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大内力が存命だったとは知らなかった(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気、雨降りの一日。

 気温は、それほど上昇しなかったものの、湿度が高い分、じめじめっとしてあまり快ならず。

 目の周りがしばしばしたり、時折くしゃみを連発したりと、花粉症はそれなりに出る。

 朝早めに起きて、キッチンまわりの拭き掃除をすませる。

 ピアノのレイフ・オーヴェ・アンスネスとアルテミス・カルテットの演奏した、シューマンとブラームスのピアノ5重奏曲を聴く。

 午前中は、不用な書類資料類の整理に没頭する。

 ピアノのエリック・ルサージュを中心としたメンバーによるプーランクの室内楽曲全集のうち、フルート・ソナタなどの入ったほうを聴き、しばらく間を置いてから、クラウディオ・アバド指揮マーラー・チェンバー・オーケストラの演奏した、シューマンのチェロ協奏曲(ナターリャ・グートマンの独奏)とブラームスのセレナード第1番を聴く。

 『はみだしオケマンの挑戦記』を読み進める。

 その後は、依頼された仕事に没頭する。

 今日は、夕方、夕飯用の買い物に出かけただけ。
 まあ、仕方ない。

 夕飯後、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、ヤニク・ネグ・セガン指揮グラン・モントリオール・メトロポリタン管弦楽団のコンサートのライヴ録音を聴き始めたが、第1曲目のフランクの交響曲が終わったところで途中下車した。
 演奏云々かんぬん以前に、演奏会場のウィルフレッド・ペヌティエ・ホールのあまりのデッドな音質に辟易したため。
 そういえば、モントリオール交響楽団の本拠地もこのホールで、前にNHK・FMでライヴ録音を聴いたときに、やけに音の悪いホールだなあと思ったのだった。

 少しだけ間を置いて、マグダレーナ・コジェナーの歌った、モーツァルト、グルック、ミスリヴェチェクのアリア集を聴く。

 『はみだしオケマン挑戦記』を読み進める。

 依頼された仕事を少しこなしたほか、タイトルは未定でアイデアだけ思いついた短篇小説の冒頭部分の下書きとノート書きを行う。

 今日は、チロルの板チョコ・クランチ塩を食す。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!

 和歌山カレー毒殺事件の林真須美被告の死刑が確定した。

 マルクス経済学を代表する学者で、東大名誉教授の大内力が亡くなった。90歳。
 あの大内兵衛の子息で、中公文庫の『日本の歴史・24 ファシズムへの道』の執筆者でもあった。
 正直、まだ存命だったとは知らなかった。
 深く、黙祷。

 NHK交響楽団の元首席ホルン奏者、田中正大も亡くなった。70歳。
 田中さんといえば、今から20年以上も前の1988年6月5日の京都市民管弦楽団第38回定期演奏会(京都会館第2ホール)で、リヒャルト・シュトラウスのホルン協奏曲第1番のソロに接したことがあったが、梅雨時ということもあってか、やたらと音が外れてあっけにとられたことしか記憶に残っていない。
(茂木さんの『はみだしオケマン挑戦記』などを読むと、いろいろあったんだろうけどと思いもするが。でもね、あれはやっぱり…)
 深く、黙祷。

 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
by figarok492na | 2009-04-21 22:24 | CLACLA日記
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