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石田勝心監督のこと 北見治一や二見忠男のこと 『直木三十五伝』のこと(CLACLA日記)

 晴天。
 青空が続く。

 昨日ほどではないものの、今日も寒さが激しく厳しい。
 皆さん、くれぐれも風邪や肺炎、インフルエンザにはお気をつけくださいね。


 映画監督の石田勝心[かつむね]が亡くなった(79歳)。
 東宝系の石田監督の代表作といえば、朝日新聞朝刊の訃報でも記されている、小林桂樹、吉沢京子他出演の『父ちゃんのポーが聞こえる』ということになるだろうが、丹波哲郎他出演の『東京湾炎上』、江藤潤他出演の『白熱』も記憶に残っている。
 ただ、本来はプログラムピクチュアの喜劇の作り手だったようで、藤岡琢也、小沢昭一他出演の『喜劇 頑張れ!日本男児』や、田宮二郎、三木のり平他出演の『喜劇 三億円大作戦』は観てみたい気もする。
(小林信彦じゃないけれど、喜劇と名乗るほど面白くない、てか愚作である可能性が高いような気もしないではないが)
 深く、深く黙祷。

 余談だけど、小林桂樹が下山定則国鉄総裁を演じたNHKのドラマ『空白の900分』の中に、下山(小林さん)が総裁になる前、蒸気機関車の回りで何かを指図するという回想シーンがあったのだが、そのとき『父ちゃんのポーが聞こえる』のことを思い出したんだった。


 昨夜、仕事関係の作業を進める。
 そういえば、文章の執筆の関係から北見治一(元文学座)のことをネットで調べたのだけれど、wikipediaでは北見さんが存命ということになっている。
 北見さんはずいぶん前に亡くなったはずだが。

 またまた余談だけど、昔、同じ早稲田出身の北見さんと二見忠男(元テアトル・エコー)のことがごっちゃになって困ったことがあったっけ。
 二見さんもずいぶん前に亡くなったが。
 そうそう、似ている似ていないはひとまず置くとして(ちょっと似てるような気もするが)、半海一晃は二見忠男の線にある役者さんじゃないだろうか。


 KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。

 その後、アンドレアス・シュペリング指揮カペラ・アウグスティナが演奏したブラームスのセレナード第1番&第2番<CPO>を二度繰り返し聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、CDレビューの下書きと投稿を行ったり(前回の記事をご参照のほど)、『爛れる』の台詞をさらったりする。


 坪内祐三の『書中日記』<本の雑誌社>を読了する。
 ああ、面白かった!

 続けて、植村鞆音の『直木三十五伝』<文藝春秋>を読み始める。
 書名の通り、直木賞で知られる作家直木三十五の人生に関して綴った一冊で、元テレビ東京の社長である著者は、直木三十五[本名植村宗一]の甥にあたる。
 それにしても、『書中日記』で坪内祐三がこの『直木三十五伝』に関して触れていたのには、ちょっと驚いた。
 と、言うのも、坪内さんがそうしていることを知らずに、なんの気なしに借りた本だったからだ。
 こういう偶然(必然?)が、本当に多いなあ。


 結局、夕方の買い物以外は外出せず。


 夕飯後、クリスティアン・フレーリヒ指揮ベルリン放送交響楽団が演奏したシュポアの序曲集<CPO>、ピアノのペーテル・ヤブロンスキーが弾いたショパンのワルツ集他<DECCA>を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、『鳥の日記』を書き進めたり、『直木三十五伝』を読み進めたりする。
 『直木三十五伝』は、端整な筆致の中に著者の伯父直木三十五に対する深い敬愛の念がうかがえて、ついつい読み進めてしまう。
 しかし、直木三十五という人も、どうしようもない、それでいてとても魅力的な人物だったようだ。


 今日も、アッシュのチョコがけ・油で揚げない焼きドーナツを食す。
 昨日の残りなり。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 ラジオで、沖縄防衛局長の答弁を耳にしたが、しらじらしいったらありゃしないなあ。
 投票率を上げたいだけって、ああた。


 今日は節分の日だったが、豆を食べ損ねてしまったなあ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
by figarok492na | 2012-02-03 22:06 | CLACLA日記
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