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やっぱり痛風だった(CLACLA日記)

 一応青空も見えていたが、どんよりとした感じも強し。
 時折、雨も降っていた。

 むしむしむわむわとして、あまり快ならぬ一日。

 一度電話で確認してから、近くの整形外科へ。
 血液検査の結果から、やはり痛風の発作が起こっているとの診断を受ける。
 たぶんそうだろうなとは思っていたけれど、実際そのような診断が下されてしまうと、どうしてもありゃりゃりゃりゃという気分になってしまうが、これは不摂生の報いなのだから仕方がない。
 長期戦を覚悟するばかりだ。
(ただ、本格的な対処は、足の痛みと腫れがひいてからとのこと)

 買い物をすませて帰宅する。

 午前のうちに、浴室とトイレの掃除をやっつける。
 痛み止めの薬が効いていることもあって。

 第3CLACLA日記に、『鳥の日記』に関する自分自身のためのノートをアップする。

 久しぶりに、NHK・FMのクラシック・カフェを聴く。
 ジュゼッペ・シノーポリ指揮シュターツカペレ・ドレスデンの演奏したシューマンの交響曲第2番のCD録音などが放送されていた。
(シノーポリのこの曲なら、どちらかと言えば僕はウィーン・フィルとの旧録音が好きかな。より、エネルギッシュでしまった感じがしたはずなので。もし今日放送していたのが、ウィーン・フィルとのものだったら、とんだお笑いぐさだけどね)

 色川武大の『寄席放浪記』<河出文庫>と矢野誠一の『落語家の居場所』<文春文庫>のつまみ再読をする。
 ああ、本物の落語を観聴きしたいなあ。

 夕飯後、『ポートレイト・オブ・ウテ・レンパー』を聴く。
 後述、ヴァルター・ベンヤミン対応でもある。

 ヴァルター・ベンヤミンの著作集『ボードレール他 ベンヤミンの仕事2』<岩波文庫>のつまみ再読をする。
 「複製技術の時代における芸術作品」や「ブレヒトの詩の注釈(抄)」など、刺激をうけるところ大だ。
 そう言えば、この本の編訳者野村修は、少し前に亡くなられたんだよなあ。
 そして、同じくベンヤミンやブレヒトの翻訳で知られた高原宏平さんも数年前に亡くなられたんだよなあ。
(高原宏平さんとは一度だけお会いしたことがあり、何度か電話で声をうかがったこともある。実は、高原さんの孫娘と院生時代に親しくしていたのだ。結局、高原さんのお話を聴く機会はなかったのだけれど)

 『鳥の日記』の下書きとワープロ打ち、打ち出しを行う。
 原稿用紙72枚分になる。

 今日も、甘いものは食さず。
 療養中だもんね。

 麻生ブームをつくろうつくろうとしている連中がいる。
 小泉の夢よ再び、か。
 のせるほうものせるほうなら、のるほうものるほうだが。

 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
by figarok492na | 2008-08-20 22:00 | CLACLA日記
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