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野田秀樹の『エッグ』を読み ネオラクゴを愉しむ(昨日のCLACLA)

 晴天。
 いいお天気、いい青空の一日。

 気温も上昇し、暑さがとても厳しい。
 暑い暑い暑い。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 国会で、安保法制に関する審議が始まった。
 いろいろと考えることあり。


 元プロ野球選手の富田勝が亡くなった。68歳。
 法政大学時代、田淵幸一、山本浩司とともに「法政三羽ガラス」とうたわれる。
 その後、プロ野球の南海に入団し、巨人、日本ハム、中日で活躍した。
 ちょうど僕がプロ野球に慣れ親しんだ時期と重なる日本ハム時代が、強く印象に残る。
 深く、深く、深く黙祷。


 昨夜、グレン・グールドが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<SONY/BMG>を聴いたりしながら、4時半頃まで仕事関係の作業を進める。


 朝早くから、真向かいマンション奥の元ボロ家の工事がかまびすしい。
 もう終わったかなと思っていたら、またぞろガーガーギーギーやっている。
 やっかましいやい、この野郎!


 セルジュ・チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルが演奏したブルックナーの交響曲第7番<SONY国内盤>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 正午過ぎに外出し、仕事関係の予定をすませる。


 帰宅後、山田一雄指揮大阪センチュリー交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」他<ライヴノーツ>、ハンス・クナッパーツブッシュ指揮ウィーン・フィル他が演奏したブラームスの管弦楽曲集<タワーレコード/DECCA>、チェリビダッケのブルックナーを聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品を書き進めたりする。


 畑農敏哉の『アマチュアオーケストラに乾杯!』<NTT出版>を読了する。
 ああ、面白かった!


 続けて、野田秀樹の『エッグ/MIWA』<新潮社>を読み始め、『エッグ』を読み終える。
 先ごろ再演されたばかりの『エッグ』だが、僕はすぐさま先日亡くなった扇田昭彦さんの『日本の現代演劇』<岩波新書>に引用されている、如月小春の、
>(『走れメルス』には)「天皇制」も「満州大陸」も「病んだ日本」も出てこない。メッセージというものがつかめない。けれど見終わって泣けた。自分が生きていることが切なくなった。言葉を超えて伝わって来るものがあった。それはおそらく同世代感覚としかいいようのないものだったと思う(以下引用略)<
という言葉を思い出した。
 如月さんは早くに亡くなり、扇田さんも亡くなった。
 そして、野田さんは『エッグ』を書き上演し、今年再演した。
 そこに示されている幾重もの流れについて、どうしても考えざるをえない。
(ただし、「時」という抽象的な概念に力点を置きながらも、野田さんが「クロノス」を強く意識した表現者であったことも確かだろう。それと、野田さんはどこかで如月さんの言葉を留意し続けてきたのではないか)


 19時頃外出し、仕事関係の用件を片付け、OPAのタワーレコードでパーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルが演奏したベートーヴェンの交響曲第5番&第1番<RCA>を購入する。

 それからライト商會2Fギャラリーで、月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・カルティベイトⅤ『穢・カムアゲイン』を愉しむ。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。

 終演後の軽い打ち上げのち、皆で遅めの夕飯をとり、面々と別れたのち、さらにいろいろとあって帰宅が朝の7時近くになる。


 以上、5月26日の日記。
by figarok492na | 2015-05-27 16:15 | CLACLA日記
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