体調、かんばしからず。
ここ数日の無理がたたったか…。
やれやれ。
晴天。
いいお天気、いい青空で、気温もそこそこに上昇と、まさしく外出日和の一日だったが、体調の関係から夕方の買い物以外は外出せず、部屋で仕事関係や企画関係の作業を進めたりして過ごす。
大河原英與の『山本周五郎最後の日』<マルジュ社>を読了する。
大河原さん自身がクラシック音楽好きだということもあって、山本周五郎とクラシック音楽の関係について知ることができたのは大きな収穫だった。
(山本周五郎の作品は、一度集中して読みたいと思っているのだが)
ケント・ナガノ指揮モントリオール交響楽団が演奏したベートーヴェンのバレエ音楽『プロメテウスの創造物』ハイライト&交響曲第3番「英雄」と、アレクサンダー・リープライヒ指揮ミュンヘン室内管弦楽団が演奏したロッシーニの序曲集<ともにSONY/BMG>を続けて2回ずつ聴き、CDレビューをアップする。
詳しくは、前々回前回の記事をご参照のほど。
夕飯後、企画関係の作業を進め、福留真紀の『将軍側近 柳沢吉保』<新潮新書>を読み始める。
「いかにして悪名は作られたか」と副題にもあるように、『将軍側近 柳沢吉保』は、概して時代劇の悪役扱いをされがちな江戸幕府・五代将軍徳川綱吉の側近柳沢吉保の実際の姿について検証考察した一冊である。
なお、日本史の教科書でも「側用人」の肩書きを与えられている柳沢吉保だが、綱吉時代には側用人の名称が使用されているわけではなかったため、著者はあえて「将軍側近」と呼称している。
バリトンのボー・スコウフスがヘルムート・ドイチュのピアノ伴奏で歌ったシューベルトの歌曲集『白鳥の歌』<SONY>を聴く。
大好きな「鳩の使い」は何度も繰り返し聴く。
スコウフスのロマンティックな歌いぶりと曲調がよく合っているような気がする。
今日も、甘いものは食さず。
内閣官房参与の平田オリザさんが、ソウル市内での講演中、福島第一原子力発電所の放射能汚染水を海に放出した件に関して、アメリカ政府からの強い要請によるものである旨発言したという。
その内容はもちろんのこと、ソウルでの発言ということも含めて、今回の平田さんの発言は、十二分に計算された上で為されたものだろう。
そして、自身の辞職も想定のうちだと言える。
と、言うより、平田さんは辞職するタイミングをずっと狙っていたのではないだろうか。
(当然そこには、菅政権を見きったということが大きいだろうが、もしかしたら劇場法の制定が相当厳しくなってきたことも影響しているかもしれない)
それにしても、メディアの反応の弱さはどうしたことか。
身体、だろし。
やれやれ。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。