人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< 音楽を聴いて、作業と読書に勤し... 昼寝坊を決め込んだ(CLACL... >>

若手映画作家育成プロジェクト2012の上映会を観た(深夜のCLACLA)

 どんよりとした感じはありつつも、青空の見えるお天気。
 と、思っていたら夜になって雪が降り始めた。
 ありゃりゃ。

 気温は上昇せず、寒さがとても厳しくとても激しい。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザなどにお気をつけくださいね。


 映画評論家のドナルド・リチーが亡くなった。88歳。
 敗戦後すぐに来日し、さらに再来日し、黒澤明や小津安二郎、溝口健二ら日本映画の紹介に努めた。
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 中国研究で知られた中嶋嶺雄も亡くなった。76歳。
 深く、深く黙祷。


 午前中、仕事関係の作業を進める。


 お昼過ぎに外出し、河原町へ。
 仕事関係の予定をすませたほか、JEUGIA三条本店で今日リリースされたカール・ベーム指揮ウィーン・フィルが演奏したブラームスの交響曲第1番&ワーグナーの楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲<ユニバーサル/ドイツ・グラモフォン>(1975年の来日公演のライヴ録音)を購入する。
 改装後のJEUGIA三条本店に足を運ぶのは、今回が初めて。
 クラシック音楽のCDの売り場の階等、大きく変わっていた。


 帰宅後、ベームのCDを聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、乾ルカの『てふてふ荘へようこそ』<角川書店>を読み始めたりする。
(浅見雅男の『伏見宮』<講談社>は、昨夜読了した)
 ベームとウィーン・フィルの演奏はとても立派なものだったけれど、音質は言うほど改善されているのかなあ。


 夕方になって外出し、太秦へ。
 文化庁委託事業『若手映画作家育成プロジェクト2012』で製作された作品の上映会を観るためだが、本来の上映会場である松竹京都で不具合が発生したため、急遽東映京都の試写室で実施されることとなった。

 若手映画作家育成プロジェクト(ndjc)は、新進気鋭の映画監督がベテランのスタッフ陣とともに35ミリフィルムによる短編作品を撮影する企画であり、エキストラ募集をお手伝いした小林達夫監督の『カサブランカの探偵』(監督の攻めの姿勢と映画に対する想い、志向と嗜好がよく表われていたのではないか)をはじめ、菊池清嗣監督の『半径3キロの世界』、庄司輝秋監督の『んで、全部、海さ流した。』、鈴木研一郎監督の『ラララ・ランドリー』、畑中大輔監督の『プリンの味』が上映されていた。
 各々の監督の特性魅力が限られた時間の中に、凝縮されていたように思う。
(作品によっては説明過多に感じられた部分もなくはなかったが、これは企画の性格上仕方ないことか)
 なお、今回製作された5つの作品は、3月2日~8日に東京のユナイテッド・シネマ豊洲、3月23日~29日に大阪の梅田ガーデンシネマで、それぞれ1週間限定上映される予定となっている(大阪のほうは、レイトショー上映)。
 ご都合よろしい方は、ぜひともご高覧くださいませ。


 上映会終了後、小林監督にご挨拶したほか、同道した関係各氏と話しをする。


 その後、諸々あって帰宅が遅くなる。


 帰宅後、マリア・ジョアン・ピリスが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第16番&第21番<ドイツ・グラモフォン>を聴きながら、仕事関係の作業を進める。


 以上、2月20日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
by figarok492na | 2013-02-21 02:43 | CLACLA日記
<< 音楽を聴いて、作業と読書に勤し... 昼寝坊を決め込んだ(CLACL... >>