 2013-10-24 22:44 | CLACLA日記

「外省」的な音のドラマ ヴァレリー・ゲルギエフの悲愴と『ロメオとジュリエット』

☆チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」&幻想序曲『ロメオとジュリエット』

 指揮:ヴァレリー・ゲルギエフ
管弦楽:サンクト・ペテルブルク・マリンスキー(キーロフ)劇場管弦楽団
(1997年7月/デジタル・セッション録音)
<PHILIPS>456 580-2


 いつの間にかPHILIPSレーベルもDECCAレーベルに吸収され、何を今さら15年近くも前にリリースされたCDを、の感なきにしもあらずだが、ちょうど手元に悲愴交響曲と『ロメオとジュリエット』のCDがなかったこともあって購入した一枚。
 まあ、50パーセント・オフに釣られたっちゃ釣られたんだけどね。

 一言で表わせば、劇場感覚に満ちた演奏。
 あと少し詳しく説明するならば、チャイコフスキーが歌劇『スペードの女王』や『エフゲニ・オネーギン』、そして三大バレエといった舞台音楽の優れた造り手だったことを教えてくれる演奏、ということになるだろうか。
 まさしく、両作品の持つ劇性、音のドラマの要所急所をよく押さえた演奏である。
 中でも、悲愴第3楽章など、あとに第4楽章が控えていることがわかっていても、生なら思わず拍手してしまいそうな迫力だし、第1楽章中盤の衝撃(トラック1の10分過ぎあたり)の決まり具合も見事というほかない。
 また第1楽章第2主題や『ロメオとジュリエット』での美しい旋律の歌わせ方も堂に入っている。
 ただ、悲愴の第4楽章や『ロメオとジュリエット』の強奏部分で特に感じることなのだけれど、技術的にどうこうというよりも、音楽のとらえ方、表現の仕方が大づくりというか、若干表面的な効果に傾き過ぎているように思われないでもなかった。

 いずれにしても、「外省」的に優れた音楽づくりと演奏で、両曲をエネルギッシュでドラマティックな音楽の劇として愉しみたい方々には大いにお薦めしたい。
 録音もクリアだ。
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by figarok492na | 2013-10-24 15:35 | CDレビュー