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濱本敏治監督の特集上映を観た(深夜のCLACLA)

 晴天。
 いいお天気、いい青空の一日となる。

 気温はあまり上昇せず。
 特に、夕方以降は冷え込む。
 皆さん、くれぐれも風邪にはお気をつけくださいね。


 咳込みが続く。


 5時頃まで仕事関係の作業を進める。


 報恩講のため、龍谷大学は全学休講。
 と、言うことで、犯罪学もお休みである。


 クリストフ・ルセ指揮レ・タラン・リリクが演奏したラモーの序曲集<オワゾリール>や、古今亭志ん朝の『寝床』<ソニー>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 佐藤亜紀の『金の仔牛』<講談社>を読み始める。
 18世紀初頭のフランス(パリ)を舞台に、金を生み出す「紙切れ」(株)をめぐる人々の様々なかけ引きを巧みに描いた作品。
 実に面白し。


 夕方になって外出し、阪急で十三へ。

 シアターセブン(第七藝術劇場のすぐ下の階)で濱本敏治監督の特集上映「ハマモト・フィルム・レトロスペクティブ」を観る。
 『素晴らしい距離』(2003年、38分)、『調度良い体温と文字数』(2004年、9分)、『晴雄の帰省』(2011年、57分)、『光』(2006年、13分)と、2003年から2011年にかけての4本の作品が上映されていたが、この間の濱本監督の創作上の変化変遷が如実に示されているように感じた。
 人の心の動きや、人と人との関係性がきっちりと描かれた作品で、中でも最新作『晴雄の帰省』の細やかで丁寧な描写表現が強く印象に残った。
 付け加えるならば、郷里を離れてこういった生活を続けている人間にとっては、非常に身につまされる内容でもあり、その意味でもぐっと心を動かされた。
 観に行って大正解。
 ああ、面白かった!

 アフタートークのゲストは唐津正樹監督。
 濱本監督の創作の在り様や芯となる部分に鋭く迫ろうとする、なかなか刺激的なトークで、これまた面白かった。

 明日(日付け変わって今日)までの上映だが、ぜひ多くの方にご覧いただきたい。
 19時半から1回のみの上映。

 飲み会に参加したかったが、仕事関係の打ち合わせの予定があり、濱本監督や唐津監督にご挨拶しただけで、そのまま京都に戻る。

 で、帰宅する。


 以上、10月18日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
by figarok492na | 2012-10-19 01:50 | CLACLA日記
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