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寝床の中でただ音楽を聴き、涙を流す(CLACLA日記)

 って、なんともおセンチなタイトルだなあ、と呼ぶ声あり。
 だって、ほんとのことなんだもん!

 どんよりとした感じもするものの、いいお天気、いい青空が続く。

 気温は今日も上昇せず、寒さの厳しさすら感じた一日だった。
 皆さん、くれぐれも風邪にはお気をつけ下さい。

 それでもヒノキ花粉の勢いは激しいみたいで、目の周りがかゆかったりくしゃみを連発したりする。
 やれやれ。

 朝早く目が覚め、寝床に入ったままでニコラウス・アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団の演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」、エフゲニ・ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルの演奏したショスタコーヴィチの交響曲第6番の第3楽章、チャールズ・マッケラス指揮プラハ室内管弦楽団の演奏したモーツァルトの交響曲第25番と第28番のそれぞれ第1楽章を続けて聴く。
 ショスタコーヴィチの交響曲では、純音楽的な造りのよさを充分に認識した上で(と、言うよりも認識するからこそ)最後の馬鹿騒ぎぶりに心が動き、つい涙を流してしまった。
 また、イタリア交響曲では、第1楽章がとびきり中のとびきりの音楽であることと、アーノンクールの楽曲把握の確かさ、モーツァルトの第25番では、なあんだこの作品だって古典派交響曲の一典型じゃんと思っていたのが、5分半ば過ぎに、急になんとも言えない感情の動きのようなものが表われて、それから心をぐっとつかまれたこと、マッケラスの劇場感覚の豊かさを感じた。
 それにしても、ただ音楽に耳を傾ける時間のなんと贅沢なこと!

 『宝塚というユートピア』を読み進める。

 正午過ぎに、キッチンまわりの拭き掃除をすませる。

 デヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団の演奏した、ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」と第4番を聴く。

 寒さもあって、今日は夕方に夕飯用の買い物に出かけた程度。
 まあ、仕方ない。

 帰宅後、チャールズ・グローヴス指揮フィルハーモニア管弦楽団の演奏した、グローヴズ卿の音楽箱2を聴く。
 ラストの剣の舞には、『大江戸捜査網』のテーマ曲と尾藤イサオのカバー曲を思い出してしまった。
(その後、石丸寛指揮東京都交響楽団の演奏した剣の舞を聴いたが、ううん25年前の日本のオーケストラは、こんなもっさい演奏を行っていたのか…。そして僕は、なぜだか『元祖どっきりカメラ』など、日本テレビの昔のバラエティ番組を思い出してしまった)

 夕飯後、『宝塚というユートピア』を読み進めたほか、吉田秀和の『世界の指揮者』<ちくま文庫>のつまみ再読を行う。

 今日は、甘いものは食さず。

 選抜高校野球で、長崎県代表の清峰高校が優勝した。
 長崎県勢では、春夏あわせて初めての優勝だったという。
 いずれにしても、全ての選手、関係者の皆さん、お疲れ様でした。
 そして、清峰高校ナイン、おめでとうございます。

 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
by figarok492na | 2009-04-02 22:02 | CLACLA日記
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