どんよりとした感じの強いお天気。
気温は今日も上昇せず、寒さが厳しい。 皆さん、くれぐれも風邪にはお気をつけくださいね。 俳優のピーター・オトゥールが亡くなった。81歳。 アイルランドの出身で、デヴィッド・リーン監督の『アラビアのロレンス』の主人公役をはじめ、『おしゃれ泥棒』、『007 カジノロワイヤル』、『冬のライオン』、『チップス先生さようなら』、『ラ・マンチャの男』、『ラストエンペラー』等に出演した。 深く、深く、深く、深く黙祷。 俳優のジョーン・フォンテインも亡くなった。96歳。 東京で生まれる。 アルフレッド・ヒッチコック監督の『レベッカ』や『断崖』をはじめ、『ジェーン・エア』、『皇帝円舞曲』、『旅愁』など、清楚な美貌を活かしてヒロインを演じた。 なお、同じく俳優のオリヴィア・デ・ハヴィランドは実の姉にあたるが、不仲であることで知られた。 深く、深く、深く、深く黙祷。 猪瀬都知事が辞任に追い込まれそうだ。 彼を支持するつもりなど毛頭ないし、辞任は当然だとも思うが、どうにも胡散臭い話であることも事実である。 昨夜、ハンス・クナッパーツブッシュ指揮ベルリン・フィルが演奏したワーグナーの楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルが演奏したベートーヴェンの劇音楽『エグモント』序曲、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン国立歌劇場管弦楽団が演奏したモーツァルトの歌劇『魔笛』序曲、バリトンのディートリヒ・フィッシャー=ディースカウがピアノのイェルク・デムスの伴奏で歌ったレーヴェの『オイゲン公』、ピアノのマルタ・アルゲリッチが弾いたショパンのスケルツォ第2番、カール・ベーム指揮ウィーン・フィルが演奏したブラームスの交響曲第3番の第3楽章を聴く。 いずれも、音楽之友社から刊行された『ドイツ・グラモフォン完全データ・ブック』の付録CD(2枚)に収められた録音である。 その後、youtubeにアップされたラファエル・フリューベク・デ・ブルゴス指揮デンマーク国立(DR)交響楽団が演奏したファリャのバレエ音楽『恋は魔術師』、アルベニスのスペイン組曲から「グラナダ」と「セビリャ」、サラサーテのサパテアード(おもろい味付け)、セレドニオ・ロメロの幻想曲(ペペ・ロメロの独奏)、ラヴェルのボレロ、ビゼーの『カルメン』組曲抜粋を聴く。 スペインがらみの作品をまとめて聴いたことになる。 4時半過ぎまで、仕事関係の作業を進める。 アンソニー・ハルステッド指揮ザ・ハノーヴァー・バンドが演奏したヨハン・クリスティアン・バッハの交響曲集作品番号9<CPO>、youtubeにアップされたフリューベク・デ・ブルゴス指揮デンマーク国立(DR)交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第1番、第2番を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、通崎睦美さんの『木琴デイズ』<講談社>を読み進めたりする。 時代劇の御大のような風貌をしたフリューベク・デ・ブルゴスのベートーヴェンの交響曲は、オーソドックスで大柄な演奏である。 16時台に外出し、下京図書館へ。 西崎憲の『ゆみに町ガイドブック』<河出書房新社>、伊坂幸太郎の『死神の浮力』<文藝春秋>、柳広司の『楽園の蝶』<講談社>、山口果林の『安部公房とわたし』<同>を返却し、中島京子の『妻が椎茸だったころ』<同>、西條奈加の『涅槃の雪』<光文社>、ジェームス三木の『渡されたバトン』<新日本出版社>を新たに借りる。 その後、仕事関係の予定をすませ、京都芸術センターに寄り、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、アンドレア・マルコン指揮デンマーク国立(DR)交響楽団のコンサートのライヴ録音を聴く。 オペラの序曲や、ソプラノのパトリシア・プティボンが歌ったアリア、交響曲第41番「ジュピター」と、モーツァルトの作品が演奏されていた。 アリアは、プティボン節がさく裂(声はだいぶんとうがたってきたものの)。 一方、オーケストラは、粗さはありつつも、いわゆるピリオド・スタイルを援用した快活な演奏を行っていた。 続けて、メゾ・ソプラノのマグダレーナ・コジェナーがサイモン・ラトル指揮エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団の伴奏で歌ったモーツァルトのアリア集<ARCHIV>を聴く。 プティボンが草書の芸とすれば、コジェナーは行書の芸。 ラトルの伴奏もきめが細かく、コジェナーの歌によく合っている。 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『木琴デイズ』を読み進めたりする。 今日は、藤高製菓株式会社の奈良小まちを食す。 六角のローソンストア100で、20円引きだったもの。 粒あん入りの小ぶりな薄皮饅頭(5個)で、まあまあ美味しうございました。 ごちそうさま! 明日がいい日でありますように! それじゃあ、おやすみなさい。
by figarok492na
| 2013-12-16 22:41
| CLACLA日記
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