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PREPPYが届いた(CLACLA日記)

 ここのところ記してきたプラチナ万年筆のインクカートリッジ問題だが、今日の夕方、PREPPYという簡易万年筆とともに代替品が到着した。
 PREPPYは、ダイソーで購入したリビエールに比べペン先が少し太い感じがしないでもないが、書き味は実によい。
 で、到着の電話をプラチナ万年筆にかけたが、あいにく17時までの営業とのこと。
 明日、もう一度電話をかけておかなければ。


 仕事関係の作業を進めたり、雑件を片づけたのち、昨夜は3時20分に消灯する。

 9時少し前に起きて、管理人さんからキッチンの改修工事が8日に決まったとの連絡を受けたのち、いくつか雑件を片づけ二度寝。
 11時57分になって起きる。

 十の「明治天皇と<刺青>との関係」、十一の「天皇の巡幸と随行画家・五姓田義松」、十二の「土方久明の自殺 -明治宮廷劇の幕切れ」、並びにあとがきを読み終え、飯沢匡さんの『異史明治天皇伝』<新潮社>を読了した。
 飯沢さんならではの「反儒学的」な視点に貫かれた一冊だった。
 ついでに、読書ノートをとる。
(それにしても、土方与平の名が、ソ連の外交官ヨッフェによるものだったとは知らなかった)

 色川武大の『なつかしい芸人たち』<新潮文庫>のつまみ再読をする。

 『不在証明』の筆入れと打ち直しを行う。

 ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークの演奏による、ハイドンの交響曲第45番「告別」、第46番、第47番<SONY>を聴く。
 かえすがえすも、ソニー・クラシカルが、ヴァイル&ターフェルムジークの組み合わせによるハイドンの交響曲第70番~第81番の録音を残さなかったことは、非常に残念で仕方がない。

 続けて、パフィーのアルバムをつまみ聴きする。
 『愛のしるし』のダンドンダンドンダンドンダンドンを聴くと、どうしてもチャイコフスキーのスラヴ行進曲を思い出してしまうなあ。


 15時26分に外出し、下京図書館へ。
 『牧野伸顕日記』<中央公論社>と『異史明治天皇伝』を返却し、殿山泰司の『三文役者のニッポン日記』<ちくま文庫>と予約しておいた佐野眞一の『枢密院議長の日記』<講談社現代新書>を新たに借りる。

 烏丸通のコンビニで、週刊文春の小林信彦の連載エッセイ(だけ)を立ち読みする。
 今回は、谷崎潤一郎原作の小説を加藤ローサ主演でドラマ化した『富美子の足』(フットフェティシズムの話。にしても、死にゆく老人の顔を足で踏みつけるってのはすごいな)と、先頃亡くなった藤田まことについて詳しく記されていた。
 いずれも、小林信彦らしい。

 その後、大垣書店四条店をのぞき、京都芸術センターでいくつか用件を片づけ、グルメシティで夕飯用の買い物をすませ、17時19分に帰宅した。


 雨降り。
 どんよりとしたお天気の一日となる。
 その分、花粉の勢いは弱まっていたようだが。
(それでも、何度かくしゃみが出る。怖い…)

 帰宅後、『枢密院議長の日記』を読み始め、序章の「誰も読み通せなかった日記」を読み終えた。
 司法官僚から宮内官僚に転じ、のちに枢密院議長の職にも就いた倉富勇三郎が遺した膨大で難読な日記のうち、宮中の問題が多々噴出した(『牧野伸顕日記』にも詳しく記されていたが)大正十年、十一年に狙いを絞って読み解いた一冊である。
>渺茫たる砂漠のなかから、一粒の砂金を見つける作業<
 を重ねたという著者の苦労に思いつつ、読み進める。
 ついでに、読書ノートをとる。

 続けて、『三文役者のニッポン日記』も読み始める。
 面白い面白い。
 そして、なんとも言えずかなしい。

 アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(ASMF)室内アンサンブルの演奏による、チャイコフスキーの弦楽6重奏曲「フィレンツェの想い出」とグラズノフの弦楽5重奏曲<CHANDOS>を聴く。

 夕飯後、『不在証明』の筆入れと打ち直しを行う。

 『三文役者ニッポン日記』を読み進める。
 今のところ、ニッポンではなくサイゴンでの日記だが。

 今日は、ダイエーのおいしくたべたい・カスタードシュークリームを食す。
 グルメシティで、半額引き、税込み49円になっていたもの。
 やわらかな甘さのカスタードクリームで、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!

 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
by figarok492na | 2010-03-04 21:43 | CLACLA日記
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