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春眠暁を覚えず、か(CLACLA日記)

 春眠暁を覚えず、というが、気温が上昇しめっきり春らしくなったとたん、どうにも眠気が起こって仕方がない。
 一応7時間程度は寝ている計算になるのだが、眠りが浅いのか、気がつけばあくびが二つ三つ…。
 本当は30分ぐらいうとうとすればいいのかもしれないけれど、今日はあれこれと片づけていて結局寝そびれてしまった。
 いずれにしても、緩急(閑急)の切り換えだけはしっかりつけていきたいと思う。


 昨夜は、伊集院光の深夜の馬鹿力を聴きながら仕事関係の作業を進めたのち、3時8分に消灯する。

 10時10分に起きる。

 戸井十月の『植木等伝「わかっちゃいるけど、やめられない!」』<小学館文庫>を読了する。
 戸井さんの語彙にはちょっとした違和感を覚えたりしたものの(無理に流行りの言葉を使っているような気がした)、彼の植木等に対する深い敬愛の念が伝わってきたことも確か。
 植木徹誠等父子と戸井昌造(画家)十月父子を重ね合わせてみせた、津野海太郎の解説もいい。
 これは選んで正解の一冊だった。

 コリン・デイヴィス指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したレーガーのモーツァルトの主題による変奏曲とフーガと、ヒンデミットのウェーバーの主題による交響的変容<PHILIPS>を聴きながら、坪内祐三の『シブい本』<晶文社>を読み進めたり、『魔王』の筆入れとPCへの打ち込みを進める。
 『魔王』は、原稿用紙24枚分になった。
(新たに挿入すべき部分は後回しにしているのだ)

 京都市図書館のインターネットサービスで、坪内祐三の『古くさいぞ私は』<晶文社>を予約しておく。

 16時30分に外出する。
 で、京都芸術センターでいくつか用件を片づけたのち、グルメシティなどで夕飯用の買い物をすませて、17時31分に帰宅した。
(ここのところ四条堀川の角にいるルンペンの初老の男性のことがどうにも気になる。この前は英字新聞に目を通していたようだし)

 どんよりとした感じは増しつつも、概ねいいお天気、いい青空が続く。

 帰宅後、ピエール・ブーレーズ指揮ウィーン・フィルが演奏したマーラーの交響曲第5番<ドイツ・グラモフォン>を聴きながら、雑件を片づける。
 ブーレーズとウィーン・フィルのマーラーは、非常に立派な出来。
 もしかしたら、立派すぎるか?

 夕飯後、エフゲニ・キーシンが弾いたブラームスのピアノ・ソナタ第3番他<RCA>を聴きながら、『シブい本』を読み進める。
 キーシンのこのブラームスのアルバムでは、8つの小品作品番号76の第2曲・カプリッチョを僕は偏愛している。
 ぎくしゃくとした音楽の進行の中から滲み出てくる懐かしさと哀しさが僕にはたまらないのだ。

 今日は、ヤマザキのケーキみたいなチョコレートクリームパンを食す。
 近くのドラッグストア、ドラッグランドひかりで半額引き、税込み63円になっていたもの。
 ホイップクリームとチョコクリームを挟んだチョコレート地の菓子パン(思っていた以上に食べ応えがある)で、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!

 最高裁が、名張毒ブドウ酒事件の奥西勝死刑囚の再審(請求)に関する判断を名古屋高裁に差し戻す決定を行ったという。
 やはり、奥西死刑囚は現在84歳。
 彼もまた、平沢貞通と同じ運命を辿ることになるのだろうか。

 一方、中国では日本人死刑囚の死刑が執行された。

 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
by figarok492na | 2010-04-06 21:31 | CLACLA日記
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