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坪内祐三を満喫した一日(CLACLA日記)

 今日は、人と人とのつながりの偶然さに驚かされた一日だった。


 昨夜は、坪内祐三の『雑読系』<晶文社>を読み進めたり、仕事関係の作業を進めたりしたのち、3時59分に消灯する。
 そうそう、途中小林信彦の『おかしな男 渥美清』<新潮文庫>の拾い読みもしたんだった。
 と、言うのも、『雑読系』で坪内さんがこの本のことを的確に誉めていたからである。
 それで、ついつい読み直したくなってしまったのだ。

 10時35分に起きて、音楽関係の仕事をいくつか片づける。

 正午過ぎ、ケヴィン・マロン指揮アレイディア・アンサンブル他が演奏したパーセルの歌劇『テンペスト 魔法の島』他<NAXOS>を聴きながら、『雑読系』を読み進める。
 実に面白し。
 そして、坪内さんが取り上げた本で読みたいと感じたもの少なからず。
(少なくとも、『小山清全集』<筑摩書房>と高平哲郎の『あなたの想い出』<晶文社>は読んでおきたい)

 続けて、同じくマロン指揮アレイディア・アンサンブルが演奏したヘンデルの水上の音楽&王宮の花火の音楽を聴きながら、『山中貞雄餘話』の下書きとノート書き、PCへの打ち込みを進める。

 仕事関係の作業を進める。

 17時20分に外出して京都芸術センターへ行き、いくつか用件を片づける。
 その後、ドラッグランドひかりとグルメシティで夕飯用の買い物をすませて、18時13分に帰宅する。

 どんよりとした感じはありつつも、一応いいお天気、いい青空が続く。

 気温は今日もあまり上昇せず、肌寒い感じのする一日となる。
 皆さん、くれぐれも風邪にはお気をつけ下さいませ。

 帰宅後、湯浅卓雄指揮アルスター管弦楽団が演奏した矢代秋雄のピアノ協奏曲(岡田博美の独奏)&交響曲<NAXOS>を聴きながら、雑件を片づける。

 朝日新聞夕刊、毎週金曜日連載の「三谷幸喜のありふれた生活」は、先週の井上ひさしに続いて、佐藤慶を追悼する文章となっている。
(実は、もしかしたらそうなるのではないかと思っていた)
 佐藤慶が出演した自作『君となら』での思い出を中心に、三谷幸喜の目を通した佐藤さんの人物像がよく描き出されていると僕は思う。
 佐藤さんのコメディアン的演技として、大島渚の作品ではなく、加藤泰監督の『真田風雲録』の大野修理、そのラストシーンを挙げているのも三谷幸喜らしい。

 記し忘れたが、昨日の加藤武のインタビュー(最終回)では、黒澤明(『悪い奴ほどよく眠る』!)や今村昌平の作品のこと、さらに朗読のことなどが語られていた。
 そういえば、NHKのラジオ番組『朗読の時間』で聴いた加藤さんの朗読は本当に絶品だったなあ。

 今夜は、昨夜のカレーの残りに、カットトマトのジュース煮1缶分、カット野菜1袋分、ポークビッツ1袋分、そしてカレールーを投入したカレーが夕飯のおかずとなった。
 トマトの酸味がきいて、さっぱりとした味の食べやすいカレーである。

 夕飯後、フォルテピアノのロバート・レヴィンとクリストファー・ホグウッド指揮アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックが演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第9番「ジュノム」&第12番<オワゾリール>を聴きながら、『雑読系』を読み進める。

 その後も、『雑読系』を読み進め、ついに読了してしまう。
 ああ、面白かった!

 続けて、同じく坪内祐三の『四百字十一枚』<みすず書房>を読み始める。
 『論座』連載の文章をまとめたもので、『雑読系』の続刊にあたるが、あちらが晶文社からなら、こちらはみすず書房からの刊行だ。
(そのいきさつに関しては、あとがきに少し触れてある)

 今日は、ロピアのキャラメルショコラシューを食す。
 ドラッグランドひかりで、半額引き、税込み53円となっていたもの。
 チョコレートでコーティングされてキャラメルクリームが入ったシュークリームで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!

 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
by figarok492na | 2010-05-14 22:23 | CLACLA日記
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