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南弓子さんのこと

 以前、C.T.T.上演会でその舞台に接したことのある南弓子さんに関して、本家CLACLA日記に、

こんばんわ。

ずいぶん以前に私と一緒に仕事しているダンサーを変にけなす形で批判しておられました。
それから、まれに文章を覗かせて頂いておりました。
正直、その時の文章は舞踊の批評を行うべき知識がないままに、感情的にお書きになっているように見受けられました。
やはりブログで他人を一方的に不愉快にさせたり、足りない知識で批評を行うのは宜しくないかと。影で笑われますよ。
ところで、あなたが偉そうにけなしたダンサーは、
現在も随分活躍されてますよ。ご存じですか?
執筆業ですか。大丈夫ですか?

 という、コメントをいただきました。

 これは、以前C.T.T.公演での南弓子さんのダンスの上演に関して、
>他に、ダンスも上演されたが、これについては割愛する。
 だいたい、自分の身体を白塗りにして踊っておきながら、「誰の影響を受けたかについては、自覚的ではない」といった趣旨の発言を、演出(で踊り手)の南弓子*は合評会で行っていた。
 それこそ、どの口がそんな寝惚けたことを言っているのかと、僕はほとほと呆れてしまった。
 「おふざけなさんな」の、一語だ。<
と記したことへのコメントかと思われます。
 久しぶりに読み直して、確かに厳しい物言いで、その点で感情を害されたとしたら本当に申し訳ない限りではあります。
 ただ、ここで僕自身が寝惚けたことと思い、「おふざけなさんな」と口にしているのは、彼女のダンスそのものがどうだったかではなく、彼女が自分のダンスがどこからきたものかを意識していない、ととれる発言を行ったことに疑問と疑念を抱いたことを指摘したものです。
 つまり、僕がここで日頃から記している、自分自身のオリジナリティーの在り処、先達からの影響と自己の関係についてあまりにも無頓着のように感じられたのですね。
 その点をダンスそのものと切り離して、きちんと感情的ととられないように記すべきでした。
 なお、南さんが活躍されていることは重々承知しております。
 そして、僕自身、南さんのダンスに接して心を強く動かされることがあればそれを率直に記しますし、逆に面白くないと感じれば正直にそう記すつもりでいます。
 いずれにしても、今回のご指摘ありがとうございました。
(ところで、上述した南さんに関する記事に妙な文字化けのコメントがあって削除した記憶があるのですが、こんばんはさん=とあえて記します、とそれと関係がおありでしょうか?)

 *敬称を略しているのは、南さんと面識がないためです。

 追記
 南弓子さん自身のブログを読みました。
 正直、実名でそしてこちらのことも名指しで記していただければよかったのにと、それが残念です。

 さらに追記
 ご本人のブログに、中瀬宏之の実名で、
> こんにちは。
 当方のブログにコメント、いただき本当にありがとうございます。
 また、こちらのブログの記事、拝読しました。
 当方の文章の記述によって感情を害された点、心よりお詫び申し上げます。
 もう一つお詫びすべきは、白塗りという言葉が「マイナス」のイメージでとらえらえるような書き方をしたこともお詫び申し上げます。
 当方は、山海塾は残念ながら生で観たことはありませんが、麿さんの公演にはかつて強く心を動かされたことがある人間でもあります。
 当方がなぜあのような表現を行ったかは改めて記しましたが、こちらで南さん(でしょうか?)が書かれたような意見を実名でコメントしていただくか、トラックバックいただければ、当方の問題点もより明らかになったと考えます。
 その点は、残念です。
 いずれにしても、コメント、並びにこちらでのご指摘ありがとうございました。
 心よりお礼申し上げます。<
 というコメントを行ったところ、削除されてしまいました。
 重ねて、残念です。
by figarok492na | 2009-06-24 13:38 | 観劇記録
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