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大きな妥協をしてはいけない(CLACLA日記)

 概してどんよりとしたお天気。
 結局、毎週恒例の洗濯をやっつけそびれてしまった。

 むわっとした感じが強く、あまり快ならず。

 朝早めに起きて、いろいろなことを考える。

 午前のうちに掃除機をかけ、キッチンまわりの拭き掃除をすませる。

 チャールズ・マッケラス指揮スコットランド室内管弦楽団の演奏した、ブラームスのセレナード第1番、第2番と、同じくチャールズ・マッケラス指揮プラハ室内管弦楽団の演奏した、モーツァルトの交響曲第25番、第28番、第29番を続けて聴く。
 マッケラスの実際の指揮には、15年以上前のケルン滞在中に、ケルンWDR交響楽団の定期演奏会で接したことがある。
 ウォルトンの交響曲第1番を中心としたイギリス音楽のプログラムで、マッケラスの劇場感覚がよく表れた演奏だったように記憶している。

 『黒澤明解題』を読み進める。
 『酔いどれ天使』、『静かなる決闘』、『野良犬』、『醜聞』、『羅生門』、『白痴』、『生きる』、『七人の侍』、『生きものの記録』、『蜘蛛巣城』、『どん底』、『隠し砦の三悪人』、『悪い奴ほどよく眠る』まで読み終えた。
(『悪い奴ほどよく眠る』のラスト近くでの加藤武の叫び、「これでいいのか、これで、いいのか」が脳裏をふとよぎる)

 それにしても、芸術活動、創作活動において小さな、いや中くらいまでのすり合わせは当然避けてはならないが、大きな妥協は絶対にやってはならないと強く思う。
 黒澤明から学ぶべき点の一つは、そのことではないか。

 久しぶりに、NHK・FMの名曲のたのしみを聴く。
 いつの間にかハイドンの特集に変わっていて、その弦楽4重奏曲第1番(ハーゲン・カルテットの演奏)、第35番(モザイク・カルテットの演奏。終楽章のフーガには、モーツァルトのアダージョとフーガを想起する)、未完の第83番(ラルキブデッリの演奏。これはCDを所有)が放送されていた。
 吉田秀和翁は、今回も矍鑠なり。
 つい、黒田恭一のことを思い出した。


 『黒澤明解題』を読み進める。
 『用心棒』、『椿三十郎』、『天国と地獄』、『赤ひげ』、『どですかでん』を読み終えたが、そういえばこの『黒澤明解題』には、いくつか細かいミスがあるんだった。
 そのことを記すのを忘れていた。
 まず、47ページの「エノケン喜劇によく出演するコメディアンたち、たとえば渡辺篤」とあるが、これはロッパ喜劇の間違いだろう。
 それか、エノケンのままとするなら中村是好とすべきだ。
(ただし渡辺篤と異なり、中村是好は、黒澤作品では『素晴らしき日曜日』にしか出ていないのではないか
 あと、211ページ、『悪い奴ほどよく眠る』の項目で、「公団総裁(森雅之)」とあり、以降総裁が繰り返されるが、森雅之演じる岩淵は公団副総裁で、総裁は文学座の三津田健が演じていたはずだ。
(余談だけど、この岩淵は終戦工作に活躍した岩淵辰雄から来ているのではないか)

 ある文芸作品を読み直す。
 声に出しながら、読み直す。

 今日は、山崎製パンのスマイルオーブン・マーラカオを食す。
 近くのグルメシティで、30パーセント引き、税込み75円になっていたもの。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!

 国連安保理が、北朝鮮の制裁を決議する。
 なるほど、だから右翼が大騒ぎしていたのか。

 イランの大統領に、現職で対米強硬派のアフマディネジャド候補(あいた、舌噛んじゃった)が再選される。
 が…。

 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
by figarok492na | 2009-06-13 22:29 | CLACLA日記
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