昨年末に、原田熊雄述の『西園寺公と政局』<岩波書店>を読み終えていたこともあってか、ふと帝人事件のことを思い出してしまった。
そういえば、西園寺公望や原田熊雄は、当時の新聞雑誌(今でいうマスコミ)の低俗低劣ぶりを何度も厳しく批判していたのだった。
むろん、表現の自由はなんとしてでも守られなければならない。
だが、表現の自由なんて本当にあるのか?
少なくとも、今、この時代に。
声優の田の中勇が亡くなった。77歳。
田の中さんといえば、どうしても『ゲゲゲの鬼太郎』の目玉おやじということになって、僕自身すぐに「おい、鬼太郎」というあの声あのフレーズを思い出したのだけれど、『天才バカボン』の本官さん(初代)を演じていたのも、この田の中さんなのだった。
『ゲゲゲの鬼太郎』の特集だったか、オールナイトニッポンの特別番組で田の中さんがはじけていたような気がするが、これは思い違いかな?
深く、深く、深く、深く黙祷。
昨夜、母から電話がある。
多謝。
2時15分に消灯するも、金曜JUNK、加藤浩次の吠え魂を聴きながら3時ごろまで考えごとをしている。
(吠え魂をきちんと聴いたのは昨夜が初めてだったけど、けっこう面白かった。加藤さんが娘さんの話題をしているのも、なにかいい)
10時15分に起き、掃除機かけをすませる。
『不在証明』の筆入れを進め、今後の創作活動について考える。
12時39分に外出し、近くの金券ショップ・トーカイで切符を買ってから、阪急で西宮北口へ。
で、兵庫県立芸術文化センター小ホールでコンチェルト・コペンハーゲンのコンサートを聴く。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
いやあ、愉しかった。
大満足なり。
(コンサート自体は大満足だったけど、開場前の守衛さんの無愛想な態度はちょっと不愉快。大銀行の地下金庫じゃあるまいし、あんな素っ気ないむすっとした態度はないだろう。あと、ここは開場前にトイレに行くのが面倒なんだよね。加えて、舞台後方の席に行く途中やけに通りにくい場所あり。いずれもお役所仕事ゆえ?)
終演後、せっかくだからと、同じ小ホールで2月27日に予定されている、クリスティアン・ベズイデンホウトのフォルテピアノ・リサイタルのチケットを購入しておく。
これまた愉しみだ。
阪急で大宮まで戻り、グルメシティで夕飯用の買い物をすませてから、18時23分に帰宅した。
今日も寒さが厳しい。
寒い寒い寒い寒い。
皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザにはお気をつけ下さい。
夕飯後、吉田裕の『昭和天皇の終戦史』<岩波新書>のつまみ再読をする。
今日は、甘いものは食さず。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。