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学生演劇祭は愉しいぞ!(深夜のCLACLA)

 16日から始まった京都学生演劇祭も今日から後半戦に突入。
 諸般の事情があって、今日はDブロック3団体目の劇団蒲団座(大谷大学)『廻円々サテライト』から観始めたのだが、いやあお世辞抜きで学生演劇祭は本当に面白いなあ。
 当然好みの違いはって、ん?と思った団体もないわけではないけれど、なんと言ってもそのバラエティに富んだプログラム、振り幅の激しさに接することができるだけで、連日足を運んでいるかいがある。
 まず上述した蒲団座は、ダンスやマイムの技法を積極的に取り入れて演者の身体表現を全面に押し出した。
 また、一時間の休憩を挟んだBブロック冒頭の喀血劇場(京都大学)は、作・演出の唐仁原俊博君のお芝居に対する強い愛情と表現の細やかさ、骨法を押さえているからこその「ずらし」や恥じらいなどがよく表われたリリカルな逸品で、世古有紀奈さんや古野陽大君、菅原タイル君ら演者陣の魅力の活かし方にも感心した。
 一方、ラストの演劇実験場下鴨劇場(京都府立大学)の『裏浦島太郎の話。』は、脱臼につぐ脱臼の連発で、コアな笑いを造り出していた。
 ほかに、ファミリーミュージカルもかくやと思わせるファンタジーエンタメ路線の劇団月光斜の『Celebration』や、劇団立命芸術劇場の『夢重夜』(ともに立命館大学)も上演されていた。
 いずれにしても、お芝居好きの方はもちろんのこと、お芝居なんてとんとご無沙汰しているなあという方にも強くお薦めしたい企画である。
 20、21日とあと二日、まだABCD全てのブロックをご覧いただけるわけだから、ご興味ご関心がおありの方は、ぜひともアートコンプレックス1928へ!


 16時からの一時間の休憩中にJEUGIA三条本店へ行き、3Fクラシック売り場担当の山本恭士さんにごあいさつをする。
 同じくJEUGIA四条店時代にお世話になっていた末長敬司監督との『爛れる』のことをお伝えするため。
 ついでに、『ぶらあぼ』3月号も入手した。


 また、16日に観劇したひげプロ企画の時間退出して、ホリーズカフェでコーヒーを飲みながら、大村彦次郎の『文壇栄華物語』<筑摩書店>を読み始める。


 開演前、休憩中、終演後と、関係各氏と話しをしたりあいさつをしたりする。


 帰途、末長より電話があり、『爛れる』に関して50分近く話しをする。

 その後、買い物をすませ、23時過ぎに帰宅した。


 遅めの夕飯後、アルフレッド・ブレンデルとクラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィルが演奏したブラームスのピアノ協奏曲第2番<PHILIPS>、アナトール・ウゴルスキが弾いたピアノ小品集「ショート・ストーリーズ」<ドイツ・グラモフォン>を聴きながら、仕事関係の作業を進める。


 以上、2月19日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
by figarok492na | 2012-02-20 01:32 | CLACLA日記
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