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一日一枚 301:今回もプティボンを聴く

 ☆フランス・バロック・アリア集
  パトリシア・プティボン(ソプラノ)
  パトリック・コーエン=アクニーヌ指揮ル・フォリー・フランソワーズ
  <VIRGIN>VC5 45481 2

 前回に引き続き、パトリシア・プティボンの歌を聴く。
 今回選んだのは、ラモーやマルカントワーヌ・シャルパンティエ、リュリらフランスのバロック期を代表する作曲家の作品を集めた、フランス・バロック・アリア集というCDである。
 ウィリアム・クリスティらとともにバロック音楽の演奏を重ねてきただけあって、まさしくプティボンの本領発揮と評すべき歌唱が並んでいるが、時に過剰なほどの感情表現の多彩さは、前回紹介した『フレンチ・タッチ』のはじけ具合と「直結」しているようにも感じられた。
 ヴァラエティに富んだアリアの選択や、パトリック・コーエン=アクニーヌ率いるピリオド楽器のアンサンブル、ル・フォリー・フランソワーズの伴奏も魅力的で、『フレンチ・タッチ』ともども強くお薦めしたいと思う。
 大推薦!

 それにしても、プティボン=プチ・ボンという名前は、すごいな。
 たぶん芸名なんだろうけど。
by figarok492na | 2006-10-10 13:05 | 一日一枚
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