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マチヤ映画夜行 其の七 新春シネマ漬けを満喫した(深夜のCLACLA)

 少しどんよりとした感じのするお天気となる。

 気温は今日も低く、寒さが厳しい一日。
 皆さん、くれぐれも風邪や肺炎、インフルエンザにはお気をつけくださいね。


 俳優の二谷英明が亡くなる(81歳)。
 頭数が足りなくなった日活で主演級の役回りを与えられたが、基本的には脇で支える役柄が合っていたような感じがする。
 個人的には、どうしても『特捜最前線』の神代警視正か。
 そういえば、日活入社以前は、長崎放送・佐世保でアナウンサーをやっていて、その頃のプライベートな事情を耳にしたこともあるのだけれど、『特捜最前線』の橘警部(本郷功次郎)が長崎出身という設定には、二谷さん自身の経験が色濃く投影されているのではないか。
 確か、『特捜最前線』には佐世保を舞台にしたエピソードもあったはずだ。
(二谷さんの経歴については、今手元に本がないのでしかとは思い出せないが、殿山泰司が『にあんちゃん』で共演したことと絡めて何かしるしていたように記憶している)
 深く、深く、深く、深く、深く黙祷。

 それにしても、いくら娘が社長だからといって、トライのCMはひどかったなあ。
 あれじゃあ、二谷さん自身はもちろんのこと、大滝さんや中北さんに対しても非礼が過ぎるもの。

 余談だけど、「松竹梅」のCMの宇野重吉や、『太陽にほえろ』の奈良岡朋子、『西部警察』の庄司永建、高城淳一と同様に、『特捜最前線』の大滝秀治、長門裕之の出演も「日活」つながりということだったのだろうな。
(ことに民藝勢は、日活作品に多数出演していたもの)


 昨夜、堀江敏幸の『書かれる手』<平凡社>を読了し、仕事関係の諸作業を進める。


 正午過ぎに外出し、堀川中立売の京都リサーチパーク町家スタジオへ。
 月世界旅行社主催の上映会、マチヤ映画夜行 其の七 新春シネマ漬け に参加する。
 立命館大学の歌川達人監督の『ぐるぐる』、飯塚花笑監督の『僕らの未来』、二宮健監督の『暴行 ~芸大童貞クローズ編~』などや、月世界旅行社の藤本景太監督のミニライヴを愉しんだのち、新年会を兼ねた第二部へ突入。
 関係各氏をはじめ、途中、林海象監督もいらっしゃって、しばらくお話をうかがうことができた。

 また、キノ・フォーラムkyoの末長敬司とは、2月末に撮影予定の拙作『爛れる』について打ち合わせを行い、上映の合い間にシナリオの手直しを行ったりもする。
 今回直接指摘されて気づいたが、台詞を少なくしたものの、もっとも出演時間が多いのは、僕自身演じる役柄だった。
 ああ…。


 23時少し前に帰宅し、マチヤ映画夜行で購入した藤本監督のファーストアルバム『映画大航海時代』を何度も聴きながら、諸作業を進める。
 藤本監督のアルバム、元気が出てくるなあ。
 やるべきことをしっかりやっていかなくちゃ。


 以上、1月8日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
by figarok492na | 2012-01-09 00:16 | CLACLA日記
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