今日も、昨日に続いて『フィデリオ』のCDを聴いている。
いやあ、愉しいCDだなあ。
そうそう、ニコラウス・アーノンクールの他の歌もの声ものとも共通することで、一つ書き忘れていたことがあった。
それは、エルヴィン・オルトナー率いるアルノルト・シェーンベルク合唱団による粒の揃った合唱のことである。
クリアでシャープなこの合唱団の存在こそが、アーノンクールの解釈をより完璧に近いものに創り上げているのだから。
そう言えば、今週末には、京都コンサートホールでアーノンクールと彼彼女らの『メサイア』公演が予定されている。
すでにチケットも購入ずみで、本当に本当に今度の土曜日が待遠しい。